2018.3.10 広島県北広島町・安芸太田町 樽床ダム~聖山 往復 & 深入山中腹

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満足度:聖山 ☆☆ 深入山 ☆☆☆  スキーギア:幅広板+プラブーツ・ノンシール

時間の記録
樽床ダム横(750m)10:51 十文字峠(915m)11:35/36 聖山(1113m 山頂やや西)12:14/16 南面滑降・登り返し 山頂12:37/50 十文字峠13:04/05 樽床ダム駐車場13:30

コースタイム (  )が区間の所要時間 < >はその地点の休憩等
登り 樽床ダム(44分)十文字峠<1分>(38分)山頂 合計1時間23分 山頂一帯<36分>(休憩15分・南面往復21分)
降り 山頂(14分)十文字峠<1分>(25分)樽床ダム 合計40分  総合計2時間39分
深入山中腹 いこいの村790m(8分)840m(1分)800m(25分)975m<1分>(4分)790m(3分)いこいの村 合計42分(14:25~15:07)

山行概要
 西中国山地の山々、特に広島県及び県境近くの山にはだいたいスキーで足跡を残してきた。西(南)側からあげれば、十種ヶ峰、法華山、羅漢山、大峰山、鬼ヶ城山、右谷山、寂地山、冠山、小室井山、 十方山、三ツ倉、丸子頭、五里山、焼杉山、恐羅漢山、中ノ川山、高岳、嶽、深入山、臥竜山、掛頭山、大佐山、大漬山、雲月山、中野冠山、高杉山、天狗石山、三ツ石山、阿佐山、畳山、寒曳山、龍頭山。 広島県の山でリストにない主な山としては、砥石郷山と聖山くらいだろうか。砥石郷山はすぐ隣の恐羅漢山と比べると山スキーの山としてはみすぼらしく思われるが、聖山は標高こそ低いものの稜線が つながっている高岳よりは高いし、傾斜は緩やかでスキー向きにも思われる。樽床ダムまで車が入ればアプローチも簡単なので、一度訪れてみたいと思っていた。(7年前の3月末に、安芸高校登山部春合宿で 高岳から聖山を越して恐羅漢牛小屋高原まで1日で歩いたことがあるが、そのときはワカンだったので、スキーでトレースしたことはまだなかった。聖山の南面に開けた雪原があった記憶があるが、さてスキー でどうだろうか?)
 3月になりだいぶ暖かくなってはきたが、標高750mの聖湖の湖面はまだ凍っており、周辺の残雪も結構残っている。国道191号線から聖山に向かう道路の除雪は樽床ダム駐車場までで終わっていたので、 そこから出発だが、聖山へと至る林道の入り口はすぐ先だ。林道もおおむね雪で覆われていたが、沢からの雪解け水で入口付近をはじめ、ところどころ途切れている。それでもスキーを脱ぐほどではない。 十文字峠からの登山道はしばらくまとまった降雪がなかったため木の小枝がかなり散乱していたが、歩くにはそう大きな差支えはない。やがて平坦な山頂部に達したが、どこが山頂かよくわからず、休憩も そこそこにして南側斜面に向かう。傾斜はゆるく爽快感には乏しかったが、記憶通り開けた斜面がいくらかあった。登り返しの労力を考えて傾斜がきつくなる前に引き返したが、そのまま降って林道の先に 降り立つのもよかったかもしれない。
 山頂に引き返して簡単な昼食後、登ってきた斜面を下る。難しい斜面ではないが、小枝が多く落ちていることもあり、あまり爽快ではない。林道に出ての滑りもそれほどスピードが乗らなかったが、 そこそこに降っていき、最後林道の雪が途切れているところは林道横の斜面に入り込んで聖湖畔に帰着。

 帰路、深入山に立ち寄り、もう一滑り。先週(3/2)から雪はさらに解け、おそらく今シーズン最後の深入山滑降であろうが、大いに楽しめた。また、割と急傾斜の深入山もステップ板・ノンシールで行動 できた。来シーズンは山頂までステップ板・ノンシールでトライしてみたい。






  (聖山 高度:距離≒2:1 GPS記録が2ヶ所途切れていた)


  (深入山中腹 高度:距離≒2:1)

  
樽床ダムとダムによってできた聖湖。湖面はまだ凍っている

      
出発点(ダム横)の残雪 & 動物の足跡とともに林道を行く

  
山頂南面の開けた斜面 & その斜面を滑り降りて引き返す

  
山頂の樹林の梢の先に少しばかりの霧氷 & 樹林越しの聖湖と臥竜山(降りの林道より)

  
深入山の雪もかなり解けてきたが、それでも中腹まで雪がなんとかつながっていた

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