<’99.11.13. アカペラ JEWEL SINGERS> 


11/13(土) アカペラ JEWEL SINGERS

待っていた。

「音のまつり’99」でリハだけだったけどちょっとだけ聴いた。そのハーモニーに暫しうっとりしてました。でも後ろ髪を引かれる思いを引きずりながら10分程度でその場を後にした。そして彼女達はスタッフとしてヤキソバ、フランクフルトを見事に完売させた功労者でもあった。

そんな事から2ヶ月、やっとこの日に巡り会えた。

早めに曼陀羅入りをしてリハの風景から彼女達を見ていた。今回、5人編成。どのようなライブになるのだろうと思い巡らせながらライブが始まるのを待った。

ライブの最初の曲は「マシュケナダ」。小気味良いリズムを打ちながら曼陀羅中に放たれるハーモニー。リードボーカルを次々に変えていく様を見てふと思った。彼女達は声質が皆違う。それが歌い始めるとまとまるんだよね。

「プリティ・リトル・ベイビー」等、洋楽を歌った後、松任谷由美の「不思議な体験」、今井美樹の「ひとみが微笑む時」を披露。

彼女達の新しい一面を覗かせてくれた。普段こういった曲をあまり聴かない自分としては素直に聴けることに自分の気持ちがゆれている事に気づいた。

その後、アカペラの定番の曲を繰り広げる。その中で秀逸だったのが「AMAGING GRACE」。静かにひたひたと歌われる世界に吸い込まれてしまった。一部終了。

そして二部の始まり。最初の曲を聴いてビックリ。一部で歌った曲を再度披露。和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」なのだが、一転して明るいイメージになった。一部はしっとりと行なっていたMCも弾けていた。不思議なもので同じ曲でもこんなにイメージが変わるのだと思った。

また、今回初めてピアノを使い、ゴスペル調の曲も披露してまた新たな一面を覗かせてくれた。

今回は邦楽が随分フィーチャーされていた。(洋楽と半々ぐらいかな)いつも耳にしていた曲が彼女達のオリジナリティによって新しい息吹が吹きこまれる。非常にさわやかな気分にさせてくれたJEWEL SINGERSに感謝!

こういったコーラスグループを生で聴ける場所になかなか行く機会がない方、一度聴いて見ることをお勧めします。

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