どどいつ2000  3月号

『くしゃみ』



■ はいな、おなつかし。
■小雪(790) 投稿日:2000年3月8日<水>01時37分

いまはご隠居中の身なれどわたしのたったひとりのどどいつのお師匠さん、
こんばんは。
おなつかしや、おもえばあのページのどどいつで、はじめてどどいつに触れた
んでした。よく旧かなで書くのはそのせいもあるかも?いやいや、もちろん旧
かなが好きだからですけど。

あのー、今年になってからあんまり自由詠のものが出ていない感じが、、、。
またときどき載せていいですか? なんだか題詠だけだと欲求不満にオチイル
このごろ。よそに書いてくれ、というならそうしますが。

 お供したけど お餅が鍋の 〆だなんてさ まして二個

お餅ぎらいのなげき。なぜおうどんか雑炊じゃないんだ!ラーメンだっていい
のに!

■ 自由題かんげい
■泥鰌(791) 投稿日:2000年3月8日

親愛なる小雪姐さん、自由題は歓迎です。
NHK中心に回っているもので(笑)、月のはじめは空白が生まれます。
その間は、色色、色っぽい、自由題どどいつを!

ちかぢか、「おおしま」は締め切って、泥鰌のページにしまいます。

■ あい。なつかしや。
■若隠居(792) 投稿日:2000年3月8日

隠居=婆さんではないのよ。みんなってばぁ。

泥鰌さんお書きの前句付けについて追記。

「にがにがしくもをかしかりけり
  我が親の死ぬるときにも屁をこきて」(『犬筑波集』)

最近考えが変わって、この放屁の主は「親」だと思うようになりました。
これが、この親なりの白鳥の歌だったのよー。
「屁」が「句」の喩であったとしてもふしぎはないもん。(そーかー?)

 おひなさまでも おとことおんな しまいわすれの 枕紙   若隠居

■ 隠居は早い
■泥鰌(793) 投稿日:2000年3月9日

隠居さん、どうも困ったことになりました。いったん、隠居してしまうと、ど
うしても「婆さん」のイメージが拭えなくなってしまいます。困った困った。
ついこの間(去年)の秋には、秘密結社のMおばさんに、「おいらのあこがれ
の柳川」は、「あ、美少女よ、とても」といううわさ話を聞いたのに!

やっぱり「隠居」名はだめ。ぼちぼちでいいから「柳川」名前で出るべし。
婆さんのイメージが、どんなに、(私や龍さんにとって)悲しいか!

 老いてないのに おばばだなんて 皺が洒落には まだならぬ

■ おおしま
■ひでじろう(794) 投稿日:2000年3月10日

 大木のが言い お乳が良いと 白いのが好き 豆も言い

■ 雪世姫
■ひでじろう(795) 投稿日:2000年3月10日

 雪の要にて 世の嵐を舞い 秘め事となり 行世姫
 雪のようにて 世の嵐に迷い 姫こと隣 雪よ秘め

雪世はひでじろうの恋する女です。
都々逸とは難しく赴き深い、少しこそばいものですね。愛さつがおくれ、
申し訳ない。ひでじろうと名のってます。

■泥鰌(796) 投稿日:2000年3月10日

おお、「ひで」よ、雪之丞よ、お待ちしていました。

 雪世、おまえの 世之介さんが 秘めて遊んで ゆきました

なんて、雪世さんにはバラさないから、遊んでおいでください。

■真面目モードで
■龍(797) 投稿日:2000年3月11日

ひでじろうさん、よろしゅうに!
泥鰌さん、おげんきそうでなにより。わたしも7年前に父を亡くしましたが、
田舎へ帰って、ceremonyがたいへんだった記憶があります。

