オーディオ・アンプの自作
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オーディオアンプの自作に挑戦してみました。
TA1552Q、TA1101B、TA2020-020、TA7252AP、LM380-BTL、PreAmp:JRC4558B、NJM317
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◆[40] TA1101B(10Wx2、Apple社製改造版)+TONE回路
・TA1101B(トライパス社製、10Wx2デジタルアンプ)を搭載している、Apple PoweMac用の外付アンプに
 トーンコントロールアンプを追加。電源も12VでTA1101Bと共通にできます。
・秋月電子で購入(\700)でこのコンパクトサイズで、この音であればハイ・パフォーマンスの1品。
・Webで、「TA1101B」のキーワードで探すか。下記の”RUUの不定期日記” HPを参考にしました。
       このHPに従い改造をして小箱に入れました。
----MacアンプTA110B改造は、キーワード:TA110Bで検索するとヒットします。
RUUの不定期日記: http://rof-factory.sytes.net/weblog_R/diarypro/index.cgi?no=69&continue=on   
秋月のUSBオーディオモ・・改造する: http://nullpoarchives.orz.hm/uac3552a_usbkaizou.html
秋月: http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02404/
----トーンコントロールアンプ製作の参考ページ   
電子マスカット:http://www.zea.jp/audio/auamp/auamp_01.htm

  (注意点)
  (1)入力のRCAコネクタ−VR間のマイナス(−)側は、R/LそれぞれでVRに接続。
     (コネクタ側でL,Rのマイナス(−)を1本にするとハム音が発生)
  (2)トーンのR,C回路は、VR部で空中配線(細かな配線作業でちょっとてこずります。)
  (3)トーンが効きくので、スピーカー、部屋の状況で音質を調整可能になった。 
 

  内部配置(拡大) → [拡大写真内部]

 基板裏面配線(拡大) → [拡大写真裏面]

パネル面のレイアウト図(拡大) → [拡大写真裏面]

配線ブロック図(拡大) → [拡大写真裏面]


◆[30] 出力電圧可変 NJM317 安定化電源製作
・実験用の出力可変電圧の安定化電源を作りました。以前に購入していた、秋月電子のキットです。
・NJM317、3端子レギュレータを使用。仕様上、+1.25V〜35V/max1.5A(15Wmax)の能力が有ります。
・手持ち電源トランス(24V/0.5A;HST-2405、INSTANT)ですので、実際の能力は1V〜20V/0.5A程度です。
・基板製作は、部品点数が少なく、極性を間違えなければOK。部品を集めても点数も少なく、容易です。
  悩むのは、電圧のレンジ切り替えをセレクトSWでなく、手持ちのスナップSW2個でやろうとしたので
  抵抗選定や、アレンジにいろいろ試行錯誤をしました。 High/Low切り替えとStep1,2,3で
  1V〜8V、5V〜12V、10V〜17V、13V〜20Vのレンジ幅でSWの切り替えがちょっと複雑。
・電子回路のテスト、実験には十分と考えています。
  固定出力±12V、+5V用をスイッチング・レギュレターを利用して作ろうと思っています。
・製作は、ケース(TAKACHI、CU-14N)可能の電圧計用の大穴とネジ位置加工が厄介でした。
  レタリングは、写っていませんが、ちょっと失敗。
・放熱器は、付属のものを利用しましたが、ケース底部に付けても良かったかな。

・1V〜20V/4レンジ切り替え
 ちょっと設定が直感的でなく厄介です
 電圧計があるからいいですが。
・レンジ切り替え、スナップSWx2個
・1kΩ-VR、端子、PL用ネオン管
 フューズ(1A)
  参考図、回路図 → 回路
  参考図、ケース寸法 → 寸法
・内部の写真→[内部の写真の拡大]


◆[20] TA2020-20(デジタルアンプ、20W/4Ω)
・TA2020-020、Tripath社のデジタルアンプです。KITで製作しました。個別に部品を集めるのが手間なので。
・共立電子のKIT(WP-2020AMP-B、ワンダーキットプロダクト)を購入。
・出力は、13W/8Ωです・普通のスピーカーセットなのでこれ。(4Ωでは、倍の20Wでます。)
・電源は、ノートパソコンの中古の電源アダプター12V/3.5A(容量は十分、2.5Aでも十分)1000円程度で購入。
  4700μF/16Vを2個使い平滑化しています。こんなに容量は必要ないと思いながら世間並みにしてみました。
  アンプ本体としては、電源電圧:8.5V〜14.6Vまでいけます。
・TA2020で検索すると多くの先人のページがみつかり、参考にすると良いでしょう。
  実は、これらのページを見ていて作りたくなって作りました。
・音は、色々なHPに載っているように、フラット広域まで伸びてクリアです。スピーカーによる印象もつよいでしょうが。
・デジタルアンプの魅力は、発熱が少なく小型化で効率的なところが魅力と思っています。
部品点数も少なく、基板の製作は比較的簡単です。
フロントパネルのスイッチは、電源、スピーカーと
入力が2チャンネル切り替えできるようにして
有ります。
VRは、2連-10KAタイプを使っています。
放熱器は、付けていません。('11/11/06)
[内部の写真の拡大]

