<R・O・M・A Live at 北浦和 パラダイス・ロード>

 


R・O・M・A
村松 邦男(G.Vo)、安部 OHJI(B.Vo)、
おおつきさとみ(Acordion, Vo)、熊谷太輔(Perc, Voice)


2009.11.08.(日) R・O・M・A Live at 北浦和 パラダイス・ロード

北浦和 パラダイス・ロードにR・O・M・Aがやってきた。
お店に着くと、 R・O・M・Aフリークが陣取っていた。
パラダイス・ロードの常連さんと、「今日はいつもと違うかもね」と話していたが、すっかりR・O・M・Aフリークの方々と談笑している。
ので、私も加わる(笑)
しばらくして、メンバーが帰ってきて、安部 OHJIさんとご挨拶。

この日のR・O・M・Aは4人編成。
アコーディオンのおおつきさとみさんと、パーカッションの熊谷太輔を迎えての編成です。
この編成での演奏は初めてです。


さぁ、ライブのスタートです。
この日は2部構成。
村松さんがゆるりとMCをして新曲、「くよくよしたい」から。
安部OHJIの世界がたんまりの曲です。
「耳のおそうじ」。
アコーディオンのおおつきさとみさんのふわふわ感に誘われるようにくすぐったくなる。
The Beatlesの「ノルウェーの森」を歌詞を変えて披露した後、おおつきさとみさんがヴォーカルで「BooDoo Child」。
安部Ohjiさんのベースと、熊谷太輔さんのコンガで深い闇に溶け込むような世界へ。
ゆったりした雰囲気の中、「Billly The Poet」を演奏。
ここで、少しアップテンポでと、新曲、「Dancing Spiral」。
タメの効いた村松さんのフレーズにお客さんから手拍子が起こる。
高速テンポで、「かくれのみ」。
一気に呑み込んでしまった感ありありで、手拍子、合唱。
1stステージ最後に「指きり」を演奏して終了。


さて、1stステージはゆったりした曲構成。
ハーモニーを活かした曲が多かった。
ということは...と期待しつつ、2ndステージへ。
「ネコとネズミとおおとかげ」から。
村松さんの「東京未来予想図」的楽曲。
「ヒル・ネル・オレ」。
こちらは、安部Ohjiさんの生活感ありありなもやもやな曲です。
そして村松さんのブルージィな曲、「Mosquito in December」。
これが最高!!
みんな笑いながら、村松さんのフレーズに酔っちゃってる。
歓声が沸き起こる。
ここからR・O・M・Aの摩訶不思議な世界へ漬け込まれていく。
「Monkey らっきょ」で体ユレユレ、「モモンガとむささび」の気持ちが跳ねる。
新曲、「TUBE-MAN」、そして 「ジンテンモン」と佳境へ。
手拍子も力強くなる。
続けざまにインドにでも行ったような演奏をしていると、熊谷さんが叫びだした。
お客さんは歓声をあげる。
熊谷さん叫びにお客さんは自然とレスポンスを始め出した。
そのまま「天国ぢゃ」を披露。
アンコールで、長いMCの後に、「EDのせい」でみんな大盛り上がりして、この日のライブは終了。


R・O・M・Aの安定感は凄いね。
リズムの重心の低さは圧巻です。
バックのメンバーが変わっても、サウンドの芯が変わらない。
村松さんは盛り上がればどんどん弾き倒す人。
この日のギター・フレーズは頗る気持ちよかった。
タメの効いた安部Ohjiさんのフレーズ。
村松さんの洒落が効いた曲や、社会の情景を映した曲、安部Ohjiさんの自身の生活感が滲み出る曲。
R・O・M・Aの摩訶不思議さは他では味わえない。

ライブに何度か足を運んでいくと、だんだんわかってくる。
洒落たサウンドの中にシニカルなメッセージが紡がれていたり、情に訴えかけてきたり(笑)
R・O・M・Aを聴くと、大人の事情がわかる。

... わかるかなぁ。


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R・O・M・A
村松 邦男(G.Vo)、安部 OHJI(B.Vo)、
おおつきさとみ(Acordion, Vo)、熊谷太輔(Perc, Voice)




村松 邦男(G.Vo)


安部 OHJI(B.Vo)


おおつきさとみ(Acordion, Vo)


熊谷太輔(Perc, Voice)



















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