 親を亡くして おまえもやっと しっかりしたと また言われ

あ、あ、??モード、次回は真面目においろけを目指します。



■ くしやみ
■泥鰌(799) 投稿日:2000年3月11日

題は「く・し・や・み」です。
嚔のことですが、「しゃ」じゃなく「く・し・や・み」です。
では、どうぞ。

■ こんばんは〜。
■柳川(800) 投稿日:2000年3月11日

若隠居って若後家みたいでいろっぽいかと思ったんだけどなー。

 暗いところの しんねこふたり 闇がふかくて みえませぬ

挨拶がわりのまずは一吟。

■小雪(801) 投稿日:2000年3月11日

柳川師匠、おかえりなさい。

 クース
 古酒飲みつつ しずかに語る 焼けたぼっくい 見えかくれ

■ 花と龍
■龍(802) 投稿日:2000年3月11日

お、柳川姐(あね)さんと小雪ねえさん、元気でうれしいね!
くしやみ、題して「花と龍」、さっきデートから帰ったところよ。

 狂うばかりの 姿態をみせて やはり貴女(あなた)は ミステリー
 (青年龍)

 さて、その実体は
                         
 くたばらないが 皺しわ増えて 病みはしないで 水垢離 
  (龍88歳)

■ あこがれの柳川師匠
■桜吹雪(803) 投稿日:2000年3月12日

皆様、お久しぶりです。
伝説の柳川師匠、お初におめにかかります。師匠のホームページはよみごたえ
がございますね。
「どどいつ」はとても素敵。今度「どどいつ」のことを所属誌にちょこっと書
かしてもらいました。先が続けば、尾崎翁の研究も目を通してみようかなとも。

 くやしなみだに しおれた子にも 弥生の光が 満ち満ちる

■ あい。
■柳川(804) 投稿日:2000年3月12日

どどいつのこと、尾崎翁のこと、おもしろいことみつかったら
教えてくんなましね。ぜんたいわたしはものを知らない。

 苦労山ほど したってあなた やめてしまえば 水の泡

自戒用どどいつ。でも、うたかたはオツだとおもう。

■小雪(805) 投稿日:2000年3月12日

「櫛病み」というとすこし色っぽく病んでいるような。

 暮れてきました しのんだ恋に やもめ暮らしの 身がほそる

■ いい女
■ひでじろう(806) 投稿日:2000年3月13日

 苦しくてもう 幸せ感じ やつれ髪でも みじん(美人)です

またまた雪世姫を詠んでしまった。

 クチナシの白い 視線に触れし 闇の中にて 見つめ合う
 苦は幸の味 幸せは苦味 約束します みじょ(美女)の為

■ 昼間から
■桜吹雪(807) 投稿日:2000年3月13日<月>12時55分

真昼間から「どどいつ」。なんて暇人なわたし。

苦労しらずの 「シャン」を気取れど やくざな言葉が 見え隠れ

■ 夕暮れのどどいつ
■柳川(808) 投稿日:2000年3月13日<月>18時08分

 くだをまいたり しんみりしたり? やあね、ないのよ 身におぼえ

いろっぽい場合といろっぽくない場合と…。

■ 夜はね。
■小雪(809) 投稿日:2000年3月13日<月>21時10分

 くってかかれば しっぺが返り 妬いてみせなきゃ みぞになる

■夜
■桜吹雪(810) 投稿日:2000年3月13日<月>21時50分

小雪姐さんに続いてわたしも

 黒髪乱す 白い額が 闇に浮くのに 見惚れてる

■ 三段活用
■ひでじろう(811) 投稿日:2000年3月14日

 くすりゆびから しなるるように やめてください みのなかへ
 くすぐるからよ したくしたたる やめないでいて みのおくへ
 くるしくなるの しにものぐるい やってちょうだい みつよまで

