どどいつ 4月号

    『てにもつ』
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    ■ 10光年
    ■龍(862) 投稿日:2000年4月1日<土>

     柳川姐さん、脱いでいきなり四股踏んだ にはまいったなあ。

    誰でもびっくりしちゃいますよね。正調掛詞であろうとなかろうと、
    おもろいものはおもしろい。

    おお、そらさん(大空真弓じゃないけれど)、10光年の彼方から
    一瞬に(これで、理論的には10年、若返る)!

     苦労・不自由は 知らないけれど やたら悲しみ 見てきたぜ

    ゆえあって謹慎中かつ女断ち中にて、真面目モード(うそばっかし)。

    ■ 掛調のなぞ
    ■柳川(863) 投稿日:2000年4月1日<土>

     わたし死んだら わたしのなかの あなた帰って ゆくだろか

    「掛調」と「掛詞」のちがいが気になりだしたので調べてるとこです。
    「同じ音に二つの意味を持たせる修辞法」ということでは同じなのに
    「調」と「詞」のちがいはどこから来たのだろう。

    文楽の唸り方みたいなものに「掛調」というのがあって、
    それは「掛詞」の部分を唸るときのニュアンスのようなものらしい。
    ということがどうにかわかったとこです。あとはてがかりなし。
    佐藤紫蘭という人は、いったいどこから「掛調」をもってきたのだろう。
    聞いても「しらん」といわれるのだろうか。

     前の彼氏を マツモトキヨシ 白いリップの 仇も捨て
      自注)「彼氏をマツ(待つ)モトキヨシ」「仇も捨て(アダモステ)」。

    ■ これでいいのか、掛詞
    ■桜吹雪(864) 投稿日:2000年4月1日<土>

    えろちっく掛詞の連結の仕方がわかりましぇーん。
    連結する部分が両方にかかったら、音が少なくなっちゃいます。
    重なってる部分は、前後数えてもいいのかや? 柳川師匠

     好きと言われる エイプリル・フール(ふる)回転の 僕の胸
     春はおぼろの 角の教会(貝)によく似た 散るさくら
     嫌がられても 捨てぬこの恋(濃い)眉寄せる 君が好き

    重なるのじゃなくて、連結部分の下が別の言葉にならないといけないのかや?

    ■ トライライトライト
    ■菜の(865) 投稿日:2000年4月2日<日>

    ごぶさたしてますー。
    管理人さんも美しく若返えられて(表紙びつくり!)
    柳川さまもご復活されてて、春は華やいでよいですねえ。
    わたしもひさびさにこさえてきました。掛調、いとむつかし。。。。
    お師匠さまの、<ライトな掛調>とのおことばにひとすじの光が!(^^)

    ▼くしやみ冠

     くちがさけても しゃべれぬことは やっちゃいけない みてはダメ
                             or みるだけよ

    ▼掛詞のおけいこ(語呂合わせ含む)

     奇しき黒髪ふれなばつげよ春夜春夜の十三屋
                          ※つげぐし

    ▼掛調のおけいこ(オヤジ&おばちゃまギャク使用)

     帰省するなら明日かと重い荷物おひさしブリタニカ

                             菜の@南菜風


    ■ 掛調な午後
    ■柳川(866) 投稿日:2000年4月2日<日>

    菜のさん、おひさしブリリアントなブライトなお作ありがとう。
    足しげくかよって蝶よ花よ。

    桜吹雪さん、ともにまなボーイズ・ビー・アンビシャス。
    ごめん。もー、まるっきりおやじだよう。

    さて、しらん氏のいう「掛調」は、同音の語の前後の責任も
    とらなきゃいけないんで、音数が苦労のしどころ。

    なにしろ「三・四・四・三・三・四・五」は細かい。しかし、
    「どどいつという定型短詩に、定型を厳守する以外に何の使命があろう。」
    と、「定型厳守論」の先達も、のたもうておられます。(えっ?)

     はやるきもちを 秘すれば鼻血 立てば尺約 nセンチ   柳川
      自注)「秘すれば花」「立てば芍薬」。「n」=任意の数値。

    あ〜。あまりにも科学的。

    ■ あーたまりません
    ■桜吹雪(867) 投稿日:2000年4月2日<日>

    お師匠様、掛調がジゴクと化してきましたえ。
    わからーん、わからーんといいつつ。

     いくらあんたと ぬくみあうとも いつか別れる 天の奥
    (合う、会う)
     ほれたはれたと いうてはみても 金がからめば くもる恋
    (晴れた) (曇る)

    うーん、つらーい。

    ■ 仇も捨て・アダモステ
    ■媚庵(868) 投稿日:2000年4月3日<月>

    うーん、掛調、掛詞ともにむずかしい。
    ハードルが高すぎて、呆然と見ています。
    しかし、柳川師匠がアダモステとは!
    私、業界に出入りしていたころ、このアダモステのアダモちゃんの
    結婚式に出席しました。そこで、有名な石井社長が「シショー!」と叫んで
    あちこちのテーブルをかけまわって挨拶していたのを思いだしました。
    ということで雑談です。

    ■ もっと、縛って
    ■桜吹雪(869) 投稿日:2000年4月3日<月>

    おはようございまーす。
    ああ、縛られるのに快感を覚えるコワイ体質になりそう。
    「くしゃみ」の折りこみと、掛調で作りましたわよ。

     口をつぐんで しかけた恋に 野暮な話しは 隅田川
     
    ■ 朝から大騒ぎ
    ■桜吹雪(871) 投稿日:2000年4月3日<月>

     口をつぐんで しかけた恋に 野暮な話しは 隅田川

    ああーん。これのどこが折りこみ「くしゃみ」なのよー。
    「く・し・や・す」じゃないか。最後で掛調に気を取られて折りこみ忘れの
    ぼけぼけじゃんか。

    もう一回、出なおしぢゃ。

    おそまつ、どどまつ、からまつ、じゅうしまつ。

    ■そら(872) 投稿日:2000年4月3日<月>

    柳川ねえさん、掛調がまだよくわからしまへん(しく、しく。)
    せっかく若返ったから、とりあえずはストレッチねー。
    ちょいとへんならおしえてね。
    「さかいー、やすいー、仕事きちん」(意味不明)

