ロケット
     
 ロケットといえば、ひところのアポロから、現在は、スペースシャトルへと人気が移って来ているが、依然として根強い人気がある。
 厚紙で作ったロケットでも子供たちにとっては、夢の膨らむ対象であり、活発な活動が展開される教材となる。
◆しくみと動き
伸びたゴムが縮むときの力によって、紙筒などの本体が飛び出すことが基本である。  
  輪ゴム一本を使用した場合でも、かなり高く、あるいは遠くまで飛ばすことができる。
  ゴムを引いたときの手応えによって、ゴムの伸びや弾力を感じさせることができるのが長所である。
  飛距離を変えるために、ゴムの引き方や飛ばす角度、あるいはゴムの太さや、ゴムの本数を工夫することができる。
  構造上、2とおりある。
◆児童の自然認識 
  ゴムの太さや本数、長さなどによって、ロケットの飛ぶ距離が違うことに気付くとともに、ゴムの力を手応えで感じ取ることができる。
   
1 材料と道具
扱い 作りやすさ  B
材料の入手しやすさ  A
安全性  C
魅力 動きのおもしろさ   B
活動するおもしろさ   A
工夫 改良のしやすさ   B
発展性   B
 
 模型用角材、 割りばし、竹ひご  など 少々
 輪ゴム  ゴムひも 少々
 画用紙  厚紙  工作用紙  など 数種類
 セロハンテープ、 少々
 粘土  はさみ  など
   
   
2 つくり方
 右の図の通り作る。     
     
     
     
     
     
     
     
3 工夫できること