リニアモーターカー(実験用)
 
1 従来の実験器の課題とこの実験器の原理
@ 浮上用磁石として、小さなフェライト磁石を並べていたが、同極のどうしの反発で並べるのが大変であった。→→長いゴム磁石を使う。
A 滑走体のコイルに流れる電流の向きを変えるのに、複雑な構造の架線レールが必要であった。  →→センタータップのあるコイルを作り、コイルを半分ずつ使う。
B @、Aの解決で、何台も連結し、長くすることが可能になった。
2 材 料
材 料 数量
 ゴム磁石    3cm×長さ100cm
 フェライト磁石 厚さ4×巾10×長さ24mm 90
 U型金属板外側  4cm×長さ100cm 
 L型金属板 5mm×20mm  長さ100cm
 アクリル板 厚さ5mm  5cm×100cm
 アクリル板 厚さ2mm  5cm×10cm
 銅テープ   巾3cm×長さ100cm
 エナメル銅線  0.3〜0.4mmφ  約100m
 マイクロスイッチ
 網アース線 少々
 導線、ビス、ナット など
3 作り方  
軌道の作り方
@ 右上の図のように、U型金属板と厚さ5mmのアクリル2枚をコの字型に組み立てる。
※修理のことを考えて、接着せず、ビス止めにする。
A 銅テープを架線レールになるようにL型金属に貼り付ける。(図2)
B AのL型金属板にフェライト磁石を、NとSが交互になるように並べて貼り付ける。
C 導線類を取り付ける。
D ゴム磁石にのせる。
滑走体の作り方
@ エナメル線でコイルを2つ作る。
A 図のように滑走体の本体を作り、マイクロスイッチやコイルを取り付ける。
4 使い方