シリア、第二の都市アレッポにて。 　アレッポは街の中心に中世の城塞がある美しい街で、その城塞を取り囲むようにカフェが並んでいます。そのカフェの風景からはシリアが以前、フランスの植民地であったことを実感させられます。 　このスケッチのモスクは、その城塞のすぐそばにあったものです。 　このときの旅行ではイスラム圏をイラン、トルコ、シリア、ヨルダン、イスラエル、エジプトと南下していきました。そしてこのアレッポは、トルコから南下して最初に訪れたシリアの街でした。 　シリアは旅行しやすい国であったし、それに食べ物も美味しいかったです。入国早々にアレッポのバス・ターミナルで食べたシリアのファースト・フード「シャワルマ」が懐かしい・・。 　注）シャワルマというのは、羊肉（ケバブ）をナンのようなパンでロール状に包んだ食べ物。