座 で 巻 く


  半歌仙   遊ぶ芦原やの巻




発句 歌詠みの遊ぶ芦原や冬うらら 真白
石蕗の咲く温泉の宿 とも子
第三 ジャグジーに語るも旅の情にて 龍人
テールランプのつづく高速 美保
望月が静の海を抱きゐつ 栄子
穂波ゆらゆら銀の薄は 圀臣


初句 恩人と酌み交はしたる濁酒 とも子
ヘミングウェイの口笛を聴く 真白
夢ひとつ遠くへ投げて逢ひにゆき 美保
あなたの肩に夕陽が沈む 龍人
しみじみと顔を合はせる夏座敷 栄子
蚊帳の中なる裸体抱かな 圀臣
数多き恋の遍歴刺青して
鳩の血てふ石をひそませ 真白
天空の城に捕らはれ人がゐる とも子
かすみがかかるあの山のうへ 龍人
十一 町の名も花雪洞に吊されて 美保
挙句 みんな眠った八十八夜




捌 : 山科 真白  総監修 : 西王 燦




連衆 :西王燦 橘圀臣 山本栄子 谷口龍人 山野とも子 荒木美保 山科真白




2004年11月27日-11月28日  福井 芦原温泉 グランディア芳泉 於


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