<沢登秀信、松島英生 Live at 鶯谷 What's Up>

沢登秀信(Vo, G)
松島英生(Vo, G)

2009.02.13.(金) 沢登秀信、松島英生 Live at 鶯谷 What's Up

(長い付き合いなので、沢登氏を「ヒデさん」として書いてます)
今年最初のWhat's Upでのライブであります。

お店に着くと、ギターの音と歌声...
この日は対バンがいました。(不覚です)
ヒデさんから「始まったばかりだから」と聞き、そそくさと飲み物を注文して席へ。
意気の良い歌声にギターが鳴り響いている。

歌っているのは、松島英生さん。
「こりゃぁ楽しんじゃおぅ」と一番前の席だ。
(みんな後ろに陣取ってるんだから、ラッキー!)
歌は「運命」。
スケールのデカイ歌い方。
畳み掛けるように言葉を発しながら惹き付ける。
背の高い人がスタンディングしている光景はWhat's Upでは初めて。
そしてYAMAHAの12弦ギターに6弦張っている。
だから一段とでかく感じる。
「ネックの太さの相性が良いのかな」などと考えているうちに、2曲目が始まる。
次にゆったりと、「Shiny days」を披露。
そして、「今日の果てに」。
思い返して次に進む決意を書きなぐるように綴った歌詞が響く。
ここでボブ・ディランのカバーで、「Don't think twice,It's all right」を日本語で披露。
今までで一番ディランのイメージに近い形で日本語で歌ってくれました。
(元の歌詞わかんないけれど...)
続けざまに「導火線に火をつける」。
松島さんが自分に語りかけながら歌っていくんだけれど、それが我が身に思えて来てしまう。
最後に「あれでもない、これでもない」を披露して終了。

気持ちで歌っていくミュージシャン、また見つけちゃった。
巷の綺麗事で取り繕った歌を聴くのに飽きたあなた。
晴れやかな気持ちになれるよ。

松島さんは366日ぶっ通しのライブの最中だそうです。
名前を目にしたら足を運んでみてください。


さぁ、21時からヒデさんのライブのスタートです。
まずはカバー曲から、「Cotton Fields」、「Heart Of Gold」を披露。
馴染んできたところで、「お茶をのまんけ」、「春の散文」、「5月28日の歌」、「ライラック」。
また、アレンジが変わっています。
「ストロークでこうも印象が変わるんだぁ」と。
こんなこと考えていると、そして私に向かって「研究しているね」と(笑)
だからなのか、あえて曲名を言わずにどんどん進む。
そして早くも汗が吹き出ている。
気合いが入っています。
さぁ、ここでお客さんから事前にリクエストをもらっていたのでサイモン&ガーファンクル特集です。
「Cecilia」、「America」、「Mrs. Robinson」を披露。
どんどんお客さんと会話をしながら進めていく。
ここでオリジナルに戻り、「座禅草の歌」をみんなで歌う。
続けざまに、「ベル」、そして「アメリカの日本人」。
ふるさとを想う歌からエイズをテーマにした歌、そしてアメリカに居る日本人の歌へ。
この情景の落差には参ります。
ここで久しぶりにシャンソン、「バルバリ・バルバラ」。
次に「ちょっと肩の力を抜きましょうか」と、サイモン&ガーファンクル特集です。
「April Come She Will」、「I Am A Rock」。
「The Boxer」でみんなで合唱。
ここでオリジナルに戻ります。
久しぶりに披露した「貧しき人々」、そして「犬」、「ふた」、「東京パラノイア」、。
お客さんが全然疲れないことにたじたじなヒデさん。
ここでカバー、「Country Road」でまた手拍子&合唱。
さぁ、終盤です。
定番、「やまなしへ帰れし」を歌い、激しく「心意気」で揺らす。
最後にみんなで一緒に「花」を歌い、この日のライブは終了。

終わってみると140分ぶっ通し!!全24曲です!!!
歌詞カード一切なし。
ヒデノビズム全開でした。
これだからWhat's Upのライブは止められない。
でも、そろそろ違うライブハウスでも聴かなきゃなぁと思うんですけどね...


沢登秀信氏のHPはこちら (歌詞、試聴はこちらから ⇒
松島英生氏のHPはこちら
What's UpのHPはこちら


松島英生(G, Vo)



ハープは2段!!


12弦ギターに6弦張って弾く。



沢登秀信(G, Vo)










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