簡易暗箱(段ボール箱利用)
 学校での光の実験の大きな障害の一つに暗室が少ないことがある。理科室には暗幕があっても、普通教室にはない。
 そこで、段ボール箱の内側を黒く塗って暗箱をつくった。
1 材 料
 段ボール
 墨汁 少々
 はけ、カッター
2 作り方  
  A型
@
 段ボール箱の二面を切り取り、内側を黒く塗る。
B型
A  図のように段ボール箱の底の一面を切り取る。
B  手を入れる穴と、顔を押しつける穴をあける。
C  内側を黒く塗る。
折りたたみ式
学校で保管するには、A・B式は不向き、40人分を保管できるよう、折りたたみ式を作った。
3 利点・使い方
利点  
子供一人一人に暗室ができるので、教室全体を暗くする必要がない。 
教室が明るいので、教師が子供の様子を把握しやすい。
黒板も普通に使える。
使い方
@ 頭を入れる側は、教室の明るい方に向けない。