<新井薬師自警ザントー団 Live at 上福岡 曼陀羅>

新井薬師自警ザントー団
(左から)なっちょ(G, Cho)、某ゆきの(G,Vo)

2009.06.27.(土) 新井薬師自警ザントー団 Live at 上福岡 曼陀羅

曼陀羅が今年9月末を持って閉店。
だから荒井薬師自警ザントー団(以下、新自)もこの日が曼陀羅最後のステージ。
ということで行ってきました。

扉を開けると、曼陀羅のマスターと新自の二人とご挨拶。
そして、しばらくすると、リハが...
公開リハです(笑)
歌・演奏しながら、「どう?」とお客さんに向かって聴いたり、歌う位置を移動したり。
繰り出される演奏に、お客さんは馴染んでいく。
ヴォーカルの某の声は何せでかい。
マイクがなくとも十分に伝わる。
だから立ち位置のスィートスポットを捜すのが大変なんだな。


衣装替えをして、さぁ、ライブです。
ここから一気にボルテージを上げる。
まず、「あれからどーよ」、「旅路」、「ヤッテモータ(原曲:イエスタディ)」 。
なっちょのギターが初っ端から唸ってるぞ!
そしてコーラスも。
某の声の張りは歌うほどに右肩上がり。
曲中にもMCが入る。
どんどん場を新自のペースにどっぷり染まっていく。
帰ったお客さんもネタにする。
「やってられるかっ!」と、今日は無礼講でビールを口に注ぐ。
そして 、みんなで曼陀羅の再開を祝し、乾杯!
(ここらが新自らしいところだな。)
次に、「ドラマ」、 「カントリー・ロード」を披露。
さぁ、新曲、「まぐわい」。
酸いも甘いもこなれてこないと書けないよね。
湿っぽいイメージを一新、「風に」でからっからの風を場に吹かす。
高速リズムで「人非ニンバ」、「シンガーじゃない(曲目不明)」 と、火を吹き上げるように歌う。
そして、「甘い雨」、「おんなじ」と新自の新境地へ。
常連さんが泣いてしまう、「お家に帰ろう」。
”元気出せ”とカバー、「平次(原曲:ヘイ・ジュード)」、「立ち上がれ日本人」でみんなで大合唱。
そして某流のラブソング、「過去の人になったのさ」、「KL」。
湿っぽい歌が続いたな、と、「いざこざ」で、みんなで手拍子。
そして、「Heaven To Hell」でみんな反省(笑)
勢いは更に増して、「努力してエロ」。
(懸けているところが某流なんだな)
最後に、「おいでおいで」を手拍子満杯の中で歌って、この日のライブは終了。


全20曲、2時間半(公開リハ入れると3時間)のぶっ通しのライブ。
お疲れさん。

歳を重ねて新曲がなかなか出来ないって人がいるけれど、某には関係ないね。
歳を重ねたからこそ書ける歌詞があるって、身をもって発してくれる。
噛み締めれば噛み締めるほど味が出てくる曲を披露してくれた。
うーん、滲みるね。

MCもお客さんがどんな状況でも惹き付ける術は、他には類を見ない。
これだけのパワーを受けたお客さん。
ライブで喜怒哀楽を発した後、元気になって帰っていく。
ライブに行かないと体験できないんだな。
足を運んでパワーを注入してもらいなさい。


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新井薬師自警ザントー団
某ゆきの(G,Vo)、なっちょ(G, Cho)




某ゆきの(G,Vo)


なっちょ(G, Cho)




私の背後に...鳥か(_●_)








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