ようこそ宮田マンドリン記念館へ
宮田マンドリン記念館 館長 宮田蝶子
ようこそ宮田マンドリン記念館へお越し下さいました。
宮田マンドリンの歴史を発祥から現在に至るまで、数々の資料を展示しております。ご
ゆっくりご覧下さい。
明治の末のある日、二人の兄弟は、欧州帰りの父からお土産として楽器をもらいました。
マンドリンを貰った兄は宮田信義、ハーモニカを貰った弟は宮田東峰。二人は美しい音色
の楽器に夢中になり、何とかしてこの音色を日本中に流そうではないかと誓い合ったので
した。
宮田信義は、こよなくマンドリンを愛し、各方面への技術指導を行う中で、多くの門下生を
生み出しました。
また、長男の宮田俊一郎もマンドリンを教えながら、教則本や多くの作曲や編曲を行い、
マンドリン音楽を誰もが親しめるようにしてまいりました。
宮田俊一郎は結婚し、吉子夫人もマンドリンを演奏するようになりました。次女 蝶子は
父の意思を継ぎ、現在プロとして活躍中です。
この宮田マンドリン記念館は、マンドリンを弾く方々ばかりでなく、一人でも多くの方がマ
ンドリン音楽を理解し、愛していただける様に願っております。
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