     ぬしと裂かれて ひとりで眠る 老いの桜も さいたまに

    をを、、、菜のさん、おひさしぶりぶり。
    泥鰌さんも、媚庵さんも、龍さんもよろしうおたんます。

    元気だねー>桜吹雪さん(^^)

    ■ あ。なんかが降りてきた。
    ■柳川(873) 投稿日:2000年4月3日<月>

    うーむ。もはやもうだれもよくわからない掛調ゾーンに入って
    しまったわい。だが、たいせつなのは、
    暗中模索与作五里霧中であらたなる修辞をさがすことではないのかな?
    (せ、説教たれてるわたしはだれ)。

    知らないわからないのをいいことに好き放題できる自由を、
    さあ、よろこびあおうではないか。(だれよあんた)。
     
     いくら三田よと いうても白根 わたし浮気は 千駄ヶ谷

     自注)「三田(見た)」「白根(知らね)」「千駄ヶ谷(せんだがや)」

    では。あ・だ・も・す・て・え・ぇ・ぇ・・・。

    ■ 妖怪おばば
    ■桜吹雪(874) そらさんへ 投稿日:2000年4月3日<月>

    >元気だねー>桜吹雪さん(^^)

    ふふ、そらさん67歳だってね。
    年のごまかしは見苦しいぜ。

    わたしゃ、今年から永遠に年齢不詳。年はとらないのさ。

    空を見上げて 行く鳥数え 口をつぐみて 年数う
    (鶫)

    ■ 『名ごりの夢』という本のこと
    ■柳川(875) 投稿日:2000年4月3日<月>

    873に、なんかアクマのようなかきこみがあるとおもったら…うっ、わたしだ!
    おかしいな。掛調をめざして新しい技法の傑作がうまれたらラッキーじゃん、
    ということを書いたつもりだったのに。

    いま読んでる本のメモ●
    『名ごりの夢 蘭医桂川家に生まれて』(今泉みね著 平凡社東洋文庫)。

    維新から明治にかけての流行り唄や端唄がよく出てきます。
    金子光晴の解説によると、「野毛の山からノーエ」
    「宮さん宮さん」「オッペケペ」などもその頃の流行りだったんですね。
    ほかに、「へらへら節」とか「きくらかちゃかぽこきんにょもにょ」とか
    よくわからないのもある。

    柳河春三という、日本の新聞社の鼻祖にして端唄の作者、が出てくるんですが、
    氏のつくったオランダ語まじりのどどいつを紹介します。

     イキはミネルに ハルレンしたが ミュントロースに シカーメン  
     (私)(恋)  (落ちる)   (金がなくて)  (恥ずかしい)  

    なにか、勇気づけられますね!

    ■ ちょっと、みなさん。
    ■龍(876) 投稿日:2000年4月4日<火>

     就寝前に気分転換も兼ねて、訪ねてるのに、このところ
    掛調、掛詞で拝見する方も錯乱気味、おもしろいと言えな
    いこともないけど、あまり、凝らないでね!

     苦し紛れに 仕上げるドドは 止めておくれよ 身が細る

    っと言う読者の一発言であります。
    子曰く「定型詩は王道を以て、尊しとす」

    ■ 春爛漫
    ■桜吹雪(877) 投稿日:2000年4月4日<火>

    おはようございまーす。もう外の陽射しは春爛漫。
    木蓮、連翹、みんな狂ったように咲き誇っておりますよー。
    龍さま、掛調・掛詞で錯乱気味のわたくし徹底的に狂いますわよー。

     うそを重ねて 愛知(あいし)合うのは 尾張(おわり)にしよう
      なごや(名古屋)かに

    しつれい。
    (ああ、誰か、もうやめようと、ワタシにめいれいして。)

    ■ 春先の体調不調
    ■ひでじろう(878) 投稿日:2000年4月4日<火>

    慢性の腰痛、肩こり、冷え症に苦しんでいます。酒の飲み過ぎか、パソコンの
    やりすぎか、目は老眼初期症状。メガネは近視のまま。
    春の訪れは感じているが、体調は不調です。都々逸も冴えない。

     痛い痛いよ 肩と腰揉み 足の先から 腿の間

    全身マッサージってとかいな。

     居たい居たいよ 方と腰も身 足の先から 腿の愛

    だだ子との絡み合いってとこかいな。

    ■ 散るを待つ春
    ■龍(879) 投稿日:2000年4月5日<水>

     桜なら 散るまで待とう 花と龍

     雪夜なら(雪世なら) 止むまで待とう ひでじろう

     存分にやってちょうだい!

    ■ 姥桜
    ■桜吹雪(880) 投稿日:2000年4月5日<水>

    龍様、咲いた桜もすぐ散りましょう どうせわたしゃ姥桜。
    この世の春ももうすぐおわり(尾張)ああ、ナにを言っても地口に……。

     花よ蝶よと のぼせた頭 こぶし(辛夷 でぶって ヒヤシンス

    ■ひでじろう(881) 投稿日:2000年4月5日<水>

     咲いた花なら 散るのも分かる なかなか散れぬ 人の花
     雪なら解かして 流しておくれ 竜子雪子 咲かす花

    竜子は辰年生まれのひでじろう
    雪子は酉年生まれの雪世姫 

    ■ 気になるきくらか様
    ■柳川(882) 投稿日:2000年4月5日<水>

    わたしのなかを通り過ぎていった掛調…。

     過ぎてしまえば なんでもなくて でもねやっぱり 恋でした

    いまは「きくらかちゃかぽこきんにょもにょ」が心の恋人。
    気がつくと「きくらかちゃかぽこきんにょもにょ」のことを考えています。
    特別な意味なんてないんだろうけど、でも、なんなのかしら。
    「へらへら節」も気になる存在。ああ。恋の季節ね!

