Last modified : 2002.01.24


リモコン用コンタクトラバー補修

リモコン用コンタクトラバー補修

リモコンの動作不良の原因として、コンタクトラバーの不良があります。
これは、消耗品ですので、仕方ない事でラバーを交換するのが一番です。

しかし、古い機種ですと、メーカーからのサービス部品も供給を終了していたりと、
なかなかそうもいきません。

ここでは、中古リモコンを分解したときに発見した、ユニークでお金の掛からない補修方法を挙げます。
作業手順 @

まず、リモコンを分解し、基板、コンタクトラバーを取り出します。

基板の接点部分を綺麗に清掃します。

作業手順 A

コンタクトラバーも綺麗に清掃します。

 

 
作業手順 B

基板に直接電源を繋ぎ、伝導性のものを当てて、基板が異常ない事を調べます。

 

作業手順 C

写真のように動作不能個所にて、発信用LEDが点いたら(または、機器の操作が出来れば)基板側は異常ありません。

問題はコンタクトラバーが原因という事です。

作業手順 D

何処の家庭でもあるのではないでしょうか。

そう、アルミ箔です。

作業手順 E

アルミ箔をコンタクトラバーのボタンの大きさに合わせて切り取ります。

作業手順 F

切り取ったアルミ箔をコンタクトラバーに接着剤で貼り付けます。

これで、修理は完了です。

特記事項 

 


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