高気圧と低気圧モデル実験器(電動回転台) | ||||||||||||||||||||
高気圧と低気圧の風の吹き出し方が地球の自転の影響を受けることを、何とかモデル実験できないかと思い、簡単な電動回転台を製作して行った。 | ||||||||||||||||||||
1 高気圧と低気圧モデル実験器の工夫したところ | ||||||||||||||||||||
@ | 回転台を回転させる方法は、a 回転軸を回転させる方法と、b 回転板のへりをモーターの軸でこすって回転させる方法がある。ここでは、弱い力で、しかも低速が得られるbの方法にする。 | |||||||||||||||||||
A | また、モーターの種類は、電流の右向を変えれば、逆回転が可能な直流モーターを使う | |||||||||||||||||||
B | 高 | |||||||||||||||||||
2 回転台の材料と製作 | ![]() |
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3 回転台の作り方 | ||||||||||||||||||||
◆気体を使う場合 | ||||||||||||||||||||
○ | しきり板を差し込み、両方の水槽に温度計を入れる。(両方の温度計の誤差を確認しておく) | |||||||||||||||||||
○ | 片方の水槽に保冷剤をしきり板から離しておく。 | |||||||||||||||||||
○
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次いで、この水槽を線香の煙で充満させる。 | |||||||||||||||||||
○ | 両方の温度の差が、1℃以内になるまで待つ。(ここが最大のポイント) ※温度差が1℃以上だと、しきり板をはずしたとき、気体の移動が速すぎて観察がむずかしくなる。線香のため煙の温度が非常に高くなっている。保冷剤で冷やすわけである。 |
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○ | しきり板を静かに上へあげると、両方の気体が左右に移動しはじめる。 | |||||||||||||||||||
◆水を使う場合 | ||||||||||||||||||||
気体の場合とほぼ同じである。両方の水の温度差が1℃以下にするのがこつである。 | ||||||||||||||||||||
○ | 両方の水槽に水を入れ、温度計を入れる。水の深さは4〜6cmにする。 | |||||||||||||||||||
○ | 温度が低い水にする水槽の水を、青いインクを少し入れる。 | |||||||||||||||||||
○ | この水槽に氷をほんのひとかけら入れて、温度差が1℃以内になるように調節する。 | |||||||||||||||||||
○ | しきり板を上げて観察する。 | |||||||||||||||||||
4 実験例 | ||||||||||||||||||||