/ポストカード音楽会

 

エクセルデータ

 

  は  コレクションカードのデーターを エクセルに入力しています。

ちょうどコレクション開始時にパソコンを入手し

タイミングもぴったりだったのです。

というより そのパソコンで何かやってみたくて、

正式に宣言したコレクションだったのかも知れません。

ニワトリが先か  たまごが先か のようですが

しかし これは相乗効果あり。

 たちまち カードを集める楽しみと  

パソコンにカードのデータを入力して管理する面白さに

すっかりハマッてしまいました。 

入手した順番に エントリーナンバーをつけ 

作者 題名 制作年 楽器ジャンル 入手日 入手先 あれば所蔵美術館

などの情報を 入力します。

エントリーナンバーは そのままコレクション枚数のカウントになります。

このエクセルデータ管理法は   のオリジナル。

(ここからちょっと 自慢モードに入りますので ご注意ください)

エクセルのフィルター機能を活用すれば さまざまなことができます。

たとえば 作者別に取り出して

その作者のカードが何枚あるのか どんな作品があるのか

一瞬で 知ることができる。

楽器ジャンル別に取り出して それぞれの楽器別枚数を 即 集計できる。

ムーミン とか 最後の審判 とか 主人公別 主題別 に取り出すこともできる。

美術館別 に取り出し

これから海外を訪れる協力者に 参考資料として提出する。

これは よほどの人にしか頼めないため そんなには活用されませんでしたが

最近では 自分用の参考資料として 大いに役立つようになりました。

お世話になっている協力者に 

これまでの提供カード一覧を コピーアウトして 深く感謝する。

ほとんどの場合 えーこんなにいっぱい協力したんだっけ と驚かれます。 

だから ありがとっ! てば。

データの入手日入手先(場所)は

そのまま  の日記&旅の記録。

データをみると カードを入手した時の状況が ありありと蘇ります。

月日とともに変っていく 街の様子

消えたショップ 新しいショップの動向なども おのずと記録されます。

作者の名前を入力する時

すでに入力済みのものは 表示してくれる機能があるので

あ、これって 以前入手したあのカードと同じ作者なんだ と気づく。

エトセトラ エトセトラ・・・

 枚数を伸ばした今では このエクセルデータは 

コレクションを あらゆる角度から 瞬時に分析してくれる 

有能な秘書として 大活躍してくれています。

さらに 年齢も伸ばした昨今では 

膨大な数のコレクションの全貌を 把握するのは 

至難の業となってきましたので

このエクセル管理法は

 本当に良いアイデアだった! と自負しています。

 初期のころ 改善した点は

カードにも エントリー番号を控えることでした。

三年さかのぼっての作業で とても骨が折れましたが

やっただけの価値は ありました。

というか これだけの枚数になった今では それは必須事項。

あの時 気づいて 本当にラッキーでした。

 

 

あ これで 完璧なデータ管理!

と すっかり 悦に入っていたところ 

突然 パソコンが破壊するというアクシデントに見舞われました。

バックアップしていなかった分の データが消えてしまい

80枚ほど再入力し直し 復元させるのに たいへんな思いをしました。

パソコン相手では こういった不安は常につきまとうので

完璧なバックアップ体制を取る方法を 教えてもらいました。 

外付けハードディスク2つに データを保存する方法です。

これで万全! と 安心していたのですが

7000枚を突破したころ 今度はエクセル自体に 問題が発生しました。

調べものをしようと とある作者をオートフィルターにかけた時のことでした。

抽出された作者のカードに  エントリー番号が連動しないで表示されました。

ん? なんか変 と フィルターを解除したのですが  

なぜか 中途半端な解除になり 全体表示されません。

あわてて いろいろやってみたのですが 

やればやるほど どんどん データー表示がおかしくなりました。

 ど どーしよう・・・  

エクセルが完全に おばか になっちゃった!

頭の中が真っ白 とは こういうことです。

そうだ、 このめちゃくちゃなデータは 

『変更を保存しない』 にすればいい と思ったのですが

保存しない はずのデータが 狂ったまま保存されてしまい

 (パニック状態だったので操作ミスか?)

二つの外付けのバックアップも 全部 狂ったまま保存されてしまったのです。

あ〜〜 もうだめだ・・・ 

データが完全に 破壊してしまった!

十何年もかけて 7000枚以上打ち込だデータの詳細を 

また一から 復元できるはずは ありません。

とくに 入手日と入手先。

コレクションしてきた歴史が すべて消えてしまったのなら

7000枚以上のカードは 

ただ そこに存在している だけになってしまいます。

  は この時 初めて自覚したのですが 

このデータを失うということは 

すなわち コレクションする意味を失う と同じでした。

カードコレクションは  もう これでお終いにしよう・・・

そう覚悟しました。

にもかかわらず まだコレクションを続けているのは

データが 不死鳥のように 蘇ってくれたからでした。

 じつは その少し前に パソコンの機種を変更していて

古いパソコン内に このエクセルデータが 

かろうじて まだ残されていたのを 発見したのです。

 ラッキーだった ともいえますが

もしかしたら 古い機種で作成したエクセルデータを 

新機種に移行したための 不具合だったのかもしれません。

 結局 失われたのは パソコン変更後の100枚程度と判明

これくらいならなんとかなりそうと 気持ちを立て直し

狂ったエクセルデータも なんとか活用しながら 

四苦八苦して復元させたのですが

この時のことを思い出すたび 恐怖心が襲ってきます。

それにしても エクセルって 

7000以上のものを 繰り返し オートフィルターにかけるのは 

負担なのでしょうか。

ふつーそんな使い方はしないでしょ、 という意見もあります。

でも エクセルには データ1万件くらいまでは 絶対 耐えてほしいのです。 

がんばれ! エクセル!!

この有能な秘書が また突然 おばか になったらどうすればいいのか?

一抹の不安を抱きながらの エクセル管理は ストレスありすぎです。

 

 

その解決法として

保存ファイルを パソコン内に二つ作っておき

一方を操作して データが崩れることがあっても

もう一つのバックアップファイルが存在していれば大丈夫

 との アドヴァイスを もらいました。

たとえ パソコンが破壊したとしても 二重のバックアップ体制をとり

たとえ エクセルが破壊したとしても 二重の保存ファイルを作っておく。

さあ 

これでも まだ何か 問題が起きますか?

 

 

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