<1999年 2月>


ひとりごとのトップページへ

2月1日

先日、七福神のおみくじのある神社はないかとインターネットで検索していたところ、あるおじいさんがインターネットで神社めぐりのホームページを作成していた。老いてもいろいろな事に興味を持ち続けている事に頭が下がる思いがした。そして自分も老いてもいろいろな事に興味を持ち続けて生きていきたい。
2月2日

ジャイアント馬場さんが亡くなった。プロレスは暗い時代に人々を励ましてきた。そして今日も人々を魅了し続けている。技が効かないのに止めたほうが良いなどいろいろなゴシップが流されたりするが、見たものが楽しめたり感動したりするプロレスだってある。ファンが望んでいるものを止めさせる記事にはうんざりする。プロレスはショーとしても成り立っているし、鍛えられた技の妙技も見れる。勝ち負け以前に楽しめる。勝ち負けしかこだわらない人達には受け入れられないのだろう。そういった人達はスポーツニュースだけ見ていれば良い。成熟したスポーツには勝ち負け以前の楽しみ方があるものだ。

長い間世界を楽しませてくれたジャイアント馬場さんにご冥福をお祈り致します。
2月3日

人は移動するために歩く。そして科学の進歩によって自転車、車、電車など様々な移動方法が可能となった。しかし目に映る風景や耳に残る音はそれぞれ違う。たまには違った移動方法をとってみると面白い発見があるものだ。
2月4日

逢いたいときに会えないこと程、切なさは募る。電話もそう。携帯電話で暇があれば電話している人はそんな気持ちに耐えられないのだろうか?待っている時間もいいものだよ。
2月5日

昔からあった「ガマの油」の製造元が倒産したそうだ。もうガマの油は売られなくなる。以前、上々台風の夏祭りを観た時にガマの油売りを興行していた。そんな古典芸能(?)はなくならずにいて欲しい。
2月6日

コンピュータは動いている時はいいが、一旦エラーが起きると原因がわからなくなることが多々ある。ハードが悪いのか、ソフトが悪いのか、自分の使い方が悪いのか...単一商品でない事と共に個人でTUNE UP可能なだけにメーカーのサポートもしきれない部分がある。しかし使わないと仕事もできないので使わざるを得ない。今後動作が安定したパソコンは出てくる事を望みたいところだが...
2月7日

試行錯誤しないと新しいものは生まれない。”経験がものを言う”という言葉は的を得た言葉である。つまり失敗を許さないようになってしまうと何も生まれないということか。勿論程度問題はあるとは思うが、失敗を恐れて行動できないことのほうがつまらない。間違いを闇の中に隠す社会が今ここにあるように思えてならない。
2月8日

ある地域の美味しい店なら何でも知っている人。イベントごとには目のない人。アニメに関しては誰にも負けないという人。ビートルズの事なら俺に任せろと自信をもって言える人。スキーのことなら何でも聞いてくれと言う人。ひとつの事に夢中になる人といろいろな事に夢中になる人...自分は何か自信を持って言える事があるか...?今あなたはどんな事に夢中ですか?
2月9日

ある情報を探そうと検索エンジンで探していたがなかなか見つからない。単純なものでないだけにHPとして載せている人がいるかどうかもわからない。考えてみれば本当に貴重な情報というものはなかなか見つからないものだ。そこで思ったのが、やはり一番貴重な情報は知っている人の口から聞くことしかないということ。会社のHPに社内の極秘事項など載せない。本当に大切にしていることはなかなか教えないだろう。HPや本、TV、ラジオ、いろいろあるがパブリックになったところで貴重な情報ではなくなってしまうのだろう。
2月10日

曼陀羅のオーナーは今年の”音のまつり ’99(仮称)”イベントについて検討し始めている。毎年秋に行なっている野外イベントであるが、もう半年後の話である。去年より良いものを作ろうと店の常連さんは考え始めた。楽しみにして欲しい。(今から照る照る坊主をぶら下げてもしょうがないし...ウーン????)
2月11日

関東圏に雪が降り始めた。曼陀羅の常連さんはマスターとスキーへ行ってしまった。よって曼陀羅は14日までお休みである。スノードライブは要注意である。以前年始明けの東北自動車道での約40台の玉突き衝突事故を目撃した自分としてはつくづくそう思う。こんな日は家にいて雪を見て冬の情景に耽るのが一番かと思う。(家の中ではブルースが流れているけれど...)
2月12日

”あなたの好きな音楽は?”という問いにあなたはどう答えますか?好きなテレビ番組とか好きな俳優とか聞かれるより真剣になってしまう。音楽が好きだといっても肌に合わない音楽まで含めて好きだといっているわけではない。音楽という言葉自体抽象的過ぎて、自分の心の内を覗かれているような想いをしながら考える。それだけ生活に密着しているものなのだろう。
2月13日

管理することに慣れていないのは日本人の体質であろうか?最近の薬物を利用した事件や情報開示のできない事による事件が頻繁に起きている。小学生の時に”信用経済”とかいって習った頃、口約束でも何とかなったのだろう。今では過去の情報は管理していないと後で問題があった時に自分の正当性が主張できなくなる。...あたりまえか。
2月14日

言葉というものは難しいものである。ちょっとした表現の違いによって相手に不快感や誤解を招く。逆に言葉を巧みに利用して相手に信用させ、裏切り行為を働く人もいる。これが知恵を身につけた人間の性なのだろうか?それとも知恵を身につけた人間が最後に乗り越えなければならないことなのだろうか?
2月15日