■ 春昼
■桜吹雪(812) 投稿日:2000年3月14日

なかなか、こたえますね。

 玄人技に 情を重ねて やんごとなき妻 身を崩し

■ なんやねん。
■柳川(813) 投稿日:2000年3月14日

 食えてなんぼの 心斎橋や やすしきよしや 御堂筋

大阪風じゃないかと思われるものを並べてみた。エキゾチックオオサカ。

■ 北新地
■桜吹雪(814) 投稿日:2000年3月14日

ええとこやなぁ、大阪は。ワタシも一日遊んでみたい。

 食いっぱぐれた しけたヤツには やばい話が 魅力的

■ おはようさん。
■小雪(815) 投稿日:2000年3月15日

 くるまやったら しんどくないし やっぱ紅葉は 箕面やな

実際に大阪(北部)に住んでるとこんなんかな。

 くべたけれども しけてたみたい 火傷願望 身から錆

■ プロポーズ
■ひでじろう(816) 投稿日:2000年3月15日

 苦労承知で 幸せやから 山吹色に 身を焦がし

昨日雪世姫にお願いしてきました。ついでに、姫と息子をなぜっこしてきまし
た。母上様と一緒に暮らそうと、父上は若いのですきにしてくださいと、姫に
つたえました。

 車屋さんに 幸せ託し ヤキモキするは 身の定め
 狂ってしまったよ しんせいの道 闇夜であるが 見る月

早う一緒に暮らし、可愛い子がほしいね。

■ dodo in midnight
■龍(818) 投稿日:2000年3月15日

おお、にぎやかでいいですね。

 くすぐったいよ 「死ぬほど好き」と 野暮な男の 身に余る

■小雪(819) 投稿日:2000年3月16日

雨。だるい朝。ふだんとちがうコロンにしよ。

 苦労させては 至福もあたえ ヤツは女の 磨き砂

■ひでじろう(820) 投稿日:2000年3月16日

 暗い内から 仕事に出かけ やるきなそな 美春雨

今日は朝から雨、クリーニング上がりのズボンぬらし、眠いのに、会社で寝た
ろと電車で一休み、今はパソコンで都々逸して、女鹿(目が)さえ出す。

此奴は 春から 縁起が いいや・・・・・・チョン

■ おお
■柳川(821) 投稿日:2000年3月16日<木>

 苦しがっても 芝居の恋は やけど知らずの 水煙
 くしゃみ毎日 四六時中よ やけで手でかむ 水っ洟

まー。二つめのは下品ざますね。
ところで、句のなかに題を入れるのをタブーとする考えかたもあるようです。
タブーが多いほど破るたのしみができるからいいんですけどね。

■小雪(822) 投稿日:2000年3月18日

とつぜん自由題。

 好いたおひとと いってはみても 好いてくれなきゃ いやなひと


■ 自由題(詞書き付き)
■柳川(823) 投稿日:2000年3月18日

  うらやましやわが心 夜昼きみに離れぬ   (「閑吟集」より)

 捨てたつもりが 戻ってきたよ ラブという名の うちの犬

「アモール」というなまえの犬をむかし飼っていましたが、よその人について
いったまま、消息不明。

■ どどいつはすごい
■泥鰌(824) 投稿日:2000年3月18日

ずっと下の方に書いてあった作詞家が「どどいつ」が得意だという記事に感服
星野さん?の名前を探していたところですねん。
「歌謡曲」への「どどいつ」の影響は、卒論テーマ〜修士論文としてイケル。

「北村透谷(冬の旅)」というATG系の古い暗い映画を観ていたら、川上音
二郎の「おっぺけぺ節」がひんぱんに登場。あれも、ほとんど「どどいつ」や
ったんやね。

「どどいつ」→「歌謡曲」について、こんどゆっくり(膝をまじえて)師匠に
聞きたいな。



 今日も暮れゆく 異国の丘に 友よ辛かろ 切なかろ (異国の丘)

 夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を   (かりそめの恋)
 どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔  (〃)

 粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪     (お富さん)
 生きていたとは お釈迦様でも 知らぬ佛の お富さん(〃)

どうも、おいらは、「どどいつ」を甘く見ていたような。

■ どどいつはものすごい
■柳川(825) 投稿日:2000年3月19日

んだんだ。どどいつの起源を溯れば「催馬楽」まで行くだろうと、
たしか風迅洞氏の本に書いてあった(と思う)。

催馬楽といっても「樂所」へ召し上げられて洗練される以前のもののことだと
思うんですが、それだけにどどいつには「なま」の部分がいまでも残ってるの
かも。「なま」なだけにいまも生きているのかも。

