OFC 2000年度4年生チームについて

 

現在の4年生チームは、3年生までに、町田市で優勝1回、2位2回3位1回という成績を残しました。そのときのは、「飛びぬけた1枚のエースとその仲間たち」という感じで、全員で守りエースとその相棒(現在のエース)が突破するという、一部の選手に強く依存した、小学生にはよくありがちなチームでした。

4年になり、そのエースがJリーグ下部組織のジュニアユースチームへ移籍したため、一からのチーム造りとなりました。チーム得点の7割以上をあげていたエースの抜けた穴は当然大きなものでした。幸いにことに、元々ディフェンスのチームでしたから、点は取れなくなっても点は取られないので、負け続けるようなことはありませんでした。どことやっても負けというところまで、チーム状況が落ちていたら、子供たちも、我々コーチ陣もモチベーションを保つことは難しかったかもしれません。とはいうものの、サッカーは点を取れなければ勝てません。それまでは、元エースのよき相棒として活躍した現エースも、当時は一人、前線で孤立という状態が続きました。1年前までは、5−0で勝てていた相手が、2−0でしか勝てなくなり、場合によっては0−1で負けるようになりました。

それでも、「6年生になったら、もう一度町田チャンピオンに。そして都大会へ!」を目標に、11人で攻め、11人で守るサッカーを目指し、がんばっています。絶対的なエースがいないチームは、皆ががんばらなければなりません。だれもがヒーローになるチャンスがあるのです。人任せでなく、自分もチームをささえているという意識が少しずつチームに芽生えてきています。最近になり、ようやくチーム状況にも明るい光が見え始めました。

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