| 日本大学の文科会系クラブが集まって、学生によるミュージカルを開催しました。
１９５９年１０月２０日に第１回を開催してから１９６８年の第１０回まで毎年１０月 ２０日に行われていました。青春の様々な問題をテーマに学生だけで作り上げた 手作りのミュージカルでした。しかし、学生運動により第１０回が最後となってしま した。 日本大学マンドリンクラブは、第２回から数名づつ、実行委員やキャストとして出 演していました。第８回、第９回、第１０回には作曲や演奏でも参加しました。 |
脚本：岡本修巳 演出：笠原鉄郎
主催：日本大学文化団体連合会
キャストとして、めぐみ役で、当時１年生の１０期 長谷川さんが
出演しています。主役級で出演したのはこれが初めてです。
ダンスキャストとして、１０期 平田(西田)さんと１０期 伊藤さんが
出演しました。
| 星がことばを話せばいい
花がささやきかければいい 鳥が話しかければいい 風がフルートをふけばいい 雨がトレモロをひけばいい 何もかも何もかも 歌いだせばいい |
後ろで踊っている左側が伊藤(10)、右側が西田(平田)(10)です。
初めてでしょうから大変だったようです。足は上っていませんね。
なにしろ珠算部、釣り部、英語部 等々ですので、戸惑いながらの練習、練習の毎日です。
台本読み合わせ 製作局の方々
| 【天使のために】
作詞：岡本修巳 作曲：熊谷秀臣 １．さりげなく あるいてた人が ふと立ち停る ふり返る その前にひらける暗い未来 ああ- 君の歩む道は いまひらく いま 道を開く 天使のために ２．さりげなく 立ち停る人が ふと歩きだし ふり返る その後にのこる明るい未来 ああ- 君の歩む道は いまひらく いま 道を開く 天使のために |
| 【天使のために】 ものがたり概要
潮鳴りの聞こえる、とある小さな別荘に項目の一人の美しい天使が住 んでいました。そこへ陽気な七人の仲間がやって来たのです。キャプテ ン、ルック、計算機、メランコリ、シャレ、モード、たそがれ、それが彼ら の名前。 陽気な七人の仲間は、狭い日本に、いやなことのたくさんある日本に 住み飽き、見切りをつけて、日本脱出を計画している野郎さん達です。 陽気な七人の仲間は英雄ではありません。あなたのホラすぐ隣に居る 彼と同じ、ただの日本人です。彼が日本に住み飽き、見切りをつけて、 日本を脱出しようというのです。あなたも何か感じませんか？ そうしたら、歌いながらそれを考えて下さい。その時からこのミュージ カルのストーリーは始まるのです。 さあ、幕は上がりました。あなたが演技し、あなたが歌い、あなたが踊 るのです。 |
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