連句 ナルキッソスの巻 （西王草案 燦詩<初表３初裏３名表３名裏３>）
| 発句 | 冬 | 水の辺にナルキッソスの咲きにけり | 龍人 | ||
| 脇 | 冬 | 肩にショ−ルをかけてゆく道 | 美保 | ||
| 第三 | 雑 | コーヒーを飲みても元気湧くもなし | 博士 |
| 四 | 雑 | ショーウインドーに写る後姿 | 栄子 | ||
| 五 | 月 | アジアには鏡のごとき月が出て | 初枝 | ||
| 六 | 秋 | ジャグジーに入り癒ゆる雁瘡 | 圀臣 |
| 七 | 雑 | コルデーにマラーは胸を突き刺され | 真白 | ||
| 八 | 夏 | 恋 | シュミーズも脱ぎ夏草の陰 | とも子 | |
| 九 | 夏 | 恋 | 虹立ちてエクタスタシーを連れ戻す | 燦 |
| 十 | 雑 | サザン・クロスを見しは若き日 | 龍人 | ||
| 十一 | 花 | 花の下タイムカプセルこのあたり | 美保 | ||
| 挙句 | 春 | メリーゴーランド回る春闌 | 博士 |
捌 ： 山科 真白 総監修： 西王 燦
連衆 ：西王燦 橘圀臣 山本栄子 谷口龍人 山野とも子 荒木美保 藤田初枝 矢嶋博士 山科真白
2004年12月10日-12月26日 掲示板於
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