「土の人」
誰でも生まれ育った故郷での原風景や原体験は大きい。
私は北海道の東部、オホーツク海、サロマ湖に近い「芭露原野」の農家に生まれ育った。
およそ日本の地名とは思えないが「ばろう」と読む。事実、周辺環境や自然景観もまた日本離れしており、当時、周辺には原始のままの森林や河川など子供にとっては未知の世界が沢山広がっていた。
そんな野や山を走り回り、典型的な自然児、「土の人」として育った。
「風の人」
ところが就職して思いもかけず「風の人」になってしまい、数十年間、日本中を転勤し、時には世界中を出張して廻ることとなった。
しかし、大地と自然にかかわって生きていきたいという心の原点にあるものは変わらない。
何処へ行っても、自然に親しむために野山を歩き回り、その風土を象徴する地元の人「土の人」と愉快に付き合わせていただいた。
ところが、何処へ行っても自然環境問題に遭遇してしまう。
当初は「村づくり対策」や「地域活性化対策」において全国各地の事例を調査する中で、経済だけではない、自然環境や風土・歴史文化等の要素が想像以上に重要であることを実感した。
その後、各地の湖沼環境、農業集落排水など水質問題にかかわり、現場では児島湖の水辺環境、大和高原の「ダルマガエル保護対策」、ダム水没地の「希少動植物保護対策」などに直接取り組んできた。
最近ではニュータウン開発で取り残された自宅周辺の里山活動などにかかわってきた。
ある時は本来業務として取り組み、ある時は少しはみ出し、ある時は完全な私人としてかかわることもあった。
「野の人」
2008年、ようやく転勤から開放されて東京郊外の自宅に戻った。
「土の人」「野の人」に戻るチャンスでもある。
自然環境問題について、これまでかかわってきたことを含めて、改めて足元を見つめ直し、今度は「野の人」の視点で継続していきたいと考えている。
まずは遊び心で「[野に遊ぶ」、じっくりと観察し「野に学び」、多くの仲間と一緒に「野に集い」取り組んでいきたいと思っている。
そんな思いで、このホームページを手つくりしてみました。
1951年生まれ 北海道出身
茨城県守谷市在住
守谷里山ネットワーク代表、立沢里山の会会長
守谷市環境審議会、景観審議会委員
NPO美しい田園21, 自称「野遊び迷人」
(資格)
一級ビオトープ管理士
環境再生医(上級)
木育インストラクター
技術士(総合監理部門、農業部門)
浄化槽(設備士、管理士、管理技術者)
測量士,小型車両系建設機械
(趣味)
スコップ、チェンソー、土木・大工作業、ユンボ(重機)操作が特技
酒とアウトドアは何でもこい
頭より体を動かすのが大好き
昔は野球、バレーボール、駅伝、ゴルフ、スケート、登山など
今はゴルフクラブをスコップに持ちかえ、ビオトープつくり
無理して走らず、あちこち歩き廻ること(徘徊ではありません!)
かろうじてスキー(スノボー)、テニスはマイペースで継続
最近は腰痛対策が変じて、ロードバイクに挑戦!
故郷のサロマ湖を手始めに、日本三大湖の霞ヶ浦、琵琶湖などを周回
パソコンたたくより土方仕事で汗を流すこと
このホームページも素人作業で四苦八苦