どどいつの詩型を知りそめたころ、現今の歌謡曲や各地の民謡にも、日常の諺
や譬喩にも、それがあることに気がついて驚いたものです。

例)「まるいたまごも 切りよで四角」とか「たてば芍薬 座れば牡丹」とか。

日本列島はどどまみれだったのだーっ。

■ どどいつ物語
■桜吹雪(826) 投稿日:2000年3月19日

柳川師匠と泥鰌師匠の「どどいつ」話しおもしろいですね。
日曜日だし、ゆったりした気分で聞いてます。

 草青む野に しだれる柳 やわらなそよぎに 耳傾ける

■ 訂正
■桜吹雪(827) 投稿日:2000年3月19日

 草青む野に しだれる柳 やわらなそよぎに 耳傾ける

7の連続じゃないか。パチンコじゃないんだから、こりゃまずい

 草青む野に しだれる柳 やわらなそよぎに 耳澄ます

これに訂正。

■龍(828) 投稿日:2000年3月19日

悪友達との伊豆の旅から、戻ったところです。
桜吹雪さんの清純ドドをちょっと拝借して、
エロチックに、

 首は細くて しなれる腰に 柔毛そよぎて 身もそぞろ  龍

文豪の若き日を偲ぶ旅ではあったのですが、なんだ、こりゃ、・・・反省!

■ 掛調どどいつ
■柳川(829) 投稿日:2000年3月20日

 櫛目なくても しっかり梳かす やかん頭の 乱れ髪

誤解なきよう。わたしははげが好き。

『雑俳諧作法〜言葉遊びのいろいろ』(佐藤紫蘭著・葉文館出版)
という本を買ってきました。いろんな遊びにいちいち名前がついてておもしろ
い。なかで「掛調どどいつ」というのがありました。掛詞みたいなものらしい。

 例)言わぬがはなしは はしょっておくれ 聞いてるみんなは 披露宴

「言わぬが花」と「疲労」がかかってることになります。
こ、これは、おやじギャグというものだな。寒さこらえて掛けてみませんか?

■ 掛調どどいつ
■桜吹雪(830) 投稿日:2000年3月20日

うまく出来るか わからないけど 柳川師匠 みておくれ

 いちばん鳥が 時をつくまで 時を忘れて 尽くしあう

 いまさら好きと 言ってくれても さらにはなれない このからだ

■ ことば
■龍(831) 投稿日:2000年3月20日

柳川姐さんが、はげを好きとは知らなんだ。しかし、「はげ」ってのも差別用
語で「髪の毛が少なくなったお人」と言うのが正しいそうな。
掛調ドドとは面白そうだが、難しそう。決して親父ギャグなどで無くて、格調
高い「言葉あそび」だね。とかく、ことばはむずかしい。

 口説き言葉で 失敗したよ やらせ、演出 水の泡

伊豆は河津の桜が散り初めできれいだったよ。桜吹雪さん。反省ついでに、
もうひとつ、

 悔いは無いけど しみじみ思う 病みもしないで みまかりぬ

■ 伊豆は下田が好き
■桜吹雪(832) 投稿日:2000年3月20日

伊豆はもう桜ですか。伊豆の明るい海の色。空の色にさぞかし桜は綺麗なこと
でしょう。私は下田が好き。

 ちるさくら海あをければ海へちる (高屋 窓秋)

ですね。

■ 愛と補足
■柳川(833) 投稿日:2000年3月20日

愛があっても「○○」は、だめなのね。むかし、代用語をア社かア社が募集し
て、「ナイスアメリカン」とか「クリスタルダンディ」とか「ミスターサンシ
ャイン」とか候補にあがったけど、定着してないよね〜。

