
NSZAK Home Page! / FreeBSD /Free BSD
2.2.6
Free BSD 2.2.6のインストールメモ
|RETURN|
FreeBSD 2.2.6をインストールしました。以下に簡単に手順のメモを示します。パッケージが良いですね。
充実していて、いろいろ試せます。インストールの最初のパーテションの割付が戸惑いました。しかし、数回やり
直せば上手く行きます。
- 準備(必要なファイルなど)
- 参考資料
- インストールと初期設定:
- UnixUser誌’97/8、ソフトバンク、 pp.36-56 「FreeBSD2.2.2Rを導入しよう」
- UnixUser誌’98/11、ソフトバンク、 pp.25-60 「FreeBSD2.2.7Rで行こう」
- 細部設定:
- 「ここまでできるFreeBSDパワーガイド(FreeBSD2.2R対応」、青山、霜山、仲道、山中著、秀和システム
- 国内のFreeBSDのホームページ、インストール、カーネルConfigにGood。ドキュメントの訳があるので、楽です。感謝!
- インストール環境
- このホームページのコンピュータのページを参考に。
- CPU:AMD K6/233
- メモリ:64MB
- HDD:IDE#0のスレーブ(Quantum、FBEL 5.1AT)
- CD−ROM:IDE#1のマスター(Mitsumi、FX240S,IRQ=15)
- ビデオカード:ASUS 3DP-V375DX(4MB)
- Etherカード:Planet、ENW-240IP-T/2T、IRQ=5、I/OBase=320H
- キーボード:USキー(面倒な設定不要で便利です。特に、記号)
- ブートフロッピーの作成
- WindowsまたはDOSを立ち上げ、CR-ROMの/floppies/boot.flpと/tools/rawrite.exeで
- >rawrite.exe<cr>として
- ソースファイル名、「boot.flp」 とドライブ名、「:a」を入力するとFDへ書き込む。
- HDDの準備
- FreeBSDをインストールする、パーテションをCD-ROMの/tools/pfdisk.exeを使い確保する。これって、慣れないとデータが消える危険があり厄介な作業です。消えてもいいと思えば、またはバックアップをとっていれば恐いもの無しです。
- pfdisk.exe 1<cr>・・・・1は2つめのドライブ(IDE#0のスレーブ)指定
- part# id# first-cyl# last-cyl#を入力
- part#:パーテションの番号(1-4のいずれか、使っていないところを使う)
- id#:6でOK(DOSパーテションとする)
- first-cyl#:現在使っている最後の番号+1
- last-cyl#:(last-cyl#)と(first-cyl#)の差が容量、今回175で1.4GByteを確保。
- パーテション番号を覚えておきましょう。ブートディスクでもできます。
- ブート&インストール
- CR-ROMをセットして、ブートFDを入れReset。
- すると、いろいろでてきて、「Boot=」とでるので<cr>をいれる。
- するとまたいろいろでてきてメニューらしき画面になる。
- Skip Kernel Configuration and Continue with installation.を選択<cr>。
- すると、Probing devicesなどと現れるので、「q」→「s」で抜ける。
- 色付きメニューでHDD割付(Fdisk Partition Editor)
- Welcom FreeBSD[2.2.6R]とでたら、「5.Novie」をカーソルで選択し、<cr>。
- 「Select Drive」になるので、「wd1」(IDE#0のスレーブ、マスタはwd0)を選択。
- 続いて、「Fdisk」のモードになりパーテション情報が表示される。先ほど分割したパーテションをSize(1.4GB)とEndとPType(6)で確認する。
- そこが、Descが「unused」ならOK。
- 「c」→すべて→コード「165」を入力しパーテションをFreeBSDにすべて割り当てる。
- このあと、このパーテションを/、/usr、/tmp、/varなどスライスに分ける。
- Boot Managerのセット
- Boot切替えにSystem Commanderを使っているので、「Standard MBR」を選択しました。カーソルで選んで<cr>。
- FreeBSD Disklabel Editor(/、/var、/usr・・の設定)
- 「c」を入力して、「40M」→「FS」→「/」選択でルートを確保。同様に、
- 「c」→「128M」→「swap」
- 「c」→「800M」→「FS」→「/usr」
- 「c」→「40M」→「FS」→「/var]
- 「c」→「30M」→「FS」→「/tmp」
- 「c」→「残り指定」→「FS」→「/usr」で終わり、「q」→「s」。
- 各スライスの容量は、使い方により変わりますが、アプリケーションをかなり入れて大丈夫でしょう。これで、入れ物が設定された。
- 配布ファイルの選択(Choose Distributions)
- とりあえず「2.X-Developer」を選択。
- Xfree86の配布選択、[Base]はbin,cfg,doc,libを<space>で選択。
- [Server]は、VGA16とS3VRG系を選択。
- [DES]は、選択しません。
- 「Choose Instalation Media」にて、インストールのメディアを、「1.CR-ROM」に指定。
- あと自動でインストールを実行します。終了すると、システムのコンフィギュレーションになります。これは、7で「5.Novice」を選択した変わりに「c.Configure」を選択してもできます。
- 必要なものはあとでも、ルートで、「/stand/sysinstall」でインストールできます。
- 基本システムのインストールの完了
- 無事、インストールがうまく終了すると、「Congraturations! You now have
FreeBSD installed」と表示される。次は、細かな設定をする。
- システムコンフィギュレーション
- Keymap→「Japanese 106」、「us keymap」など使用キーに合わせる。
- Repaet:キー入力リピート設定、Screen saver:スクリーンセーバーの設定デフォルトでもいいと思います。
- -
- Time Zone→「Select local UTC(Greenwich Mean Time) clock」を「No」
- Time Zone Select→「5.Asia」→「17.Japan」とする。
- -
- Please Configure your mouse→「1.Type」→「Auto」で自動判別として、
- 「2.Port」→「PS/2」を選択。
- 「3.Enable」、「4.Disable」は実行しなくても可。テストしたければ実行。
- -
- Root passwor→2度入力(英字+数字、英字など8文字以下が適当)。これがルートでのパスワードとなる、必須です。忘れるな。
- -
- その他、network、Xサーバー、packages collectio関係などの設定があるが、Cancelでも可、後で設定しましょう。
- user account、FreeBSD registerはCancelで可。後で設定しましょう。
- その他、rootで/stand/sysinstall→c.Configureで後でも設定できる。また、ネットワークは、/etc/rc.confファイルで設定可能。
- 設定の終了(再起動)
- 以上、行うと再び設定メニューに移るか聞いてくるので、設定し直しなら「Yes」、終了なら「No」として、「Exit」で抜けていく。
- コンソールのルートプロンプト(#)になったら、「shutdown -r now<cr>」で再起動。
- これで、うまく立ち上がればOK、環境、アプリケーションの設定をする。
Return FreeBSD
Copyright
(C) http://www7b.biglobe.ne.jp/~nszak-bee/
(nszak@sun-inet.or.jp) All Rights Reserved.Last-Madified:
OCt.,23 '98