<伊太地山伝兵衛 Live at 渋谷 ミルキーウェイ>


(左から)石井康二(B)、伊太地山伝兵衛(Vo,G)

2009.7.13.(月) 伊太地山伝兵衛 Live at 渋谷 ミルキーウェイ
共演:石井康二(B)

ライブの告知メールが届く。
最近タイミングが合わなくて伝兵衛さんのライブは随分遠ざかっていました。
というか、なかなか首都圏で演奏することがないのね。
一年中ライブしているのにね(笑)
「一筆書き60日60本ツアー」の後半戦の途中の東京でのライブです。

お店に着くと、伝兵衛さんとご挨拶。
すると、先日発売されたアルバムを持って、「ハイ、これ!」って(笑)
ということで購入。
石井さんは髪の毛を切ってさっぱりしてました。
今回はカウンターで聴こうと座っていたら、マスターから「後からお客さんは行ってくるから奥に詰めちゃって」って言われ、伝兵衛さんの弾く横で聴く事になりました。


さて、1stステージです。
まずは「コーヒー・ルンバ」から。
始まるとすぐ伝兵衛さんと石井さんの世界に変わる。
以前聴いたアレンジから変わってました。
石井さんのソロもお茶目なフレーズも交えながらの演奏。
そして、「Yokohama Honky Tonk Blues」。
一日が暮れて、宵闇が深まっていく感じ。
まったりブルースです。
MCでは毎日ツアーで演奏している近況報告。
みんなこれが楽しみの一つ。
ここで代表曲、「Wesが聴こえる」。
この日集まったお客さんは予約制だったので、ほぼ常連さん。
ちょっとしたフレーズのニュアンスの違いにも反応する。
「What A Wonderful World」。
気持ちよく、酔っちゃうんだよね。
1stステージ最後に、「Sweet Home Chicago」でみんなで「Come On!」を大合唱!


しばし休憩の後、2ndステージです。
まず、「私の青空」から。
ここで、美空ひばりさんの「悲しき口笛」を演奏。
ギターを爪弾きながら、衣擦れの音のような余韻に浸る。
そして「明るい表通りで」でみんな手拍子したり、肩揺らしたり。
ここで、ライブで定番、「あと一杯」をみんなで歌う。
2番は石井さんがベース弾き語りで伸びのある歌声で歌う。
(お客さんから盛大な拍手!)
常連さんは全部歌えるから凄いよね。
次にまったりと、「湘南Rainy Blues」で酔わせた後、ここからは佳境です。
「夢はいつも」、「いつものズブロッカ」を演奏。
お客さんも一緒になって手拍子&大合唱。
勢いそのままに、最後に、「またしても Hi-Way」を演奏。
石井さんのベース・ソロから始まるアレンジ。
ファンクから津軽三味線まで。
みんなで歌いきりましたね。
アンコールに「Hymn For Nobody」を演奏し、この日のライブは幕を閉じた。


この日の演奏はオベーションのギターだけアンプに通して、ヴォーカル、ベースは生。
しかも隣で歌声を堪能しちゃった。
ツアーをしていることもあって、互いの手のうちを探りあっての演奏も楽しめました。
うーん、至福の一時!

伝兵衛さんと知り合って20年が経った。
伝兵衛さんの歌、歌声は飽きないね。
自分の歌を大切に歌い続けているんだから。
アルバムも同じ歌が入っているものがちらほら伺える。
今回発売された「ENCORE」というアルバムに代表曲、「Wesが聞こえる」が違ったアレンジで収録されている。
そして石井さんとの共演も長いですね。
伝兵衛さんと10年以上一緒にツアーしている。
ライブで歌い続けることが人生。
そんなミュージシャンに若いうちに出会えたんだなぁ。
これからも長く聴き続けたいミュージシャンです。


伊太地山伝兵衛さんのHPはこちら

 

伊太地山伝兵衛(Vo,G)
共演:石井康二(B)












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