ところで、近頃、泥鰌師匠のお年が少なくなってるのが気になっています。

さて、「掛調どどいつ」の受け売りの補足。

 掛調とは 例)「手と手を鳥居」=(手と手をとる)。
 さらに掛調どどいつには、この掛調に加えて縁語があるのがのぞましい。

たとえば、上句の七七に「赤」がでてきたら下句の七五に「白」というふうに
縁のあることばを使うんですって。(使わなくても秀句ならいいんですって)。

桜吹雪さんごめん。よく読んだら、ややこしいものだった。
ああ。むずかしくてとっさに例が出てこない。できたらまた来ます。どろん。

■ 補足補遺
■柳川(834) 投稿日:2000年3月20日

作ってきたよ。ぜえぜえ。作ってみてやっとわかった。
あんな解説だったのに、桜吹雪さん、よくできてます。

 妬きも駿河の わたしは港 あなた富士見の 難破船

(難破船ではいくら不死身でも港にはかえってこんわね。)
いろいろ盛り込んでくどくなってしまった。
もっとあかぬけたのをひとつたのみます。んぱ!

■ 難しい
■桜吹雪(835) 投稿日:2000年3月21日

和歌的ココロがないと掛詞は難しい。
師匠のように、意味が対にならないでっせ。
朝っぱらから 頭を悩ませました。

あなた持つ鍵 どこのいい女(ひと) 人目盗むを 嗅ぎ当てる

ひぇーおそまつ

■ 美春咲き
■ひでじろう(836) 投稿日:2000年3月21日

 曇り雨降る しらせを聞いて やってきました 箕春咲き

土曜の天気予報で日曜日は曇り雨の予報を聞き、今日のうちに、箕面の勝応寺
へタクシー飛ばして

 母と美しい春先花咲いてる墓参り

美(しい)と箕(面)、春先と(花)咲きを掛けてみました。

3日連休で慣れんことすると疲れます。まあ酒ばっかし飲んでましたけど。自
重しなあきませんな。

■ 春の暮
■桜吹雪(837) 投稿日:2000年3月21日

箕面の勝応寺ですか。三年前大阪に住んでいた折にはよく行きました。
箕面の滝はよいけれど、お猿達は目が合うと襲ってくるからきらい。

 春のくれない くろうとすじが 許してくれない 苦労だね

紅と黒をかけてみました。

ううーん。音だけでなく意味をひっぱってゆくのが難しい。

■ ついでにもう一つ
■桜吹雪(838) 投稿日:2000年3月21日

 黒白つけろと つめよられても 真っ赤なウソで すりぬける

うーん。ちょろまつ。

■ 苦労する墨
■柳川(839) 投稿日:2000年3月21日

他力本願で、むかしのどどいつをあさってみました。
これなどは掛調と縁語の条件を満たしてるみたいです。

 例) 苦労する墨 身は細筆の ぬしは心を掛硯   作者不詳

関係ないんですけど、突然、TVドラマ「古畑任三郎」の、
「今夜はとってもヒヤシンス」「あしたは雪がフリージア」
という今泉くんの駄洒落を思い出しました。あれは、この掛調というもの
だったのね。

■ひでじろう(840) 投稿日:2000年3月22日

 くらくともに しらがぬけても やりぬきましょう みつよとは

暗く(苦楽)共に 白髪抜けても やり抜き魔性 蜜夜(三世、光代)永久
前世現世来世とは言わず、この世だけで好いから蜜のような世界で、魔性が
とりついたように、昼夜(白黒)を問わずやりましょう。何をかは?ご想像で。

■ 管理情報・修行僧
■泥鰌(841) 投稿日:2000年3月24日

掛詞どどは、面白そうですね。そして、かなり苦難。力作募集。

たとえば、「後撰集」の

 嘆きさへ春を知るこそわびしけれ燃ゆとは人に見えぬものから

の、「燃ゆ」に「萌ゆ」が掛かっていることは、すぐに解るよね。でも、
「嘆き」に「投げ木」が掛かっているなんていうと、ギョッとするよね。

たとえサブイおやじ風になろうと、ありありと掛かりぐあいがわかること。
だな。

修行ぢゃ。

■ 苦行僧・財産管理
■柳川(842) 投稿日:2000年3月25日
おお。泥鰌師匠、さんきゅのことね。(やっぱり年齢が減っている…。)

自力じゃ無理なので百人一首から換骨奪胎。過去の財産はいくら使ってもただだしね!

