@ A B
H
@下塗り胡粉8gに膠16ccを加え、よく練って平筆で丁寧に塗っていきます。
A 1 度塗って乾いたらまた塗りを繰り返します。
B 最後によく乾いたら、120番程度の紙やすりで表面をならします。
C 上塗り胡粉4gに水干絵具の黄土、赤、青などと膠8ccと水適量をを加え、良く練ってと
おしで濾し、平筆で丁寧に上塗りします。
D 最後にたたき筆などで、梨地を打ちます。
@AB CD
@上塗りをした面に古色付けをします。どこにどれくらいの濃さで古色が入っているかを日頃からよく能面を 観察しておいて、むらができないように、面のふち周りから、ケーキカラーで作った色を布で入れていきます。この時、鼻の孔や周りなど布で入れにくいところは筆で入れます。
A古色が入ったら、肌の色を付けていきます。これも、古色同様にケーキカラーで肌色を作り、面のふち周り からグラデーションに注意して布で入れていきます。ここも古色同様に筆で入れるところもしっかり入れます。
B肌色を入れ終わったらいよいよ仕上げ段階です。歯、眼に墨を入れ、唇に紅を入れていきます。
Cさて本当の最終段階です。眉を筆で書いていきます。中心は濃く周りは薄くグラデーションに注意して書いていきます。最後に髪を墨で書いて出来上がりです。必要に応じて、濡らした古布を固く絞り研ぎも行います。
@ A B
能面は彩色まで出来たら完成ではありません、何度も見直し、濃淡をつけて面に表情をつけて完成となります。詳しくは教室でお教えます
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面愉会 主宰者 松本洋一
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