    ■ ボーテ・パッセ(年増美人)
    ■龍(883) 投稿日:2000年4月6日<木>

     姥の桜は beaute passe よ 惚れたおとこの 背な(せな)で散る

    ■ひでじろう(884) 投稿日:2000年4月6日<木>

    無葉桜は若葉より先に咲く桜だとさ。
    姥桜は掛調なのか。

     無葉桜 何故急ぎ咲きやる 種作るを いのちとかえ

    花は散っても身は残る所詮この世はこんなもの。

    ■ くしゃみ
    ■そら(885) 投稿日:2000年4月6日<木>

    おそら、掛調は断念いたしました〜〜(泣)

    そうよっ! 折り込みにすべてを賭けるのよっ!!

    くるしくったって〜〜、かなしくったって〜
    ボ〜〜ドの上では平気なの。

     くるおしいほど しんから惚れて 闇の桜も 実をつける

    ふにゃら。

    ■ 桜ん坊
    ■龍(886) 投稿日:2000年4月7日<金>

    桜桃かい、そらさんは?

     首ったけだよ しんから好きさ 優しい恋の ミレニアム

    ■ ミステリどど
    ■媚庵(887) 投稿日:2000年4月7日<金>

    横田順彌著『星影の伝説』を読んでいたら下記のような都都逸が紹介されてい
    ました。

     首無女は未だ分からぬか今度知れねば首が飛ぶ

    これは明治四十三年5月6日、東京深川の小名木川で全裸首無し女の死体が発
    見され警視庁が大捜査をおこなったのにもかかわらず、死体の身元が判明しな
    かったので5月19日付けの東京日日新聞に投書として掲載されたものだそう
    です。

    今日の一口知識でした。

    ■ 怪奇どど
    ■桜吹雪(888) 投稿日:2000年4月7日<金>

    では、媚庵さんのお話をちょうだいして、「くしゃみ」怪奇どどを一つ

     首はねられた 死体が歩く 夜陰に鳴こうぞ みやこどり

    ■ 題が変わりました。
    ■泥鰌(889) 投稿日:2000年4月8日<土>19時57分/男性/48才

    いつものように、NHKラジオ番組の後追いで、題が変わりました。
    今月は「てにもつ」。比較的、作りやすい題だと思います。

    ★「掛詞」どどいつも、まだやります!

    『雑俳諧作法』(佐藤紫蘭)が、ようやく入手できましたぜ。

    ■ めりやすの消息
    ■柳川(890) 投稿日:2000年4月8日<土>23時06分

     手に手かさねて にっこりされて ものの五分で 妻になる

    「五分」の根拠は作者にも謎。きくらかちゃかぽこ。

    しらん氏の本は、感心するとこもあるけど「え?」なとこもあって、
    でも、てんこもりだからお買い得。

    以前、媚庵さんが『戊辰物語』でみつけてきた「めりやす」に再会しました。
    江南先生訳『六朝詩選俗訓』の漢詩訳に

     朱口発艶歌  訳)うつくしい口で めりやすをうたい

    というのがあったですだ。これには三回おどろいたのことね。

    1)3、4世紀の中国の詩に「艶歌」(男女の愛の歌)ということばがあった
    !
    2)こんなとこで「めりやす」に会えた!
     解説によると、当時(1700年代)めりやす節が流行ってたんですって。
     江南先生には平易なことばに訳すという方針があったらしく、この流れは
     井伏鱒二『厄除け詩集』につながるものがあるって解説されてるんですけど、
     それにしても、
    3)江南先生は定型が好きじゃないみたい…。きんにょもにょ。

    ■ めりやす
    ■桜吹雪(891) 投稿日:2000年4月9日<日>

    めりやすと聞いて、芭蕉の「七部集・猿蓑集巻の五」に

    かきなぐる墨絵をかしく秋暮れて 史邦

    はきごごころよきめりやすの足袋 凡兆

    というくだりがあったのを思い出しました。猿蓑は1691年成立ということ
    ですからめりやす節の流行と近いですねー。

     天のかなたの 虹を見ながら 物狂おしく 追憶す

     てまひまかけて 煮染めたイモを 持っていこうか 月の宴
      (季節はずれでゴメン)
    ■ 訂正
    ■桜吹雪(892) 投稿日:2000年4月9日<日>

     天のかなたの 虹を見ながら 物狂おしく 追憶す
     

    これは

     天のかなたの 虹を見上げて 物狂おしく 追憶す

    に訂正しまーす。泥鰌師匠。

    ■ 「しらん」と「手」
    ■泥鰌(893) 投稿日:2000年4月9日<日>22時05分/男性/48才
    「しらん」先生の本は、まだ、さわりだけ読んだがや。
    怪しげで、いい。みんな読むべし。

    たとえば「追いかけて雪国」という名演歌を思い出す。
    また、あるスナック菓子には「食べ始めたらキリンがない」と書いてあったぜ。

    このように「語呂あわせ」こそが日本の古典文芸の主流だ、という論文を、秘密結社誌に
    書き送ったところ。5月号だもんで、ちかぢかHPに載せるつもり。とにかく「しらん」
    先生にはシンパシー。

    ♪
    吹雪さん、訂正もどんどん艦隊、じゃなく寒帯、じゃなく、感体じや、もちろんなく
    歓待!

