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札幌・江別の「のっぽろカウンセリング研究室」です。治療的アセスメントとは、心理テストを使った短期的なカウンセリングのことです。長期の面接を望まない方、心の健康チェックをしたい方、自分の性格に何か問題があるのかもしれないと考える方などに最適と思います。
特に、自分は何も困難を抱えているわけではないが、年に一度くらいは、歯医者さんで歯をチェックするようにして、心の健康度をチェックしてみたいという方はご利用ください。
この方法「治療的アセスメント」は、アメリカのスティーヴン・フィンによって考案されました。とてもよい方法と思い、彼の本を日本語に翻訳して出版したり、自分もこの方法を研究したりしています。
手順はとてもシンプルです。
@まず、自分が問題意識として持っていることや気になること、つまり心理テストから知りたいことをいくつか聞かせて頂きます。
たとえば、「どうして私は自分に自信がないんだろう」、「自分は本当に内向的な性格なのかな」、「人から生意気って言われるけどそんなはずはない」、「どうして地味な服ばかり着てしまうのかな」、「気がつくといつも同じタイプの人(彼、彼女)と付き合って、喧嘩ばかりしてるのはどうしてなのかな」などです。
A次に、日を改めてテストを行います。
テストを何種類かやって頂きます。人によって異なるのですが、1時間から2時間を要します。もしも一回で予定の心理テストがすべてできない場合は、また日を改めて行うことになります。
B結果について二人で話し合います。
あらかじめ聞いていたテストから知りたいことに対して、まず私なりにお答えします。あなたはそれに対して、感想や意見を述べてください。さらに、簡単なトレーニングをしたり、ロールプレーをしたりして、問題点をさらに深めて考えて行く場合もあります。いずれにせよ、私から一方的に結果を聞くのではなく、積極的に参加して頂く必要があります。
このカウンセリングとしての話し合いは一回で終わることもありますが、たいてい二回に分けて、時間をかけて行われます。
以上が、基本的な手順です。最少で4回 (@初回面接→Aテストから知りたいことを話し合う面接→B心理テスト→C結果の話し合い)、最大で6〜7回
(@初回面接→Aテストから知りたいことを話し合う面接→B心理テスト→C心理テスト→D結果の話し合い→E結果の話し合い) の、とても短期的な心理療法です。
江別など札幌圏のメンタルヘルスのために