装飾 ブータンでの設置事例
 外務省から中小企業を対象した「平成24年度政府開発援助海外経済協力事業委託費による途上国政府への普及事業」において、毛管浄化システム株式会社がブータンを対象とした企画が採用され、「小規模生活排水処理施設による河川の水質改善及び生活改善事業」として、土壌浄化法による汚水処理施設をティンプーの高校にモデル施設として建設している。
 パロの個人宅に設置した土壌浄化法
(雑排水用ニイミトレンチ+悪臭防止土壌脱臭床)
 1)雑排水を浄化するための
   ニイミトレンチ
国際空港パロ市は、下水道は未整備。個人住宅は雑排水垂れ流し。ニイミトレンチにより解決
 2)水洗トイレのセプティック
   タンクの土壌脱臭床
水洗トイレはセプティックタンクへ、悪臭は、臭突により大気拡散。土壌脱臭床により解決
トレンチと脱臭床
ティンプーの高等学校に設置した土壌浄化法
(沈殿分離槽+ニイミトレンチ)

 高等学校のトイレの環境状況は最悪、環境教育が必要。教育等から分離して、外の建物にトイレはある。平成24年度の受託事業では、教員トイレを対象に土壌浄化法の処理施設を設置している。省エネルギー型処理技術の、沈殿分離槽の1m3の大きさと、ニイミトレンチ5mを2本設置
沈殿分離槽とトレンチ
  JICAから中小企業を対象した「普及・実証事業」において、毛管浄化システム株式会社がブータンを対象とした企画が採用された。
ブータンでモデル施設を建設、それにあわせ土壌浄化法のセミナーと住民説明会、処理場の見学会等が行われた。
ティンプーHEJO地区の土壌浄化法の処理場
(スリムニイミシステム)
HEJO処理場
2019年2月ブータン王国ティンプー市HEJO 地区に100m3/日規模のモデル施設を設置。 処理場の管理棟はブータン伝統様式で、ブロワーや制御盤は資材は日本の処理場と同じものを使用している。