    ところで、

     手に手かさねて にっこりされて ものの五分で 妻になる    柳川

    これ、うまい。一票。

    じゃ、頑張ろうぜ。

    ■ またたび退屈男
    ■柳川(894) 投稿日:2000年4月10日<月>

    泥鰌師匠。おひさ! 『歌謡文学を学ぶ人のために』(小野恭靖編 世界思想社)
    もめっけもんでしたぜ。これのおかげでどどのなぞもすこうし解けた。

    凡兆のめりやすってなんかいい感じ。

     天下往来  ニヒルな長さ 紋次郎用  爪楊枝    柳川
     天下御免の 人気の拙者  主水之介の 鍔刀     柳川

    姓は木枯し、名は主水之介、天下御免のつまようじ。ぷはっぷはっ。

    ■ 早く来たと思ったけれど
    ■桜吹雪(895) 投稿日:2000年4月10日<月>

    師匠に負けたぜー。早いね、師匠。
    今日はどんより花曇というより降りだしそうな空。
    おとついは天下の名古屋城でお花見、おっと吟行会だった。
    満開の桜に照準を合わせたかのようにピッタリのたいみんぐ。

     手に手をとって 逃げ出したけど もう恋なんて つらいだけ

    ううーん。3・4・4・3・のリズムに乗りきれませんなぁー。
    今週は桜吹雪のシーズン。ワタシも散りまくるぞ。

    ■ひでじろう(896) 投稿日:2000年4月10日<月>

     照る照る坊主 にわか春雨 もう散る桜 辛いのう

    桜花賞中波乱で阪神競馬の花は散った。
    今日は曇り空、春雨になりそうです。

    ■ さくらまだだよ
    ■龍(897) 投稿日:2000年4月11日<火>

     近江は(と言っても広いけど)やっと桜がちらほら咲き、
    てにもつですか、

     手練手管は 似合っちゃいねえ もろにハートを つかんだる

    っと、格好良くいきましたが、ほんとうは謙虚で優しい「龍」の作品でした。

    ■ 桜ちるちる
    ■桜吹雪(898) 投稿日:2000年4月11日<火>

    おはようございます。
    満開の桜が一夜にして散ってしまうような雨嵐でしたが、今朝の天気
    はぴかぴかの晴れ。ちょっと嬉しい。

    「歌謡文学を学ぶ人のために」「雑俳諧作法」昨日注文。早く読みたい。ドキ
    ドキ。

     手足縛られ 刃傷沙汰に もてあそばれて 罪作り

     天下御免の 人間嫌い もったいつけた 包み金

    春の陽気に似合わんなぁー。

    ■ひでじろう(899) 投稿日:2000年4月11日<火>

     天気は曇り 憎らしそうに 桃色あせて 夜をまつ

    昨日の夕刻の激しい雨で桜は散り荒れました。
    今朝は薄曇りで桜の色もぼけています。
    夜の明かりを待って、冴え出すのかな。

    ■ 天心の小唄メモ
    ■柳川(900) 投稿日:2000年4月11日<火>

    岡倉天心がつくった小唄、もうひとつあったのでメモ。

     夢の世の中、世のゆめのなか、泣いて笑って笑って泣いて、
     残る涙が命のつゆよ、何を頼りに松虫の、沈々地露林、
     沈々沈々沈地露林、沈々淋々沈ちろりん、月なき秋のやるせなや

    オリジナルな囃し詞に天心の破格をみるものであります。

     天下一品 ニラレバ炒め モツがもれなく ついてくる   柳川

    モツ抜きではニラレバとは言わんぞな。

    ■ 花の季
    ■龍(901) 投稿日:2000年4月12日<水>

    職場が丘の上にあり、桜、花水木、つつじの並木の
    坂道はこれからが出勤に最も良い季節なのです。

     照れてしまうよ にっくきあいつ 文字を使わず つづる文

    やっと自分の時間が持てて、しばしここへ寄ることが
    できる一日であると安眠できます・・・と、今夜は殊勝。

    ■ 天心小唄の訂正と追加
    ■柳川(1) 投稿日:2000年4月12日<水>

    「沈地露林」の「林」をすべて「淋」に訂正します。
    天心全集に、どどいつや小唄など少量ながらあったのでメモメモ。

     たとひきれても 錦は錦 よられよられて 綾となる
     遠慮めさるな 浮世の影を 花と夢みし 人もある
     さつき闇夜の 雲間をあけて 何を未練の ほととぎす
     (以上 天心 作)

    うまい。解説者によれば歌謡の創作は天心には「酔余のすさび」
    だったのだとか。酔余のすさび…酔中はなにしてあそぶん?

    ■ 手足と月との絡み合い
    ■ひでじろう(3) 投稿日:2000年4月12日<水>

     手に手を取って 逃げてきたけど 戻ってみよかと 月陰り
     手に手を合わせ 握りしめては もものすきまが 月見酒
     手足を絡め 握り絞めては もうたまらなく 月隠れ

    駆け落ちて今時あるのかな?今時の男女のなかは
    所かまわず、昼夜をいとわず

     手足を絡め 握り絞めとで もっともっとと 月明かり

    ■ ちょっと訂正
    ■桜吹雪(4) 投稿日:2000年4月12日<水>

    朝書いたのに誤字があったので削除して訂正します。
    順番が朝と入れ替わっていても驚かないでねー。

     手塩にかけた 女房とられ もののあはれは 月見草

     手打ちしめるは ニヒルな兄貴 もろ肌脱いで 作り声

    どちらにしてもヤクザなことに変わりはない。

    ■ ももいろといき
    ■ひでじろう(5) 投稿日:2000年4月12日<水>

     手を愛に入れ 逃がさないよと ももに誘いれ 妻になる

    女とはすごいものです。追えば逃げる、逃げれば追ってくる
    妻になる は希望的観測である。

     手持ちぶさたを 庭いじりして ももを掘り下げ 摘むまめ

    色々物で、色っぽいのが、でない。

     手を変えしなを 似せてみるけど 桃色吐息 作れない

    意味不明

    ■ しんきろうなどど
    ■柳川(6) 投稿日:2000年4月12日<水>

     手品みたいに 日時を隠し 森を仕立てる 詰めどころ

    時事内容が忘れられたころ、シュールな句として復活しておくれ。

    ■ 春だもの
    ■桜吹雪(7) 投稿日:2000年4月13日<木>

     てんでばらばら 逃げ出す猫の子 もつれあっては つんのめり

    拾った猫の子を育てあげたら、いなくなってしまった。
    今は通い猫もいないマンションの生活で少し寂しい。
    「猫を飼おう」と、言ったら「ハムスターがいるからダメ」と
    娘に言われた。おまけに拾った猫のために猫アレルギーになった
    彼女は猫ぎらい。当分、猫とは御縁がないか。

    ■ 新妻と
    ■ひでじろう(8) 投稿日:2000年4月13日<木>

     手をつけたのは 憎くはないが もうや寝るのは 詰まらない

    もう止めて、坊や、寝るのは、妻が、つまらない。駄洒落か?
    新妻てとこかいな?どこが詰まらないのか?あそこ
    察しがいい。坊やどこの子?