◆[10] LM380-BTL(LM380 4個ICによるBTL:Bridged Transformer Less、8W出力)
・LM380-BTL接続によるアンプを作成しました。部品は、20個程度で製作、チェックが簡単です。
・ICチップは、200円弱/1個程度で安価です。コストパフォーマンスは大変いいと思います。
・部品は、若松通商、共立エレショップ、マルツパーツ館、秋月電子などで購入可。電源は、ACアダプターのDC.12Vを利用。
・参考資料:オーディオ&ラジオ完全自作(電波新聞社)の”8W LM380BTLアンプ”、pp.112をもとに製作しました。
・製作でのトラブル。 1.入力の極性間違い。2.入力のテストでの抵抗のとり忘れで音が可変VRを少し動かしただけでひずみました。
・  半年位わからずそのままでしたが、思い出しチェックして直したしだいです。
・  改良点、そのままでは入力が大きく可変VRの回転が1/8回転もできないので、VRの抵抗値を10kΩ→50kΩAにしたほうがいい。
・試聴すると、ハム音、ノイズもなく簡単ですばらしい。初めて作るならこれがベスト。(部品点数が少なく、音はGood!)。

ハムノイズもなく、簡単ですばらしい音。
※入力が10kΩVRでは調節できないので、
 暫定で、VRに22kΩ抵抗を入れて有ります。
※放熱器は必要有りません。普通に聴く
くらいならほんのり温かいくらいです。大出力で
でも使えるように買ったので、付けてみました。
ICは16pinと8pinがあり、16pinの方が放熱に
有利です(基板に逃がすとき)。
※パネルのジャックとSPのSWはダミーです。
フロントのヘッドフォン切り替えに使おうと
思いましたが止め。('11/10/23)
[内部の写真の拡大]

◆[01] TA7252AP(秋月電子、キット)
・安価に作くる、またはじめてのアンプ工作なので、キットにしました。
・キットがなかったので完成品を通信販売購入。(\780x2)
・電源:DC9〜18V/0.3A〜1.5A、 出力:5.9W/4ohm程度。
・電源は、IBMパソコン用の中古ACアダプタを使用(16V/3.5A、十分な容量、\900)
・問題点:ハムノイズが耳につく。コンデンサのフィルターなどで簡単には取れていません
・MP3プレーをつないでも増幅率が高いので音量が出ます。
ハムノイズが治まりません。
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◆[02]TDA1552Q(18Wx2、フィリップス社)によるオーディオアンプ
・今回は、キットでなく部品集めからやりラグ板での配線で作りました。
・参考文献:オーディオ&ラジオ完全自作(電波新聞社)
・電源:DC6〜18V/ピーク4A、 出力:18Wx2/4ohm程度。
・電源は、IBMパソコン用の中古ACアダプタを使用(16V/3.5A、十分な容量、\900)
・電源投入ポップノイズもなく、いい感じです。文献のほぼデッドコピーで作りました。
      ただし、入力はA/B切替、SPアウトもA/B切替できるようトグルSWを追加しています。
.
部品点数も少なく、ラグ板の配線で済ます
ことができます。
放熱板は、余ったアルミ材を付けて
あります。アナログタイプのアンプなので
発熱はあるので、放熱用の穴がケースに
あけてあります。
前面SWは、電源、入力切替、スピーカー
切替用です。配線はきれいではありま
せんがこの程度でも、ノイズがほとんで
ありません。
[内部の写真の拡大]
◆[03] TA1101B(10Wx2、Apple社製USBオーディオアンプ改造版)
・TA1101B(トライパス社製、10Wx2デジタルアンプ)を搭載している、Apple PoweMac用の外付アンプ。
・電源:DC8.5〜13.2V、DC12V(IBMのパソコン用電源を流用)。
・秋月電子で購入(\700)でこのコンパクトサイズで、この音であればハイ・パフォーマンスの1品。
・Webで、「TA1101B」のキーワードで探すか。下記の”RUUの不定期日記” HPを参考にしました。
       このHPに従い改造をして小箱に入れました。
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RUUの不定期日記: http://rof-factory.sytes.net/weblog_R/diarypro/index.cgi?no=69&continue=on
秋月: http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02404/
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・この基板には、TA1101B・デジタルアンプ、UAC3552A・USB-DAC、LTC1735C・昇圧回路(5V→12V)付き。
・小箱:12.5x6.5x3.5cm3でどこにでも置けます。見栄えはしませんが。デジタルの為発熱もほとんど無し。
・感想:下記の人気のデジタルアンプTA2020-020Bと同じ程度に良いです。
     素子が小さいのではんだ付けが難しく。表面実装のため素子除去にはんだゴテの2丁使いとなります。
小型コンパクトで、低発熱です。
念のため放熱用の穴はあけてあります。
(連続、大音量でなければ、ほとんどいらないと思います。)
一応、USBからの入力も使えるようには設けています。
[内部の写真の拡大]


◆[04] 最後に

皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。稚拙な工作、出来栄えですが音はちゃんと鳴ります。
やってみて面倒、楽しみ?なのは、ケースデザインです。使っていくには重要な要素と思います。
やっていくうちに台数をこなすと穴あけ、取り付け、デザイン等、巧くなっていくのが実感できます。
道具もそろえたくなります。特に大きな穴を明けるには、電動ドリルの威力はすごいと実感!?
(始めは、ハンドドリルでゴリゴリやり、リーマーでごしごしでした。)
     まだ、TA2020-020、LM380-BTL、PreAmp:JRC4558Bにも挑戦していますのでまたアップします。
以上

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