<’00.2.19. 沢登秀信、飯島忠&家出

 

2/19(土) 沢登秀信、飯島忠&家出

’98.10.24.、この日を最後に沢登秀信氏(以下、ヒデさん)はソロ活動をとることになった。そのバンドとしてのライブ以来、実に1年半振りのライブとなった。2nd.アルバム発売前ということで小生も聴いていない曲が聴けるかと期待を膨らませていた。

そして、この日はブルースジャムセッション、ジャズジャムセッションで腕を磨き、オリジナルを引っさげて2回目の飯島忠氏のライブでもあった。

曼陀羅へ行くと飯島氏は既にリハ済み。ヒデさんはまだ来ていなかった。

ヒデさんはライブ30分前に曼陀羅入り。道路の混雑で遅れたためであった。早々に腕慣らしをすます。その後、「私設 沢登秀信応援団 東村山支部」の千葉氏と初対面。

そうこうしているうちに、最初に飯島忠&家出のライブが始まった。

普段、シャイな飯島氏だが、ギターを持って歌い始めると別人のように思える。歌詞も非常に個性的で日常思っていることを淡々と歌い上げる。家出氏も長い経験を持ち味にしたギターを弾いていた。

そして暫し休憩の後、ヒデさんの登場である。

曼陀羅特有のゆったりとした雰囲気に委ねるようにして始まった。この日はいつになく女性が多い。そんな状況を察したかまずは1st.アルバムに収録されている「5月29日の歌」から。恋人のちょっとした合間の雰囲気を綴った歌である。

そして新曲「のやき」を披露。火の粉を巻き上げる情景を捉えた曲であった。

定番の「犬」のあと、「座禅草の歌」、「おじさん」を曼陀羅で初披露。特に「おじさん」は小生のお気に入りの曲である。登場する”おじさん”の人柄、表情が浮かんでくる曲である。

その後、サイモン&ガーファンクルの曲を挟み、新曲「ころがきのうた」。秋の風物詩を歌ったものである。

ここからリクエスト大会へ突入する。

久しぶりに曼陀羅に来たのだがお客さんは曲名や歌の歌詞を覚えている。どんどんリクエストがかかる。これはヒデさんの曲が親しみやすいこと、また曼陀羅のお客さんの歌に対する執着心のあらわれ。

ヒデさんも1年半のブランクを埋めるようにリクエストを受けた歌をどんどん歌う。そうこうしているうちに2時間近くぶっ通し。お酒を飲んだりしているといきたくなるのがトイレ。お客さん側の要望によりトイレ休憩(ステージ奥の扉がトイレであるためライブ中はトイレへ行けないのである)。

休憩中にもリクエストがどんどんかかる。そして後半へ突入。

まず、リハ中に弾いていた曲をお客さんが聴きたいということで金子由香利さんの曲を1曲ならず3曲披露。

再びオリジナルへと戻って「山梨へかえれし」、「昆虫採集」。そして、小生からのリクエスト「ほたるの風」を歌ってくれた。これもお気に入りの曲である。その後も数曲披露。

そうこうしているうちに時刻はなんと0時を回っていた。ということでラスト定番の「リラの花」を歌う。

そこでアンコールの拍手(何ともタフな曼陀羅のお客さん)。アンコールもリクエストで「ハレー彗星」を歌いこの日のライブが終わった。(時刻は0時半過ぎ)

この日のヒデさんは29曲を披露。カバーを除いても23曲に渡る演奏で喉が枯れてしまっていた(曲目は「私設 沢登秀信応援団 東村山支部」に掲載されております)。

ヒデさんのギターは少しづつ演奏が変わっていく。常連である私も飽きないタフな一日であった。曼陀羅ではリクエスト大会は定番になるであろう。

ヒデさんのホームページはこちら ⇒ 

【飯島忠&家出】


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