     手をつけず には憎らしいほど 燃え上がるもも 妻だから

    新妻もいいかしら、手付けしたことあるかいな?
    希望者募集中

    ■ ふていのやから
    ■泥鰌(9) 投稿日:2000年4月13日<木>21時37分/男性/49才

    おお、「森」はおいらの近所ですぜ。柳川さん。時事としてもマズマズ。
    しかし、あのふてぶてしい顔でノミの心臓とは。

    さて、永六輔さんいわく「不倫というのは親+子や、ヒト+ケモノのセックス
    のこと。婚姻者たちの浮気は『不貞』と呼ぶべし」

    で、最近、いろんなところで、「不貞」というコトバが使われるようになった。

    たしかに、永さんの言うとおりだが、「不貞」とは、なんとも懐かしいコトバ。
    おいら、失楽園ふうに「不倫」はしたいが、江戸時代ふうの「不貞」はしたく
    ないなあ。

    てなわけで、「ひでじろう」さんの真似みたく、一句。

     手錠などない 逃げてもいいと もったいぶって 妻が言う

    意味不明(笑)。しかし、「妻は言い」とすれば、風先生は「川柳ふうで、
    ダメ」とクレームを付けるだろう。そのあたりは、おいらも解ってきたぜ。

    ■ ふくいのやから
    ■柳川(10) 投稿日:2000年4月13日<木>

    森氏発祥の地でもありましたか。
    奇しくも、いま話題の(ひとり話題ですが)天心。
    彼の父親も福井出身で、連句の趣味もあったとか。

     テリトリーから 逃げないように もどり雨ふれ つよくふれ

    小雪さんはどないしてるのかしら。しっとりどどがなつかしい。

    ■リアリズム
    ■龍(11) 投稿日:2000年4月13日<木>

    > 手錠などない 逃げてもいいと もったいぶって 妻が言う

    不倫・不貞論から入った泥鰌師匠のこのドドはなんだかリアルだね。
    ひでじろうさんの「詰まらない」ドドも掛詞になってるような、
    なってないようなところがおもしろい。

     てきもさるもの にくまれぐちが 銛のごとくに つきささる  

     今夜の龍のリアリズムはこの程度でした。おやすみなさい!

    ■小雪(12) 投稿日:2000年4月14日<金>08時51分
    あ、お呼びになりましたね?
    さいきんある出逢いがあってランデヴー中、です。むふ。

     照れてみせても 逃げてはみても もっともっとと ついもらす

    ■ いろけとすけべー
    ■ひでじろう(13) 投稿日:2000年4月14日<金>

    待ってました小雪さん。何かこそばくていいですね。
    私も「もっともっと都」やりましたが、小雪さんのは
    なんか出来が違いますね。女性と男の違いですかね。
    てにもつ なかなか色っぽいのが出来ません。
    女の色気は感じるが、男のはただスケベーと言った方が
    いいかも知れません。

     手に汗にじみ 臭いかぎあう もつれあうひと つきつつき
    やぱーただのスケベーか。

    ■ 恋の遁走曲
    ■柳川(14) 投稿日:2000年4月14日<金>

    おっと。小雪さんは恋のお散歩をしてたのね。たのしそう。
    お呼びだてしちゃいましたけど、ひきつづきたのしく歩いてね!

     照らし出してね 逃げ道夜道 もしもあなたが 月ならば
     手鍋さげても 逃げてはきたが もった所帯の つまらな

    ■ おはよう、にっぽん
    ■龍(15) 投稿日:2000年4月15日<土>

    雨ですね。友人と渓流釣りの約束してたけど、パー。
    だけど、恵みの雨かもね。

     天女さまでも ニンフでさえも もののけ姫も 釣っちまう

     だけど、釣れない 小雪さん
    って続くんだけど、釣れない(つれない)は掛調になるので
    あろうか?

    ■小雪(16) 投稿日:2000年4月16日<日>

     手出ししたけりゃ 二本の指を ものの五分で 詰めてみて

    なーんて。(ものの五分で、をいただいて)
    龍さん、持ち上げてくれてありがとね。

    ■ サクラチル
    ■桜吹雪(17) 投稿日:2000年4月16日<日>

    桜もだいぶ散って、緑の若葉が遠目からでも目立つようになってきました。
    また、来年。

     てごめにされた にくいあいつに ものおもひする つまらなさ

    ■ 桜花爛漫
    ■龍(18) 投稿日:2000年4月16日<日>

     近江の南部はいま、桜が満開。北はこれからです。
    来週の休日あたり、琵琶湖の海津大崎あたり、きれい
    ですよ。ところで、大阪の造幣局?の「通り抜け」も
    たしか、次の週末あたりがベストでしたよね。

     てごめするとは にっくきことば もののあわれを ついおもう

     さて、明日からまた桜花の下を出勤です。ブルーマンデイもピンク?

