吹き戻し            
吹き戻しは、くるくる巻いた紙が、息を吹き入れるとのび、息を吹き入れるのをやめると、元のように巻き戻るおもちゃである。
100均でも売らている。詳しくは、淡路島にあるという「吹き戻しの里」のネットを見るとよい。
1 難しいところと工夫
  @ 長い筒状の中に入れるバネに、どんなものを入れるのか、また、入手方法は?
 →0.23φのステンレスバネ線を使うことにした。
 →入手先は、「星和鋼線株式会社」で、ネットで丁寧に対応していただける。
  価格は 0.1kgで、送料・代引きで、約3000円ぐらいである。
  A 吹き戻しの紙 → 広告紙を使った。
  B 安全対策−吹き戻しの中には、バネの細い針金が入っているので、人の顔に向けて吹くのは危険である。
 → 針金の先端を丸めておく、針金がむき出しならないように、針金を紙にしっかり接着する。
 → 「注意」事項を書き、吹き戻しに貼り付ける。
2 材料  
 紙(広告紙)27cm×5cm
 ステンレスバネ線 0.23φ 27cm
 ストロー 10mmφ 1
 両面接着テープ  5mm巾
  7mm巾が最適だが、入手困難
少々
 セロハンテープ 少々
3 つくり方
◆長い紙筒をつくり、バネ線を貼り付ける。
@ 27cm×5cmの紙を右図A・Bの寸法で折る。
     ※ボールペンで線を引くと、折り目がついて折りやすい。
  A 先端を丸めたステンレスバネ線を、両面接着テープで貼り付けながら、紙を筒状にする。    
     ※安全のため・・バネ線が飛び出さないように
  B 片方の先端を折り、セロハンテープでしっかりとめる。
     
  ◆バネ線に丸み(巻きぐせ)をつけ、ストローにつける。
  C 右の図のように釘などにかけ、しごくようにして、巻きぐせをつける。
    ※はじめは、柔らかく、釘でしごく。(紙筒がやぶけないように)
  D 巻きぐせがついたら、ストローを差し込み、セロハンテープでとめる。
       
4 使い方・遊び方   
@ ぜったいに、人の顔にむけて吹かない。(万一、バネ線が飛び出さないとは、限らないので)
A ストローをくわえ、息を吹き込むと、巻紙が伸びる。
  B 息を吹くのをやめると、巻き戻る。
C AとBをくりかえし行えば、巻紙が伸びたり、縮んだりする。