小型付磁・消磁器 (乾電池またはACアダプター利用) 
 
 付磁器を子供がグループで利用するためには、理科室の100V電気の容量が十分なければ、5台、10台と利用できない。
 そこで、グループで使えるよう、乾電池またはACアダプターを使って付磁(着磁)、そして消磁もできるように工夫してみた。ただし、電流の容量が少ないので、着磁力も弱い
1 材 料
 エナメル線 0.3〜0.4mmφぐらい  1kg
 巻きわく  塩ビパイプ  長さ6cm  外径 2cm
 DC−ACコンバーター
 2回路6接点スイッチ
 押しボタンスイッチ
 シャーシ、AC差し込みプラグ
 配線用ビニール線
2 作り方 
コイルを作る
  @  外径2cm、長さ6cmの塩ビパイプに、0.5mmφエナメル線を約2500回巻く。
A
 シャーシ上の各部品の位置を決め、図1に従って配線する。
配線する
3 使い方
付磁(着磁)
@ 「切替スイッチ」を「付磁」側にし、コイルの中に付磁しようヒする磁石を、N・Sの極性を合わせて入れる。
A 「押ボタンスイッチ」を1〜2秒間押して電流を流す。
   (スイッチを長く押し続けると、コイルを焼損するので断続的に使う。)
B 磁石をコイルから取り出す。
消磁
C 「切替スイツチ」を「消磁」側にし、コイルの中に磁石を入れる。
D 「押しボタンスイッチ」押したまま、磁石をゆっくリコイルから引き出す。
E 「押しボタンスイッチ」をはなす。