    ■ひでじろう(19) 投稿日:2000年4月17日<月>

    皐月賞は本命対抗決まり、あっけなく、逃してしまった。
    穴党としては極あたりまえか。

     手応えしたが 逃がしておいた もつれあう馬 つき刺さる
    本命党
     手応えしない 逃げて行く馬 もつれこむ馬 突き刺した
    穴党
     手五体するわ 逃げまくるのを もみほじくって 突き立てる
    桃色党いてていてて

    馬よりこっちの穴の方が身にはいいな。

    ■ 月一
    ■ひでじろう(20) 投稿日:2000年4月17日<月>

     手鏡見ればにくくるしい もう待てないと月の方
            (重ね調)・・苦が多いので省略
                     (月の物を連想)

    私ほんのり涙ぐむ あなたに会う日のときめきは
    喜びよりも苦しさばかり ああ夢一夜・・・・・・・・・
    南こうせつの歌
    月一回はつらいが、週一も辛い、2週1回が程良いか又は辛い。
    年ですね。何の花しか。

    ■ 春の夜は恋の夜
    ■桜吹雪(21) 投稿日:2000年4月17日<月>

    セクハラ句を作ってしまったわ。失礼。龍さまフォローありがとう。

     手鏡のぞき 匂わす色気 もうたまらんと 罪おかす

    ■ 夜釣り
    ■ひでじろう(22) 投稿日:2000年4月18日<火>

     てとてをからめ にぎりさすりて もとがくるって つりのがし
     手と手を絡め  握り挿すり手 面とが狂って 釣り逃し

    夜づり さしつさされつ 酌み交わし 
    なにを釣ってのか いい感じ きすでも釣ってるのか
    でも逃げられたら 台無しですね。

    ■ なぜか時代劇
    ■柳川(23) 投稿日:2000年4月18日<火>

     敵か味方か 肉親もどき 主水苦労の 妻の母

    えーと、この主水は中村主水。

     てえい控えろ 逃げてもむだだ 紋は葵だ つかまつれ

    えーと、助さんか格さんのセリフのつもり。ぜんぜんちがうね.

    ■小雪(24) 投稿日:2000年4月18日<火>

    お散歩の相手がね。
    なぜか泥鰌さんの住んでる地方へ明日までご旅行中なの。
    んで、さびしいからこちらへ来てしまったわ。

     天が与えた 二物のあかし もてるおとこは つらいのさ

    げ。いやなやつだ。やっぱり女で書かなきゃ。

     手間の一夜か 二夜でもいいと もはやつけない つらいうそ

    ■ 地球(テラ)
    ■龍(25) 投稿日:2000年4月19日<水>

     てまえ勝手の にっくきあいつ 弄ばれて(もてあそばれて) つい惚れた

     昨今、こんな殊勝な女性はいない。若い男の作品としてならうなずけるなあ。
     では、もう少しロマンの香りがするドドを、

     地球(テラ)はさびしく 匂える星よ 萌ゆる生命(いのち)の 罪と罰

    もてるおとこを徹底的に許せない(否定する)女性と徹底的に肯定する女性
    の2種類が在るってのはおもしろいですね。

    ■ MAN
    ■柳川(26) 投稿日:2000年4月19日<水>

    「天与の二物」と、宇宙規模のロマンの香り、いただきました。

     天はおとこに 二物を与え モテりゃもひとつ 罪賜う
      天はおとこに 荷物を与え 持てりゃもひとつ 積みたまう
       天はおとこに 煮物をさせて 「モツはきらい」と 突っ返す

    「おとこ」は「おんな」でもほかのことばでもいいんですけど、これ
    がいちばんおさまりがいいみたい。

    ■ 歓迎送別会つまらない
    ■ひでじろう(27) 投稿日:2000年4月19日<水>

    昨夜はさえない歓迎送別会、やぐら茶屋でてんこ盛りの料理と酒・ビール・ウ
    イスキー・ワイン・・・・男女あわせて24、5名、年は24から62,3,
    4歳なんか最近こいう宴会おもしろくもない。年かね。
    やっぱ好きなこと、さしつさされつがいいね。デート不振のこのごろ。
    大勢で騒ぐのが嫌になっている。

     てうちいっぽんで にぎやがなえん もうおわりです つまらない
     手打ち一本で 賑やかな宴 もう終わりです 都万らまい

     つつちんとんしゃん まんこまんこで まらまらまいて ないないて

    なんか座敷で芸子と遊んでる感じに聞こえない。

    ■ひでじろう(28) 投稿日:2000年4月19日<水>

     ♪♪手取り足取り憎めぬお人♪♪ 揉んで行かせる虹の雨♪♪♪

    どこか濡れてきているように、聞こえやしないかね。
    昨夜の宴会疲れで、昼食後眠いので、また歌って見ました。
    三味線の音が無いので、ふうんいきが出せないが、
    私の場合は揉むより指圧が主体で上手く行くと
    お人(雪世、行き夜)は入ったと言って気持ちよさそに静かにしてますよ。
    のろけじゃないよ、ほんとだよ。

    ■ おみせ。
    ■小雪(29) 投稿日:2000年4月19日<水>

    「天」はまるで「おんな」みたい。師匠。

     鉄火巻きなど 二品を加え もりは定食 月替わり  
                       (お蕎麦屋さんにて)

     テカリ、黒ずみ にきびだなんて もっとむかしの つねのこと
                       (化粧品屋さんにて)

     手引きするなら にんげんよりも もいでたのしい 辻の桃
                        (何屋さん?)

