こんなに雪があります。花たちは、まだ姿を現しません。
ブナ晴れの賀老高原。爽やかな春の日射し。
                           
   
ひときわ見事な、賀老の新緑
               
2004.05.24
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お待たせしました。島牧村・賀老高原のブナ林が、ひときわ美しい新緑になっています。雪解けが遅く、高原への林道がオープンしたのが、先週末。まだかなりの残雪がありますが、ブナたちはすっかり葉を開きました。開いたばかりなので、産毛がついた葉っぱです。

遺伝資源保存林までは、車で行けます。ただし、駐車場のトイレが使えません。残念。千走川の流れは、雪解け水でごーごーと音をたてています。賀老の滝は、激しい水しぶきで、真っ白に見えます。光線の具合で、虹を見ることもできます。

林床の雪が解けたばかりで、まだ花たちが姿を現していません。一般的には、最初に花が咲き、それからブナの芽吹きとなるのですが、ここ賀老高原では逆転しています。これから、イチゲの仲間、ツクバネソウ、エンレイソウ、マイヅルソウなどが咲きます。ミズバショウ、エゾノリュウキンカは見頃です。川筋や湿地帯に咲いています。