マルチ(簡易)フレミングの実験器 考察シート | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業で普通使われるフレミングの実験器のうち、ブランコ型とレール型を合わせて実験できるものである。簡単な構造なので、やりやすく、生徒一人一人の実験が可能である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1 実験方法の問題点 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@ | 右の図のような実験装置は、せいぜいグループて1組(個人実験は不可) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コイルをつるす鉄製スタンド、電源装置、電流計、抵抗器などが不足 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A | また、準備・組み立てに時間がかかる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B | A点の接触不良で、電流が流れない。 このことは、どの形の実験器でも、同様なことが起きる。 |
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2 材 料 | ![]() |
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3 つくり方 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@ | 右上の図のように、アルミ板Cと樹脂パイプで、H型に組み立てる。 | ![]() |
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A | Bの部分は、樹脂パイプで、両端にスペーサーを挟んでねじでCにとめる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※P点の電気的導通が重要。アルミ板は、表面は樹脂塗装で不導通。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
→導通がないときは、ねじにアルミ箔を巻き、導通をはかる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B | エナメル線でコイルをつくり、両端にゼムクリップをつけ、 その端をU型にする。(ブランコにする) |
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※ゼムクリップを使うのは、さびにくいので、A点の接触がよくなる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
C | 真ちゅうかアルミパイプを用意する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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4 使い方(考察シートのページを参照) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@ | U字磁石と金属パイプの位置や方向(N−S)を変えて、 いろいろと実験してみる。 |
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A | 電流の方向も変えて実験する。 |