<山崎ヤマト Live at 上福岡 曼陀羅>


山崎ヤマト(Vo, Perc.)
ゲスト:Moccoly(アフリカン・ダンス)

2009.07.31.(土) 山崎ヤマト Live at 上福岡 曼陀羅
ゲスト:Moccoly(アフリカン・ダンス)

曼陀羅が9月末をもって閉店。
悲しみにくれることで締めくくるより、ライブに行った方が良いよね。
山崎ヤマトさんが曼陀羅に戻ってきた。

週末なんで、会社から急いで曼陀羅へ。
お店に着くと、マスターから「今日はカウンターだな」、と。
そう、満員御礼なんだな。
ということで、末席でみんなと話しながら待つ。
長年見続けてきた常連も駆けつけた。
少し押して、さぁ、ライブです。


この日は2部構成。
まず、「鳥」から始まる。
ジャンベの音と歌声が箱を揺らす。
そして、Moccolyさんを招き入れて、「祈り」。
みんなで手拍子! そしてみんなで歌う。
山崎ワールドは「みんなで歌う」が基本。
フレームドラム(かな?)に持ち替えて、「生まれたよ」。
そしてビリンバゥに持ち替えて「裸の人」。
ここまで、懐かしい曲のオン・パレード。
Moccolyさんの踊りはお客さんの高揚をどんどん高めていく。
ここから、ハングに持ち替えて、「ABINA」、「mix」とみんなで叫んだり、合唱したり。
そして 「花も嵐も(曲名不明)」を披露して、1stステージ終了。


しばしの休憩を入れて、2ndステージです。
ハングで、インスト曲「Wave」から。
お客さんは静かにハングの音に酔いしれている。
「WE LOVE MUSIC(曲名不明)」では、みんなウズウズしている。
そこでヤマトさんが「みんな手拍子で助けて」というと手拍子&合唱。
そして、 プロパンガスの底で制作した楽器、「ガンク」。
古い時計を連想させる演奏で、「青い鳥」を披露。
ここで、Moccolyさんを迎え、パンディーロで、「Soul Soup」、「スッコロバナイヨウニ」。
もう楽しくて、手拍子、テーブルを叩いたり&合唱と山崎ワールドが噴出してます。
トーキング・ドラムに持ち替えて、「頑固者」。
最後に、「お礼」で客席を練り歩き、みんなでお礼。

アンコールで、ジャンベで「曼陀羅」の歌を即興で。
そして、「闇を走る」で最高潮に。
みんなの「気」が出し惜しみなく噴出してました。
最後に「お疲れさん」を演奏して、この日のライブは終了。



山崎ヤマトさんは、どこで聴いても暖かい空間が繰り広げられる。
でも曼陀羅だと、やはりホームの感覚があるんだ。
そしてこの日の演奏は久しぶりの楽曲を多めにした構成。
マスターへの感謝の気持ち、ヤマトさんの原点を垣間見ることができたライブでした。
ハングを叩く間合いが変わってきたし。
これは凄みを感じました。
Moccolyさんの即興の踊りは、ヤマトさんとの共演は長いから歌詞に応じて踊ってくれる。
観ていて楽しくなってくるんだ。
今回末席に座っていたので、足の動きが観れなかったのがとても残念!

山崎ヤマトさんは、ソロになる前も、曼陀羅で演奏していた。
そしてソロになって、当時はジャンベのみで演奏を初め、徐々に演奏する曲、楽器を増やして、現在の活動に繋がっている。
ここ曼陀羅がホームであったことは、この日のお客さんを観てもわかるね。
だって、自然と一緒になって口ずさんでいるんだから。
常連も、ステージングのこととか、「ヤマトさんも喋るようになったよね」とか(笑)
みんなヤマトさんのライブが好きで足を運び続けていたから、言える事なんだ。
お店に張ってあった古いスケジュールのチラシに(ボーカル、ジャンベ)の文字を見つけて、懐かしんだり。
でも馴染みの客は感慨に耽っているだけでないところが良いね。
足を運べば楽しめる空間なんだなと、改めて感じた。

お店を開けて34年。
マスター、早く新しい物件を捜して、曼陀羅を再会してね。
まだやりたいことたくさんあるでしょ(_●_)


山崎ヤマトさんの情報はこちら(HP「楽屋」内) ⇒ 
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山崎ヤマト(Vo, Perc.)
ゲスト:Moccoly(アフリカン・ダンス)



Moccoly(アフリカン・ダンス)










予約していなかったら...末席


でも、「お礼」で練り歩いてくれました


ヤマトさんの歌にあわせて踊る、Moccolyさんのアフリカン・ダンス


お店の様子を眺めながら歌う。
(マスターが「懐かしいなぁ」と。)




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