<THE TRAVELLERS Live at 横浜 THUMBS UP>


ゲスト: 武嶋 聡(Ts)、末房 央(Dr)、Satoshi(DJ)


THE TRAVELLERS
武田圭治(B)、武田真治(Ts)、石原顕三郎(Vo, G)
ゲスト:末房 央(Dr)、武嶋 聡(Ts)

2008.11.21.(金) THE TRAVELLERS Live at 横浜 THUMBS UP
ゲスト:末房 央(Dr)、武嶋 聡(Ts)

この日はお誘いを受けて、まだ観たことのないThe Travellersを観るために横浜 THUMBS UPへ。
3月にも誘われていたんだけど行けなかったし。

食事も済ませた後、時間です。
前の中央の席が空いた状態。
でも他の席は全部埋まっているんだ。
何とも引っ込み思案なお客さん。
女性率も高いし、私のように年齢の高いお客さんは後ろの席から埋まっちゃう...まぁいいか。


この日は2部構成。
オリジナルメンバー+ドラムの末房 央さんの構成で、妖しい雰囲気のサウンド、「Ratcher」から始まる。
続けてどんどん出るわ出るわ、ジャンプ、ジャイブ、ジャングルなスウィング。
あまり詳しくないけれど、生でBAN BAN BAZARやMOONEY & His Lucky Rhythm、Little Jive Boys、ヤング☆ナッツ、JOE JACKSONを聴いた事あるから、ジャンルは何となく(笑)
「Is You Is, Or Is You Ain't Ma Baby」、「Just A Gigolo」、「Stompin' At The Corona」等を披露。
オリジナルは「Let Me Jump」を演奏。
このタイム感は心地よいよ。
途中でゲストのサックス、武嶋さんが入る。
二つの管の音色、フレーズが違っていて、そそられてくる。

2ndステージではもっと際どさを演出する。
「Let the Good Time Roll」、「Night Train」、「Sweet Sue, Just You」、「That Mellow Saxophone」、「Jump, Jive, An'Wall」等、ご機嫌なカバーを演奏してくれた。
オリジナルでは「Kiss Me Baby」を披露。
お客さんは気の向くまま手拍子、歓声で応戦。
アンコールでは、「Five Guys Named Moe」ともう一曲(酔いどれスウィングな曲)を演奏して、この日のライブは終了。


武田真治さんのサックスは”ブッ”と太い音で下から吹き上げてくる男っぽい音。
ゲストの武嶋さんのサックスは枯れた音。
上のほうからメロディアスに吹いている。
二つの個性のぶつかり合いは存分に楽しませてくれましたよ。
そして、石原さんのギターがまくし立てるようにがなり立ててくる。
これがエグイッ。
石原さんのタイム感は大好きですね。
MCも営業トークのようでお客さんは気楽に楽しんじゃってる。
武田圭治さんのベースは縁の下の力持ち。
末房さんのドラムは、オールド・ジャズの味そのもの。
シンバルの叩き方、ハットの刻み方なんて最高だね。

アメリカのグッドタイムミュージックの正統派って感触。
今まで味わったことなかった。
ジャンプなんて生で味わうことがなかったからね。
女性率が多くて、コール&レスポンスは男性陣が頑張ってましたよ。


一番新しいアルバムを購入したので聴いてみると、オリジナルの楽曲が入っている。
私はこちらの方が妖しげで際どくてフレーズや音の出し方も個性的だと思う。
オリジナル曲でどんどん勝負してもらいたい。
是非是非!!


THE TRAVELLERSのHPはこちら ⇒ 
THUMBS UPのHPはこちら ⇒ 


THE TRAVELLERS
武田圭治(B)、武田真治(Ts)、石原顕三郎(Vo, G)
ゲスト:末房 央(Dr)、武嶋 聡(Ts)

石原顕三郎(Vo, G)


(左から)武田真治(Ts)、ゲスト:武嶋 聡(Ts)


石原顕三郎(Vo, G)&ゲスト:末房 央(Dr)


武田真治(Ts)


ゲスト:武嶋 聡(Ts)




武田圭治(B)


(左から)武田真治(Ts)、ゲスト:武嶋 聡(Ts)








武田圭治(B)


ゲスト:末房 央(Dr)






音蔵ライブレポートのトップページへ

音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。

Copyright(c) 1998- negura All rights reserved