いろいろな浮沈子
 浮沈子についてもインターネット上で、いろいろ実験例があるので、それを参考にするとよい。
1 浮沈子をつくる問題
  @ 浮沈子をつくる素材と、それにつけるおもりを何にするか。
A 水を入れる容器としてペットボトルは手軽でよいが、口が小さいのと、まわりがやや見にくい。
2 材料
 タレびん(ペットボトルの口から入る大きさ)
  丸形(ビールびん型)
数個
 六角ナット(M6)、ワッシャー2種類
  (ペットボトルの口の大きさに注意)
数個
 ビーズ(細かいもの) 少々
 軟質ガラス管 少々
 フィルムケース
 ペットボトル 数本
 コップ
 千枚通し
3 つくり方
丸形のタレびんを使った浮沈子
  @ タレびんに、M8ワッシャーとM6サイズナットをねじこむ。
タレびんのふたはしない。
A 水を入れて調節する。(使い方参照)
回転する浮沈子
タレびんの口に、M8とM6ワッシャー入れ、タレびんのふたをする。
千枚通しで、写真のような方向に穴をあける。
水を入れて調節する。
4 使い方
@ コップに水を用意する。
A タレびんを押してから、口をコップの水につけ、水を吸い込む。
B タレびんの水の量を調節して、コップの水につけ、タレびん(浮沈子)の上面が、水面ぎりぎりでうまく浮くようにする。
C 浮沈子の口を上にしてペットボトルに入れる。
D ペットボトルを握り、壁がへこむように強く押すと、浮沈子が沈み、握りを弱めると浮沈子が浮き上がる。
※回転浮沈子は、沈んだとき、急に弱めるとよく回る。
5 ガラス管を使った浮沈子(子供には無理)
高度な技術が必要だが、浮沈子への水の出入り、空気の部分の体積の変化がよくわかる。
ガスバーナーで、ガラス管の一方を赤くなるまで熱し、ガラス玉を作ってふさぐ。
ガラス管の反対側から吹いて、ガラス玉をふくらませる
6 大型の浮沈子  
フィルムケースと、透明で柔らかく、細長いパイプを使い、大型のものを作ると、ダイナミックでおもしろい。