 歌)来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身も焦がれつつ  定家
 
 ど)来ないあなたを 松の葉尽くし 針のむしろに なる寝床   柳川 

ううう。苦しいじゃん。せっかくだから泥鰌師匠ご提示の歌も使って
みますね。(わたしはけち)。

 歌)嘆きさへ春を知るこそわびしけれ燃ゆとは人に見えぬものから

 ど)身からさびしさ ふやすは月日 それを減らすも また月日  柳川

財テクみたいなどどになっちゃいましたわ。
   
■ 掛詞どど
■桜吹雪(843) 投稿日:2000年3月25日
泥鰌師匠
>たとえサブイおやじ風になろうと、ありありと掛かりぐあいがわかること。
だな。
ホント掛詞はむずかしい。修行。修行。精進。精進。

春雨は降る 古びた街に 震える猫に 天地に

言葉のあやに さんざん悩み 文目も見えぬ 夜になる

やさしさの罪 愛の契機に その刑期とは 結婚だろう

どどまつー。

■ 掛かるかな?
■龍(844) 投稿日:2000年3月26日<日>
 昨日までメロメロで(仕事だよ)、やっと起床したところ。
おはよう、世界のドド愛好者のみなさん。掛詞なんて難しい
のが、流行ってるけど、自然に掛かるのがベストだよ。

食った食ったよ しらけるほどに 闇の鍋だが みな美味だ

 闇鍋も最近流行らないが、いまだに山賊仲間でやっている。
掛けたつもりだけど、分かってもらえるかなー?
 おいろ毛無いから、もうひとつ。
クール・クイック シャープに上げて やがてあなたの 乱れ髪
 

■ どどいつ万葉集
■桜吹雪(845) 投稿日:2000年3月26日
今朝の朝日新聞「折々のうた」は中道 風迅洞先生の「どどいつ万葉集」
から。

飯もたべずに出てゆく猫が 俺のはたちの恋に似る

「現代編から若干を紹介する。」と、あるから、しばらく「どどいつ」が出るのかな?
楽しみ。表記を真ん中で切ってあるのは「どどいつ」本来の書き方?

■ BLACK&WHITE
■柳川(846) 投稿日:2000年3月26日<日>
風迅洞氏の編著をみてみると、表記のしかたはいろいろあるみたいです。
四行書き、各句間一字アキの一行書き、上句と下句で二行表記などなど。

さて、掛調どどいつ。できてみたら掛かっていた、というのが理想ですが、
そうもいかの塩辛。ああ、春なのにさむい。

  恋のいろはを 知ろうとしたら すごい苦労と 教えられ   柳川 

龍さんの句は「しら」と「闇」が縁語かな? わたしもシロとクロを掛けてみたよ。
(泥鰌師匠は養老の滝をみつけたのね。きっとそうよ。)

■ 君と競馬
■ひでじろう(847) 投稿日:2000年3月27日

九十九里浜白瀬を送る やもめのカモメみさき春
(英次郎)
苦しみ忘れ幸せ求め やつれし君と見つめ合う
(雪世姫と英次郎)

春一番、九十九里浜に打ち寄せる白波、知らせを送る
やもめのカモメ、岬の春

土日は競馬三昧、都々逸はお休み、月曜から金曜がどどの時間

競馬でひとつ

朝風呂入って 朝酒飲んで モバイル競馬 身を崩す

ちなみに今週は約4万の負け、だいたい勝ったり負けたりで
最後は負けのようです。競馬歴5年。

■ こりずに
■桜吹雪(848) 投稿日:2000年3月27日

こりずに来ました。三月前には「どどいつ」なんて知らなんだ
ワタシも「どどいつ」大好き。もっと知りたい。

松に羽衣 忘れた天女が 花衣着て 待つみどり

だんだん自分でもようわからんように。
からぶりかなぁ 。うーん から松。

■ うけうりがうけうりにきて
■柳川(849) 投稿日:2000年3月27日
掛調からちょっとはなれて、うけうりに来たよ。
風迅洞氏の文物を広げたので、少し紹介。以前この掲示板で紹介したのと
だぶるとこありますけど、かんべんね。