    ■ 森の伝説
    ■龍(30) 投稿日:2000年4月20日<木>

     先ほど、帰宅の電車で吊り広告を見ててつい浮かんで
    しまったドド。

     手塚治虫が 匂うじゃないか 「森の伝説」 終(つい)の作

     天下一品 任侠道の 「森の石松」 強いでえ

    手塚治虫とか森の石松(全然、関連無いなあ)とか、知ってる
    人も少なくなっていくんでしょうね。

    ■ 芋と藻
    ■ひでじろう(31) 投稿日:2000年4月20日<木>

     手伝ってくれよ 二進も三進も芋が蒸けてしまい つつけない

    理解が困難ニュアンスだけでもご理解ください。
    にっちもさっちもい=二進も三進もい
    もがふけてしまい=もが蒸けてしまい=藻が老けてしまい
    芋と藻がポイント

    ■ 肩こり冷えかゆみ
    ■ひでじろう(32) 投稿日:2000年4月21日<金>

     手の上の肩 にくいこりこり 揉みもみしてね つねっちゃいや
     手の下の足 憎い冷え冷え もんでさすってね 付け根ダメ
     手の隣の間 憎いかゆさに 悶えちゃうの つ○○○○

    季節の変わり目、体のあちこちがきしみだす。
    体をいたわりたいね。

    ■ 硬派どど
    ■龍(33) 投稿日:2000年4月23日<日>

     さーて、遊び疲れたが、明日からは、また仕事疲れです。
    ひでじろうさん、身体はともかくドドも凝ってますね。

     鉄の宰相 二言は無いと 森の喜朗 突っぱねる

     とまあ、新首相はこれぐらいであって欲しいとの、こりゃあ
    まあ願望ですな。しかし、漠然としたリーダーの方がわが国に
    は向いているとの説もあり、難しいところです。

    ■ 休日のいこい
    ■ひでじろう(34) 投稿日:2000年4月24日

    遂にくしゃみと鼻水の風邪をひいてしまいました。
    アリナミンE、ビタミンC、コンタック、つでにビョフェルミン
    肩腰に湿布、ストレッチ3セット、土日競馬全敗さえないね。

     手には赤ペン 握り穴馬 儲けさせてよ つかない日

    体に効く、競馬に役立つ都々逸てのはないかいな。

     手には杯 二頭当てれば もうそれで良い ついてる日

     手をぐーと伸ばし 握った足上げ 腿も伸ばして 突っ張る肉

    土日は家で朝酒朝湯でモバイル競馬、ストレッチで腰痛、足の冷え
    対策の毎週です。これで雪世姫がいたら英樹最高。
    飲む打つやる。疲れ取れないかも知れないね。

    ■ しんきろうの後ろ
    ■泥鰌(35) 投稿日:2000年4月26日<水>

    >■ しんきろうなどど
    >■柳川(6) 投稿日:2000年4月12日<水>18時49分
    > 手品みたいに 日時を隠し 森を仕立てる 詰めどころ    柳川
    > 時事内容が忘れられたころ、シュールな句として復活しておくれ。

    なかなか忘れられませんね。昨日今日も国会でやっています。この手品。
    あらためて、柳川の鋭さに感服。
     
     手篭めしたくせ 人情ごかし 森を立たせる 面の皮

    この面の皮の人は、信楽のタヌキの置物のような大男を背後で操る京都・化
    野中の老狐だという評判がもっぱら。

    しかし、私、師匠にお詫び。この、信楽のタヌキのような大男は、福井ではな
    く、石川県の選出議員。

    ■ 純情可憐
    ■泥鰌(36) 投稿日:2000年4月26日<水>00時10分/男性/49才

     手紙来ました 滲んで読めぬ 文字は涙の 粒のあと

    ふふふ。ちと、照れるが。出来は悪くない。

    ■ しみじみ連休
    ■ひでじろう(37) 投稿日:2000年4月26日<水>

    今日は朝から雨、風邪もおさまり、まあまあの体調で出勤。
    連休前の期限付きの仕事の処置をしてます。
    9連休暇で死にそう。パソコンは家にないので、どどはしばらく
    休み。十三でしみじみしたいな、雪世とふたり、しみじみ(サントリーの茶CM)
    十三駅周辺が写っている。

     手提げ弁当 にぎる手の先 もつれ髪揺れ 連れ歩く

    ふたり出会いの十三街もう2、3年が流れた。想いは今だ遂げられず。

     手先をにぎり 二重重ねに 腿を引き寄せ 連れて行く

    一度お願いしてみよ。連休の最大イベント。後ご期待。
    ちんとんしゃん・・・・・ちん。

     手先から足 はわす舌味 ももとワカメも ついに味る

    舌では初物、乳は済んでます。雪は色々趣深いね。
    融けないように、気を付けなっくちゃ。

    ■ 注文した「雑俳諧作法」届きました
    ■桜吹雪(38) 投稿日:2000年4月26日<水>

    みなさまお久しぶり。
    このところガタガタしてゆっくり「どどいつ」も作れそうにありません。
    今日はお知らせ。

    名古屋の大須演芸場という極めてローカルな場所で柳家 小三亀松(こみきまつ)
    という名古屋生まれの都都逸と継承するたった一人の芸人さんの「どどいつ」が
    生で聞けるといううわさを耳にしました。さっそく日曜日に行ってきました。
    うらぶれた演芸場で、高座の落語家が三人しかいない客とやりとりしながら「は
    なし」をやってました。笑うところで笑わないといちいち「おもしろくないか?」
    なんて確かめるんだもの客としてちょっとやりにくいやら、おかしいやら。
    残念ながら小三亀松さんの出番は前日までで、また来月。
    五月の11日から20日あたりなので聴いてきますねー。

     入れておくれよ かゆくてならぬ 私一人が 蚊帳の外

    「都都逸は四コマ漫画」七・七・七・五の二十六文字の中で起承転結を作る言葉
    遊びの世界だという小三亀松さんの都都逸、たのしみ。初めて三味線で聴ける。

    ■ 小三亀松!
    ■泥鰌(39) 投稿日:2000年4月27日<木>05時00分/男性/49才
    > 名古屋の大須演芸場という極めてローカルな場所で柳家 小三亀松(こみきま
    > つ)という名古屋生まれの都都逸と継承するたった一人の芸人さんの「どどい
    > つ」が生で聞けるといううわさを耳にしました。さっそく日曜日に行ってき
    > ました。うらぶれた演芸場で、高座の落語家が三人しかいない客とやりとり
    > しながら「はなし」をやってました。

