人工 イクラ
食料品店で、「イクラ味」とか「イクラ風味」で販売されている「人工イクラ」の実験的作り方が話題になっている。イクラは鮭の卵で、卵巣全体を取り出したものは「筋子」と呼び、ほぐしたものを「イクラ」と呼んでいる。なお、これは実験用で、食用ではないので食べないこと。
1 材料
 アルギン酸ナトリウム
 塩化カルシウム
 食紅(赤と黄色) 少々
 ベットボトル
 平たいプラ容器
 スポイト
2 つくり方 
アルギン酸ナトリウム水溶液(約3〜4%液)をつくる。
    ※実験なので大量につくり過ぎないようにする。
@ 500mlペットボトルに水を1/4(約100ml)入れ、アルギン酸ナトリウム粉末、小さじ1杯(約3g)を入れ、ふたをしてよく混ぜる。
A 溶けにくいので、ペットボトルをよく振って混ぜる。少しずつ粘性が増す。洗濯のり程度になったらやめる。
  B Aの液に、食紅を加えて、さらにかき混ぜる。
    ※やや濃いめに着色する。オレンジっぽくするには、黄色の食紅も加えて、色を調整する。
塩化カルシウム水溶液(約10%)をつくる。  
C 平たいプラ容器に水100mlをとり、それに塩化カルシウムを10gを加えてよく溶かす。  
※少し濃いめにつくる。
イクラをつくる。
D スポイトで、アルギン酸ナトリウム水溶液を、1滴ずつ、塩化カルシウム水溶液の中に落とす、
  E ぶよぶよした球状のかたまりができる。