○言葉は神が人間だけに与えられた恩恵である。
○どどいつ作りなどは何の役にも立たないと思う人がいるかも知れない。
 そういうものを続けて行くことも人間に与えられた自由である。
○まずはスタンダードなリズムを守ること。音韻のはずれはあくまでも例外。
 詩としてすぐれている場合にのみ許される。
○「三・四・四・三・三・四・五」の「・」のところに生まれる微妙な
 ポーズ(息つぎ・間)がいのち。
○中世の屏風絵などは、対象すべてを克明に描く技法だが、人間の目にはそうは
 見えないはず。うたもすべての材料にピントを合わせない方が説得力が生まれる。

                    「現代どどいつ」平成5年3月号より

歌会で氏が力説した要点のメモからの抜粋。なんとなくおかしくていい!
「そういうものを続けて行くことも人間に与えられた自由である。」というくだりに
えもいわれぬ味があるような。

■ どど十戒
■桜吹雪(850) 投稿日:2000年3月27日
○言葉は神が人間だけに与えられた恩恵である。
○どどいつ作りなどは何の役にも立たないと思う人がいるかも知れない。
 そういうものを続けて行くことも人間に与えられた自由である。

ううーん奥が深いですねー。どどの情の深さ。生のおもしろさに触れるような。
あまり形にこだわらなかったけど、何事もまずは形から。
風迅洞氏と、師匠の教え、ココロに刻みましたわよ。


■ お久しぶりね
■媚庵(851) 投稿日:2000年3月28日
媚庵です。
しばらく旅に出ていました。
その間に、引退したはずの柳川師匠は復活しているし
泥鰌師匠は若返っているし
新メンバーもふえ、掛詞とか、課題も難しくなってます。
うーん、勉強してまたやりなおしますので、よろしく
お導きください。


■ひでじろう(852) 投稿日:2000年3月28日<火>11時40分/大阪府/男性/47才
曇りガラスに 染み込む想い 焼き上げます 身の内で
靴音高く 幸せいっぱい やもめ暮らしに 未練無し
暮らし色々 しんせ色々 やもめ色々 見つけよう

どこかの歌謡曲か駄洒落か?今日は曇りのち雨模様。
今の心情を書いて見ました。不倫年齢の雪世姫と暮らせるように
との想い。なかなか実現しがたい。 
注:不倫年齢=自分の年齢÷2+7

■ おしゃべりだけよ。
■龍(853) 投稿日:2000年3月28日
844の私のドドで
○食った食ったよ しらけるほどに ・・・
 は、クッタクッタヨ(くたくたに疲れたよの意)に掛けた
つもりだったんだけど、解説しなきゃあ、やっぱし分かって
もらえないレベルだよね。
 という具合に掛詞は難しいので、あまり凝らないように
しましょうね、みなさん。・・・と、未熟なわたしは呼び
かけてるのですが、スカットしたのがあれば、ご披露乞う。

■ 俗謡メモ
■柳川(854) 投稿日:2000年3月29日
媚庵さん、おかえんなさーい。先月の「ユリイカ」でボリス・ヴィアンの特集してました。
ヴィアンはシャンソンの作詞もしてたとか。日本にいれば、きっとどどいつ。

龍さん、ごめんなさーい。うーん。掛調は作るのも読むのもむずかしい。
しかし、辛抱する木に花が咲く!