    おおおお。これですこれです。!!!
    この掲示板ができた去年の春に、ラジオでこのニュースを聞きました。
    小三亀松は「三亀松」の弟子で、戦後すぐに始めた人ですから、かなり高齢。

    かねてから、柳川師匠に、「死ぬまでに一度でいいから、三亀松系のドドイツ
    を、一緒に聞きたいものだ」と、お誘いしていたのでした。(笑)
    まあ、師匠を誘い出すのは無理としても、龍先輩や小雪姐さんや、桜吹雪さん
    や、その他大勢のどどいつファンクラブで、行きたいものだ。

    いやいや、一人でも行くことにしよう。
    5月がダメなら、6月でも、6月がダメなら、7月でも。とにかく、行きたい。

    ■ どどいつ名古屋ツアー
    ■桜吹雪(40) 投稿日:2000年4月27日<木>

    >(笑)まあ、師匠を誘い出すのは無理としても、龍先輩や小雪姐さんや、桜
    > 吹雪さんや、その他大勢のどどいつファンクブで行きたいものだ。

    行きましょう、行きましょう。来月の11日あたり仕事が休みの日にまずは下見
    をしてきます
    大須演芸場は天地がひっくり返っても満員になることはないので、どどいつク
    ラブの面々が演芸場に大挙して押し寄せたら関係者は狂喜乱舞することでしょ
    う。詳細は下見がすんでから考えてみますが、五月第3、4あたりの日曜日な
    んていかがですかみなさま?もちろん、みなさまの都合にあわせて調整いたし
    ます。

    ■ にくいもいとこん
    ■ひでじろう(41) 投稿日:2000年4月27日<木>

    照りが出てきた 煮詰めるいもも もつれ糸コン 妻料理

    今日は寝不足、ねぶたい、喉痛い、度々さえず。

    ■ 月天女
    ■ひでじろう(42) 投稿日:2000年4月28日<金>

     天から下りた 女人を捕らえ 縺れるももを 月解く
     月のバニーガール腿を解かれて・・・・チョン

    ■ 壮行
    ■柳川(43) 投稿日:2000年4月28日<金>

     ♪なんでこんなに 出不精なのか〜 ハマの柳川 かわりもの〜
     (「孫」の旋律でどうぞ)

    みんな、ついに本格的などどいつに触れるんだねー。いってらっしゃーい。
    たのしい報告待ってるよーん。

    ところで、「梁塵秘抄」の詞にメロディをつけて三弦で演奏したCDが出るら
    しいですぜ。
    (復元というわけにはいかないみたいだけど。)
    コンサートツアーもあるみたい。

    ■ 出不精な師匠
    ■泥鰌(44) 投稿日:2000年4月29日<土>

    お、題名は、きちんと脚韻をふんでいるではないか。

    柳川師匠が出不精なのと、今風にいえば「オフ」が苦手なのは、とくと了解だ
    から、「ドドイツアー」に誘ったりしないもんね。

    でも、いってらっしゃーい、と言われると、どうしても行かなくては。土産話
    も持って帰らなくてはね。

    でもでも、面識のない桜吹雪さんとふたりでは照れてしまうので、あと何人か
    勧誘してみようと思っているところ。

      テキヤあがりで 人気をとって 持ったドドイツ 辛かろう

    小三亀松さんは、焼け跡の名古屋で闇市・テキヤふうに遊んでいた。たまたま
    出会った三亀松に拾われて、以後、50数年。ドドイツをしょって立つのも、
    辛いとは言わないが、いささか草臥れた様子もあろう。

    岐阜・名古屋の景気の良かった頃には、そうとう羽振りもよくて、いろいろ。

    ■龍(45) 投稿日:2000年4月29日<土>

    >○また、詳しい情報をお願いします。桜様
     なんだか、桜さんと言えばフーテンのトラさんの妹みたいで
    親戚のような気がするね。大須演芸場ツアー、なんだか風情が
    あっておもしろそうだから、私もノルことにしましょう。
    っということで、5月第3、第4空けておきますので、日時が
    決まれば教えてちょうだい。

     今日は連休初日で福井県との県境あたりの山をウロツイテ来た。
    山もいいけど、5/5は八坂神社能舞台の狂言を楽しみに
    行く予定。5/7は彦根城(博物館内)能舞台でやってるよ。
     アマチュアで入場料無料だけど、本格的でお勧めです。

     照れた笑顔が にくいじゃないか 「もっともっと」と 爪を立て

    ■ 名古屋どど
    ■桜吹雪(46) 龍さんへ 投稿日:2000年4月30日<日>

    > なんだか、桜さんと言えばフーテンのトラさんの妹みたいで
    >親戚のような気がするね。大須演芸場ツアー、なんだか風情が
    >あっておもしろそうだから、私もノルことにしましょう。
    >っということで、5月第3、第4空けておきますので、日時が
    >決まれば教えてちょうだい。

    このところお留守ぎみの「そらさん」も来てくれる予定。

    うらぶれた演芸場で「どどいつ」聴いて、パソコンから古着屋、
    お宮までごった煮状態の大須商店街を散策いたしましょうぞ。
    まずは小三亀松さんに会ってきます。

    ■小雪(47) 投稿日:2000年4月30日<日>

    黄金連休だというのに、風邪で寝込んでいます。うー。
    ローザンヌ国際バレエコンクールをお蒲団から首出してみていました。
    よく生まれ変わったらバレエダンサーになりたい、と思うんだけど、バレエダンサー→
    振付家、というのがいいなー。

    さて、大須演芸場ツアー。たぶん予想以上に大ツアーになりそうな。
    ものすごい人見知りのわたしは不安じゃ。うかがえそうならうかがいます。

    小三亀松さんもやっぱり三亀松さんみたいに「ハァー」と色っぽいアイノテ?をさしはさむ
    のか、とか西洋の音階にないような微妙な音でくらくらさせてくれるのか、とか興味
    しんしん。

    日本橋きみ栄さん系のものも聴いてみたいなー。お江戸へいかにゃならんのかしら。