最近、スノーボードをやる人が増えた。ゲレンデを見てもスノーボーダーが目立つぐらいだ。講習も頻繁に行なっている。これもオリンピックの影響か?スキーよりもスノーボードのほうが事故率が高いそうである。私はスキーしかやらないのだが、スノーボーダーの滑りは結構過激に見える。挑戦的にすべるのは良いがくれぐれも怪我(特に他の人との接触事故)には注意して欲しい。
2月16日

自動車を運転してみると道路工事が頻繁に行なわれている。工事後の道路を走っているとロードノイズが小さくなっているところが多い。凸凹はないし、路面に工夫がされているらしく実に静かである。税金がどのくらい使われているかはわからないが、気持ち良くドライブする事ができた。
2月17日

今年初めに”ひとりごと”のページを個人的な話として掲載して1カ月が過ぎた。私は自分から日記をつけることなどした事もなかったので継続できた事に自分自身が驚いてしまっている。読み手がいるかどうかわからないがとりあえず続けていこうと思う。”継続は力なり”。
2月18日

一時、王様がはやった。洋楽ハードロックを日本語に訳して歌うというもの。その手法自体日本では繰り返しなされてきたものであるが、訳し方に魅せられてしまった。日本の音楽界はそういった2次的手法によって日本人になじみやすくしてきた。そこから独自の歌謡曲も生まれてきたし歴史となっている。もう日本の音楽は独自の音楽として位置付けても良いのではないか?
2月19日

昨日の夜、星を見た。なんか久しぶりにしみじみ見たような気がする。オリオン座、北斗七星、星座の名前はほとんど知らないが、荒立っていた気持ちが落ち着いた。ただただ”きれいだな”と思うだけで...
2月20日

”教育、教育”とTVの中で騒がしい。別に学校が悪くなったとは思わないし、悪くなったのは家庭環境と社会環境なのではないか?何を学校に求めているんだろう。いじめの問題は学校にあるのか?地域社会の構造が変わった事で問題が出てきたんじゃないのか?幼少時におせっかいだといわれた年寄りを大事にしてこなかった人達が、おせっかいな人達がいなくなって国に矛先を変えているだけじゃないのか?もし学校に問題があるならそういう大人を卒業させてきた事だと思う。
2月21日

個人で情報を発信させる事が容易にできる社会になったとつくづく思う。それに対して情報を見極める目を養う事は追いついていないのではないだろうか?悪い事を悪いと言って社会から排除されることもなくなった今日、必要な事だと思うのだが。
2月22日

土・日にわたってひっきりなしに討論番組がTV放送される。なぜ人の話が終わる前に周りの人が話し始めてしまうのだろう。時間枠の中に自分の言いたい事を言ってすっきりしたいのだろうか?視聴者は聖徳太子とでも思っているのか?出ている人達が聖徳太子のようには見えない事は確かだ。プロレスでも見て勉強したほうがいいね。
2月23日

とうとう風邪をひいてしまった。病気になると不安になる。自分の弱さが露呈してしまって情けなくなる。誰かに頼りたくなる。でも自分から連絡をとるのも気がひける。そんな時に電話やメールをもらうと救われた気分になる。こういったタイミングは偶然なのか、気持ちが通じているのかわからないが本当に助かる。
2月24日

馬場さんの死去。ジャンボ鶴田の引退、そして前田日明の引退とプロレス界がひとつの節目を迎えている。誰しも強い者への憧れを持っている。勝ち負けだけでスポーツを見ることは浅い見方である。これは何事でも言える事だと思う。技術が見えてくるともっと面白くなる。ただ、世に名を残す人達はそういったもの以外に魅了するものを持っている事も事実である。これを風格というのか...
2月25日

高校バスケットボールで3年連続の全国大会3冠を打ちたてた能代工高の田臥選手がNBAジュニアと対戦する世界選抜チームに選出された。彼の驚くようなプレーはTVで見ていてスカッとさせてもらった記憶がある。どこまで通じるかわからないが、バスケット界に新しい時代を吹きこんでくれる事を祈ってます。できればNBAでプレーして欲しいね。
2月26日

絵をかける人を羨ましく思う。絵のようなイメージの浮かぶ詞を歌にする歌手も羨ましく思う。心の襞をくすぐられてしまうんだ。羨ましく思う気持ちだけではいられない部分があると負けたくない気持ちが出てくる。はじめの一歩...難しいんだよね、これが。
2月27日

文字というものはおもしろい。文字というより日本語の文語かな。”見て下さい”を”見てくれ!”、”見て頂戴”、気分を出して”見てちょーだい”、もうちょっとくだけて”見てちょんまげ”と表現の仕方が幾つもある。その反面、文字や言葉で伝える難しさや恐ろしさも感じてしまう。
2月28日

人間一度挫折した事に再度挑戦するのは、非常に勇気がいる。頑張っていた頃の自分の思いが常にのしかかってくる。自分の何処がだめだったのかもわかっている。でも、それを乗り越えられた時にはすんなり進んでいた人間よりも喜びが深いと思う。

トップへ


ひとりごとのトップページへ

http://www.aurora.dti.ne.jp/~kamin/

音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。

Copyright(c) 1998- negura All rights reserved