<GRANITE HOUSE Live at 新橋 ZZ>


GRANITE HOUSE
藤山タカヒロ(Key)、TANNY(G)、PEE (Vo, G)、
NORSVICKH(B)、やまと ゆう(Dr)

2009.10.23.(金) GRANITE HOUSE Live at 新橋 ZZ

週末、会社帰りにGRANITE HOUSEのライブを観るために新橋へ。
今年のGRANITE HOUSEはアルバムも発売されて、ライブも多い。
でも観れていなかったんだ。
お蔭でアルバムを入手していなかった。

期待を膨らませながらライブハウス、ZZへ。
行くと、やまとゆうさんとご挨拶&お話。

徐々に客席が埋まって、さぁ、ライブです。


1stステージは、ニュー・アルバム「ネジレモノ」から。
タニヘイさんがギターを刻んで始まった「HOLD ON」。
PEEさんの歌声が放たれる。
やまとゆうさんのドラムは生音ですが、締まった音。
NORSVICKHさんのベースも今まで以上にブリブリ感抜群。
そして、重厚感あるんだよね。
この日はメンバーの音がくっきり際立ちをもって突き抜けていく感じがあって、頗る気持ちが良いぞ。
間髪入れず、ドライブ感満点の「バベルの塔」。
タニヘイさんのギターと藤山さんのキーボードのフレーズが絡み合う。
ここでMCで一息入れた後、ゆったりとしたバラード、「星のパレード」。
歌詞がまたロマンティックで酔わせてくれる。
風変わりなリズムで始まる「予告編」。
間奏のドラマのような展開。
メンバーのコーラスがサウンドに厚みを増している。
1stステージ最後に15分を超える楽曲、「第2の太陽」。
GRANITE HOUSEのプログレッシブ・ロックの曲。
時空を漂流しているように色の移ろいをリズム、サウンドで演出。


しばし休憩の後、2ndステージです。
会場に流れる音楽に合わせて、さらりとPEEさんがギターでフレーズを弾いている。
まず、ワンマン・ライブということで、趣向を変えて、やまとゆうさん、タニヘイさん、そしてPEEさんの3人がステージへ。
ライブならではのアコースティック・バージョンです。
PEEさんボーカルでタニヘイさんの3フィンガー、やまとゆうさんのスネアでパーカッション&コーラスで「月影の少年」。
タニヘイさんボーカルのラブ・ソング、「ラストオーダー」をPEEさんとやまとゆうさんのコーラスでギター一本の演奏で披露。
ここでNORSVICKHさん、藤山さんが加わり、いつもPEEさんがボーカルをとる「僕にKissしなよ」をやまとゆうさんがボーカルで披露。
お客さんは手拍子で応戦。
非常にレアな演出でした。
ここからはいつものGRANITE HOUSEです。
重厚な音に包まれながら「夕暮れて」。
そして定番、「DANCE DANCE」、「BYE BYE HEAVEN」、「音楽は止まらない」、「KEEP ON MUSIC」と続けざまに披露。
お客さんは歓声を上げながら、そして体を縦に揺すりながら一緒に口ずさむ。
最後に最新アルバムより、PEEさんが空に向かって矢を放つように歌う、「夜明け前から」を披露。

惜しみない アンコールに沸き立つお客さんに応えて、「ここに光集まれ」、「ショータイム」を演奏し、この日のライブは終了した。


ライブの醍醐味は音圧だよね。
ZZではライブハウス側、そしてメンバーが聴きやすいバランスをとってくれるので、私のようにあまりドラムの入ったロック・バンドを観に行かない人でもロックの音圧を感じさせてくれる。
翌日も耳疲れがなかったし。
やまとゆうさんのドラムの生音の音圧は凄いよ。
「ビシッ」っと締まったリズムが出てくるんだから、もう最高!!
ライブハウス特有の妙な味付けした音を排除したサウンドが聴けるのが、ZZでのGRANITE HOUSEのライブの一番の魅力。
藤山さんの唸るキーボードのフレーズは、もうたまらんし。
煌いたフレーズから、淀んだフレーズまで、存分に楽しんじゃった。
タニヘイさんのギターフレーズには心鷲づかみされちゃうし。
NORSVICKHのベースが「ズシッ」っとぶっといし、PEEさんとタニヘイさんのギターのユニゾンに、ロックの心ときめいちゃってた(笑)
で、GRANITE HOUSEはコーラスが厚くて伸びがあるんだ。
そしてPEEさんがメインとして綴っている歌詞。
男臭さを感じる社会の中に漂流した孤独感、さりげなく愛情を醸しだすダンディズム。
これに一音一音が絡み合ってサウンドに色彩を放つ様は圧巻ですわ。
この日はお馴染みのナンバーがブラッシュ・アップされていて、まさに虜。
胸騒ぎを感じずには入られない。
これがハード・ロック!!


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GRANITE HOUSE
 TAKAHIRO(Key)、TANNY(G)、PEE (Vo, G)、
NORSVICKH(B)、やまと ゆう(Dr)






















































タニヘイさんの笑顔であります(_●_)


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