待ち焦がれておりました。
小林さんのピアノ演奏です。
この日は小林さんの学生時代からお知り合いである、ベースの栗山和果さんを迎えての演奏ということで、期待を膨らませながらお店へ。
で、会場にはスネアと新品のブラシが．．．
すると、ライブでご一緒にさせていただいているｃｏｍｉｎｏさん夫妻が到着。
ｃｏｍｉｎｏさんは小林さんのアルバムを毎日聴き続けているくらい、小林さんフリーク。
やはり、嗅覚が鋭い人です（笑）
（この時点でスネアが置かれている意味がわかりました）
ということで、しばし歓談
。
（ｃｏｍｉｎｏさんとはいつも「音蔵」のレポの話になっちゃうんですけれど．．．）
さて、ライブの始まりです。
この日は３ステージ。
１ｓｔステージでは、まずソロで「The Entertainer」。
流れるようなフレーズが繰り出されると思ったら、リズムでガンガン攻め立ててきたり。
歌うようなメロディーが鳴り始めたと思ったら、「あの素晴らしい愛をもう一度」、「帰ってきたヨッパライ」です。
粋な計らいに、客席は唸り、笑い、歓声があがる。
ここで栗山和果さんを迎え入れ、「Lady Be Good」、「Blue Moon」と演奏。
栗山さんのベースの音。
これがご機嫌なぐらいブンブンと気持ちを弾ませてくれる。
感情の振り子を合わせるように奏でてくれます。
初っ端から歓声・奇声が上がる始末。
私とｃｏｍｉｎｏさんは「スゲェ！」の連発です（笑）
次に、小林さんの歌声を交えて「Baby Won't You Please Come Home」、そして「A列車で行こう」を披露。
会場の盛り上がりに呼応するように、小林さんの足で刻むリズムも力強くなる。
「A列車で行こう」
お客さんも手拍子で煽る。
ここで突然cominoさんを呼び出します。
cominoさん、「酔っ払っちゃてるよ」と言いながら、気付け薬を一杯飲んで、参戦。
初セッションです。
「When You're Smilin'」を演奏。
ｃｏｍｉｎｏさんの演奏に、小林さんが「Ｏｈ，Ｙｅａｈ！」とご機嫌！
「When You're Smilin'」、小林さんは明るい陽射しを迎え入れるように歌う。
ｃｏｍｉｎｏさんもソロでエアー・ドラムを披露する等、会場を笑いの渦に。
「良い感じだったのでもう１曲」ということで、「Crazy Rhythm」。
軽快なナンバーに囃し立てられるように心を躍らせる演奏を披露して、１ｓｔステージ終了。
休憩中、ｃｏｍｉｎｏさん夫妻や駆けつけていたアコーディオン奏者の石岡美保子さんと歓談。
さて、
２ｎｄステージです。
小林さんは石岡美保子さんを迎え入れた。
ｃｏｍｉｎｏさんも呼ばれて、栗山さんと３人で「On The Sunny Side of the Street」を演奏。
初めて顔を合わす方でのセッション。
互いの演奏を探りながら持ち味を披露する様に、アットホームな雰囲気に包まれる。
さて、ピアノが小林さんに入れ替わり、一度cominoさんは客席に下がり、「Ain't Misbehaven」。
ゆったりしたリズムの中に「切れ」のあるフレーズに酔っていたら、続いては軽快なリズムにのせて、「Honeysuckle Rose」。
ドミノ倒しを観るように畳み掛けてくる。
栗山さんも合わせるようにタメの効いたベースのフレーズが飛び出してくる。
少しゆったりと「Let Me Call Your Sweet Heart」、そして「私の青空」では小林さんと一緒にみんなで歌う。
そして、煌びやかな「Making Believe」。
手拍子・歓声は続く。
上機嫌で歓声を上げていたcominoさんを再び迎え入れ、「I've Found A Brand New Baby」を演奏。
ｃｏｍｉｎｏさんのソロでは、歌い上げるフレーズ、口笛まで披露。
「してやったり」状態で、突然迎え入れた小林さんはご機嫌です。
そして、お客さんも惜しみない拍手。
客席に帰ろうとするｃｏｍｉｎｏさんを呼び止めて、最後に、「When The Saints Go Marchin' In」を演奏（笑）。
みんなで手拍子・大合唱だっ！
アンコールで、「Perdido」をゆったり味わうように演奏して、この日のライブは終了となりました。
小林さんのライブは、曲の紹介を含めて、ＭＣがまた楽しいですよ。
ずっと笑いっぱなし。
繰り出されるフレーズにおぼれてしまいたくなる。
そして栗山さんのズンズンと芯から響いてくる、個性的なベースは、一度味わっちゃうと病みつきになります。
音に潔さがある栗山さんとの演奏は、体が呼応するように揺れる揺れる。
小林さん、また、栗山さんを交えて演奏してもらいますよ。
だって楽しいんだもんね。
そしてｃｏｍｉｎｏさん。
パラダイス・ロードでのステージ、もう止められないでしょ（笑）
また披露してくださいね。
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