6月4日の賀老高原

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賀老高原のブナ新緑は、最も美しい色を見せてくれています。今週末には、是非とも訪れてみてください。感動すること請け合いです。ブナの葉はすっかり開ききり、大きな樹冠を作っています。来週以降からは、初夏の色合いに変わっていくことでしょう。時折肌寒いこともあります。ブヨが刺しに来ますので、虫除けを持参して下さい。

 千走川の激しい流れと、ブナの新緑。

昨秋は、ブナの実が大豊作でした。その実が発芽して、実生になっています。これがブナ、と思われるかもしれませんが、将来は立派な木になるはず。小さな葉は、幼葉と言われています。その上にある赤っぽいところが本葉です。これが開くと、間もなく幼葉は落ちてしまいます。

このように沢山のブナの赤ちゃんに会えるのは、四、五年に一度です。ブナが一斉に実を付けるのは、そうした間隔なのです。カイワレダイコンみたいに見えます。