レオニード・コーガンは、ウクライナ出身の旧ソ連の名ヴァイオリニストです。
1951年にベルギーで開催された第1回エリザベート王妃国際コンクールに
優勝して、一躍世界に名を轟かせたヴァイオリニストで、1955年から西側で
の本格的な活動を開始、34歳の1958(昭和33)年11月には初来日しまし
た。このポストカードはこの時の名古屋市公会堂演奏会での宣伝用にCBC中
部日本放送が配布したものです。「秋最大の話題!聴き逃せぬソ連が生ん
だ世紀のヴァイオリニスト」と大きく書かれ、プログラムの一部には、ソナタ第1
番(ブラームス)、ソナタ イ長調(フランク)、ソナタ第1番(プロコフィエフ)、牧神の
午後(ドビュッシー)、バスク綺想曲(サラサーテ)などが記載されています。
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