近藤啓太郎の『大観伝』に岡倉天心・作の俗謡を発見。メモしときます。

 谷中鶯 初音の血に染む 紅梅花 堂々男子は死んでもよい
 奇骨侠骨 開落栄枯も 何のその 堂々男子は死んでもよい

日本美術院開院のどんちゃんさわぎの夜、みんなで唄いまくったということです。
とてもたのしそうですね。「堂々男子は死んでもよい」は囃し詞でもあり、
主題でもあり。異形のフレーズという感じです。


■小雪(855) 投稿日:2000年3月30日
おひさしぶりです。
どんなものかいまひとつ理解できなくて、、、。
わらわないでね。

  せめてそばにと 言へないままに うつらうつらと する添寝

やっぱりわらわれそう。

■ くしやみ4段変化
■ひでじろう(856) 投稿日:2000年3月30日

くすぐるようにして も好いけど 
       やめ ないで いって見て ほしい
くすぐるようにして 見たけれど 
       やめ られず いって見て しまう
くすぐるようにして もらったけど 
       やめ られそうで いって見せて みた
くすぐるようにして 魅せられた  
       やめ ずに いって身て 間下

4段目の情景が浮かんで来たら上出来。だめでもともと。
春眠暁を覚えず、朝寝が気持ちいいです。
はようくすぐりっこ楽しみましょう。

■ おさらいという名のひとりごと
■柳川(857) 投稿日:2000年3月30日
掛調について『雑俳諧作法』でおさらい。

「言葉の上半分で上の言葉の意を受けて下を一つの単語にします」というのが
掛調の説明なんですが、わたしはこれだけではどうもよくわからない。
しかもどどいつのいい例が載ってない。狂歌の掛調の例のほうがわかりやすい。

 例)狂歌の
 浅草と芸を競わん向島花見の舟に意地を春風 (「意地を張る/春風」が掛調)
 主婦連の歳はいわぬが花見舟水面に小皺つくるそよ風(「いわぬが花/花見舟」が掛調)

上のことばと下のことばが同音のことばで連結してる状態、ということかしらね。
「こんにちワンダフル」とか「おはヨーグルト」なんかもライトな掛調と考えて
いいことになるのかな。

異質なものが同音のよしみで重なりあい、つながってゆくのですから、
掛調とは、きわめてエロティックなことばの営みと申せましょう。
(だからちょっとしかできないのよー。しくしく)
 

■ えろちっく・かけことば
■桜吹雪(858) 投稿日:2000年3月31日
ああ、今日で弥生も終わり。来月になればお年の曲がり角が待ってるぜ。
(しくしく)
えろちっく・かけことば・ばい・いんすたんと

やよい過ぎゆき 花のつぼみが はる(張る・春)夕方の ねむき空

■ 弥生の春よさようなら
■ひでじろう(859) 投稿日:2000年3月31日
やりたいように 喜ばせてよ 一途なお方 さあ立春
そのままやないか?

やりたいならば 喜ばせよう 一二の位置に まん金龍
これもそのままか?

痩せてはいるが よろころこんで 一緒にい行よ 生井食う
変態変換か?

品がなくてどうもすいません。謝るなら、かくな。

■ ただいま(^^)
■そら(860) 投稿日:2000年3月31日
わーーーっ。
柳川ねいさんだーー。(泣)

しばらく腰痛で通院しておりましたんじゃが
龍さんにナンパされておじゃまいたしました・・・・

うらしまたろう。

びつくりですじゃ。

むつかしいですのぉ、、、
媚庵さんでもむつかしければ、あたしなんぞにゃわからない

べんきょーしてまいります。

■ おかえりなさーい
■柳川(861) 投稿日:2000年3月31日<金>21時50分
そらさん、すっかり若返って!
いまねー、自分の播いた掛調の種で苦労してるのー(爆泣)。   

 すぐに住もうと 口説いてみたら ぬいでいきなり 四股踏んだ  柳川

「住もう」と「相撲」なんですけど、これ、たぶん掛調とはちがうんだよね。

 地獄極楽 どちらもいやで きみの心に 仮住まい        柳川
 あなた死んだら あなたのなかの わたし帰って くるだろか   柳川

なんとなくパラサイトラブ。掛調? わすれました。