<GYPSY VAGABONZ Live at 六本木 Boston Dreams>

GYPSY VAGABONZ
(左から)大西孝旺(G)Hideko(Vo, Flute)浜脇コウヘイ(G)
林さやか(B)

2009.2.20.(金) GYPSY VAGABONZ Live at 六本木 Boston Dreams

週末、GYPSY VAGABONZが六本木で演奏するということで六本木へ。
六本木駅から外苑東通りを南へ。
うーん、今まで通ったとがなかった。
東京タワーが見えるんだね(笑)

初めてのお店でしたが、道に迷いことなく、オープン時間に着いてしまった。
すると中からリハの音が。
扉の外で待っていたら、演奏が終了したところで店員さんが中へ促してくれました。
ここでリハ終了。
(悪いことしちゃったなぁ。リハ続けてもらっても良かったのに...ただ、トイレに行きたかったのね。)
店員さんに促された場所は、ステージを真正面から見れるカウンター席。
グッドなポジションです。

メンバーに軽くご挨拶。
リハは終了していましたが、ギターの大西さんがポロリをギターを弾いている。
ライブ中には楽しむ私ですが、見入ってました(笑)
そして、ライブが始まるまで流れていたポール・アンカの映像が良くてね。
洒落たステージだったなぁ。大人な会話が随所に出ていて。
あんなステージは日本人ではなかなか受け入れられないんだよな。
それを観ながらゆっくり食してました。


さて、ライブです。
この日は2部構成。
軽くインストを演奏した後、定番、「I Can't Give You Anything But Love」から。
会場が晴れやかになる。
そして、オリジナル曲、「日曜日」、「いたずら仔猫のワルツ」を続けて演奏。
HIDEKOさんのハツラツ&コケティッシュな世界。
「ありゃ、こんなにフルートが印象的に入っていたっけ?」って感じながら観ていました。
ここでカバー、「My Romance」、「It's All Right With Me」、そして「Broadway」を日本語を交えて披露。
そしてインスト曲、「Rose Room」で、ゆったりしたくつろぎの時を感じさせる。
オリジナルに戻り、「Chambre de Nostalgie」。
雨音が聴こえそうなシックな曲。
続けて雨上がりのように、「What A Difference A Day Made」。
インストのカバー、「Paprika」を演奏した後、オリジナルで「Dreamy」を披露。
「Dreamy」は私の中ではスタンダードで、誰もが夢を思い描きながら聴ける曲。
子供に聴いてもらって歌ってほしいなぁ。
そして「There Will Never Be Another You」で1stステージ終了。


この休憩でベースのサーヤとお話。
初めていろんな事、話したなぁ。
凄く気になっていた存在だったのですが、話してみて、面白い存在であることは間違いなし。
キャラが面白いとかじゃなくて、音楽に対する姿勢のことね。
それと、クリエイターの部分にも興味を持ってチャレンジしているってこと。
共感するところが多々あって、貴重な時間を作ってもらいました。
THANKS!!


さて、2ndステージです。
お客さんも少し入って、ステージ始まる直前に急遽席を作る。
もう弾けるのはわかってます(笑)
1stステージにその香りを感じていましたからね。
まず、「Love Me Or Leave Me」で攻める。
そしてGYPSY VAGABONZのアレンジでの「アマポーラ」。
最後は元気で晴れやかなアレンジであります。
そしてカバー、「シモンの歌」を日本語でシックに。
ここでアダルトな雰囲気の曲が続きます。
「Just one of thoses Things」、「So In Love」。
お客さんも酔いしれています。
ベースのサーヤが作ったオリジナルのインスト曲、「ミツバチのささやき」。
羽音が聞こえてきそうなアレンジ。
ここでカバーに戻って、「Blue Prelude」、「I Love Paris」。
畳み掛けていくような3人の演奏に熱気が帯びる。
そしてオリジナルに戻り、「マトリョーシカ」を演奏。
この曲はGYPSY VAGABONZの新たな境地です。
演奏すればするほど熟成されていきます。
さて、終盤に差し掛かります。
定番、「Gift」。
オリジナル曲、「Welcome To My House」。
浜脇さんの茶目っ気たっぷりのフレーズに、思わずメンバーからも笑いが。
ここでHIDEKOさんが笛を忘れたということで、荷物まで取りに行くために急遽ジャンゴのインスト曲、「Douce Ambience」。
HIDEKOさんも途中からフルートで参戦。
ここでオリジナル、「Boom Boo」でかっ飛ばす。
最後は晴れやかに「Shine」を演奏。
浜脇さんが両足で刻むリズムもしっかり見届けました(笑)
アンコールに応えて、「After You've Gone」で、この日のライブ終了。


今回ワンマン・ライブであったので、ゆっくりした時間の中、ライブを楽しむことができた。
大西さんと浜脇さんのフレーズの違いも楽しい。
あんなにソロを弾いていても個性があるんだよね。
そこにサーヤのベース、HIDEKOさんのフルートが絡む。
バンドのリズムの切れ味にも磨きがかかったよう。
大西さんのあのアプローチ、「出たぞっ!」って感じ。
(これは自分の中で留めておきます)
オリジナル、カバー曲共にアレンジがまた変わってきた。
楽曲も多彩で、濃淡取り揃えて、画材も豊か。
半年近く観に来ないと、取り残されちゃう(笑)
カバーも日本語に訳したりと、お客さんに是非聴いてもらいたいという気持ちが伝わってくる。
そしてHIDEKOさんの曲中のパフォーマンスにどんどんのせられていく。
フルートのフレーズも随所に彩りを添えていく。
(この日は非常に印象的でした)
バンドとしてメンバーごとにアイデアを繰り出している様がライブを見ていて垣間見れる。
そして、みんなで楽曲を作っているそうで、これから次々とオリジナルが披露されていくとのこと。
このバンド、やはり只者ではないね。
どんなクリエイター集団になるのか。
これからも楽しみです。


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GYPSY VAGABONZ
Hideko(Vo, Flute)大西孝旺(G)
林さやか(B)
浜脇コウヘイ(G)


Hideko(Vo, Flute)


大西孝旺(G)


林さやか(B)


浜脇コウヘイ(G)




今回のテーマ。「繋がり」です(_●_)
















サーヤのソロ!


二人はいつも触発されてます。




浜脇さんのプレイに二人が笑っちゃってる。


なかなか撮れなかったサーヤの笑顔。



BOSTON DREAMSは明るいので、HIDEKOさんのパフォーマンスを!






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