ミニ自動車(実験用)の製作
 発電の実験などでは、起こした電気でいろいろと動かしてみたいものである。その一つとしてミニ自動車がある。身近な材料を利用した作り方を紹介しておく。
1 工夫したところ
  @ モーターの回転を伝えるのに、歯車方式とベルト方式のどちらも利用できるようにした。
A 段ボールの穴を利用する。
2 材料
 
 プラスチックダンボール(何色でもよい)
 タイヤ(ゴム製でもプラスチック製もよい)
  タイヤ径が38mm以上がよい。
 ピアノ線 太さ2mmφ  長さ12mm
 模型用モーター 例 タブチ130
 歯車   大小 各1
 プーリー 大小 各1
 電材の直線重ね合わせスリーブ
 (P型圧着スリーブ) P−2

 (内径が2φmmのアルミニウム管)
 輪ゴム
 両面接着テープ 少々
 
3 作り方
  車体をつくる
  @ プラスチックダンボールを右の図の大きさにカッターで切る。
A BをAの下に両面テープで貼り合わせる。
B また、CをAにねじでとめ、前輪の方向が変えられるようにする。
シャフトが通る、スリーブをつける。
C BとCのダンボールの穴にスリーブを差し込み、ピアノ線のシャフトがぶれないようにする。
シャフトとゴムタイヤをつける。
D シャフトに歯車またはプーリーをとりつける。
E シャフトをスリーブの穴に通し、ゴムタイヤをつける。
モーターを取り付ける。
F 歯車またはプーリーを取り付ける。
G シャフトの歯車またはプーリーとうまくかみあわせながら、モーター両面接着テープで取り付ける。