ヘロンの蒸気機関 |
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古代アレクサンドリアの工学者・数学者であったヘロン(10年頃 - 70年頃)が考案したさまざまな仕掛けの中に、「ヘロンの蒸気機関」と呼ばれるものがある。これは、蒸気を円周上のノズルから噴出させることで回転力を得るものである。これをヘロンの「気力球」という。これが人類史上に蒸気機関が登場した最初のものであるとされる。蒸気の力を実験するものがいくつか提案されている。(インターネット上にいろいろあるので参照されたい)
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1 材料 |
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ふた付空き缶 |
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ネオジウム磁石 |
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鉄のくぎ or ねじ |
1 |
モーター と LED |
各1 |
ピンポン玉 |
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蛇腹ストロー 6mm3本、5mm1本、4mm2本 |
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ふた付プラスチック容器(100mmφ) |
1 |
穴あけ道具(千枚通し、リーマーなど) |
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2 つくり方 |
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◆ |
蒸気の力で空き缶を回転させる |
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土肥氏などが空き缶と磁石を利用したものを提案している。 |
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◆ |
蒸気のかわりに、息(空気)の力でピンポン玉を回転させる |
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科学愛好家 大倉氏などが、「くるくるボール」として、下の左のようなピンポン玉を利用したものを提案している。(一部改良) |
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※ピンポン玉を支える2本のストロー支柱の間隔が、息を強く吹くほど開いてしまので、それを防ぐ工夫が大事なポイントである。(Cの平板もその一つ)
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