<LILIES、HEBIICHIGO Live at 横浜 Ocean>

LILIES
(左から)NAOMI(Vo)、MAYUMI(Vo)
 

HEBIICHIGO
じゅんちゃん(Vo, G)、まっちゃん(G, Cho)、
くにちゃん(Dr, Cho)、こうちゃん(B, Cho)、
さかもっちゃん(Key, Cho)


2008.6.29.(日) LILIES、HEBIICHIGO Live at 横浜 Ocean

LILIESのライブは、ここまで2回はワンマンライブ。
今回は対バン形式とあって、行ってまいりました。
この日は雨。
昔住んでいた所から一駅だなぁなんて考えて車を走らせたけれど、十年前と違う道ができてました。
月日が経つのは早いもんだな。
で、駐車場が一杯で駅前をぐるぐる...安めの駐車場に入れる。
会場30分前ぐらいに行ったのだけれど、既にお客さんが...
知り合いのお客さんと傘差して待つ。
(遠方から足を運ぶんですから気合い入ってます)

さて、会場入りするとすぐに席が埋まる。
全員の注文が済んだ頃にライブの始まりです。


この日は2組2ステージを交互に行なったのですが、レポではミュージシャンごとで綴ります。

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まずはHEBIICHIGO。
HEBIICHIGOは懐かしい音楽をコピーするバンドです。
1stステージが始まる前に「GETTIN' IN THE MOOD」が流れる。
その高揚感と共に始まりました。
まず「スカイ・ハイ」から。
「難しい選曲じゃないか」と思っていましたが、出るんだよね、歌声。
お客さんみんなで歓声、手拍子で応える。
場が馴染んだところで、「雨を見たかい」、「スタンド・バイ・ミー」、「ワンダフル・トゥナイト」と続く。
知っている人は一緒に口ずさみながら盛り上がってました。
MCもお客さんと会話しながら惹きつけてゆく。
ここでビートルズ・ナンバーです。
「バースデイ」、「ゲット・バック」、「ヘイ・ジュード」と続けて披露。
お客さんはその世代の方々ですから、大合唱。
(私もです[ちょっと後かな])
ということで、1stステージは洋楽の選曲でした。

2ndステージは邦楽で攻めます。
「がらがらへびがやってくる」のBGMと共にミュージシャンがステージへ。
「何も言えなくて 夏」、「心の旅」と胸キュンな楽曲を披露。
ここでお題を踏まえてメンバー紹介。
そして「銃爪」。
これはやられたね。
じゅんさんの歌声一発とカッチョいい演奏でした。
その後、「夏の終わり」、「フォルテシモ」と続き、「雨上がりの夜空に」では高校時代に戻ったように一緒に歌っちゃった。
アンコールに「ストリッパー」で終了。


「自分も昔コピーバンドをかじっていたんだなぁ」なんて感じながら観ていた。
でも当時は自分の好きな曲しか演らなかったな(POPな頃の四人囃子にスタ☆レビ、JOE JACKSONだからね)。
みんなが知らない曲ばかり(笑)
なんたって叫べないし、あんな高い声出ないし。

でね。
時代の音楽を生演奏で聴くっていうのもいいもんだなぁ、と。
個人的にはやはり前に進んでいるものを追い求めているから、コピーバンドは自分から足を運ばないけれど、みんなで盛り上がれるってことも良いものだなぁと感じました。
(その場にいれば率先して盛り上がっちゃうんだけれどね)

バンドHEBIICHIGOの「いいなぁ」と思ったところは、皆がコーラスをとるところ。
曲ごとにメンバーに割り当てられていて、これが気持ち良い。
だから一体感が生まれて、聴いているお客さんも盛り上がれるんだ。
やっぱり歌心ないとお客さんしらけちゃうから。
それとじゅんさんの叫びは最高。
「銃爪」はやられました(笑)

ライブ終了後、 ボーカルのじゅんさんと話せました。
オリジナルをしたためているとのこと。
是非演って欲しいね。
独自の世界を切り開いて欲しいよ。


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さて、LILIESのステージです。
まず1stステージは、「あの空を守りたい」から。
じとじとしていた梅雨を吹き飛ばすような爽やかな曲で始まりました。
そして新アレンジの「KARINGA」を披露。
すっきりした感じに仕上がってました。
次にアイドル時代のシングル曲、「ちょっと香港タウン」。
客席から「おぉっ」の歓声と手拍子。
当時のディスコ調のサウンドに香港に誘われる歌詞。
今でも香港の宣伝に使って欲しいぐらいだね。
そして新曲「kimiwa...」。
ほとんどをコーラスで!!こりゃぁ凄いよ!
歌詞も相手を見守る気持ちが綴られた曲で、二人のコーラスが暖かく包み込む。
ここでMC。
NAOMIさんがボケを続けて、客席笑いの渦(笑)
MAYUMIさんはこの日はしとやかに。
そしてアイドル時代の曲、「初恋にさよなら」。
これは私をj含めて当時からのファンにとっては涙もの。
当時の友人や部屋の情景が脳裏に浮かんでしまうほど。
そして1stステージ最後に「いじわる時計」を披露。


さて2ndステージです。
衣装も変え、よりシックに。(写真はボケていてすみません)
まず、梅雨時ということで、「雨だれ」から。
コーラスまで入ったLILIESならではの演出に、カバー曲ですが痺れちゃいました。
ここでお客さんからおひねりが...乙ですな(笑)
そして「甘い予感」。
これは初めて聴きます。
夢心地になったよう。
次に新アレンジの「DRAGON」。
バンド・アレンジな仕上がりになってました。
そしてオリジナル曲、「ディジー」。
この曲はお二人の人生の過去への想いから未来への主張が入っている。
その歌に自分の気持ちと重ねて共鳴するんだ。
続けて新曲、「この星の記憶」。
新生LILIESでのテーマが引き継がれている。
「生」、「命」、「思いやり」、「いたわり」、「感謝」、そして「勇気」。
アイドル時代の定番、「好きよキャプテン」。
最後にアイドル時代のライブで最後に歌っていた曲、「菩提樹の丘」を爽やかな歌声で。
初めて聴きましたが、清しい想いを寄せる歌でした。
アンコールに最近のライブで定番、「太陽がいっぱい」を歌い上げてこの日のライブは終了。


シンガーソングライターとなったLILIES。
(何度でも言います)
お二人のオリジナルの世界は他ではなかなか出会えないよ。
包み込むようなコーラスはライブを観るたびに細やかさが増している。
そして肩が触れ合う距離で歌う立ち振る舞いを観るとゾクッとするんだ。
先日TV放送で出演された映像を観ても明らか。
一人一人映しても、もう一人の肩がフレームに入っちゃうんだ。
そしてお客さん全員に視線を配る心遣い。
これはそう簡単にできるもんじゃないよ。
ライブではMC等で二人の個性も伺えて楽しい。
新アレンジにも新たな活動の予感が垣間見えて、これからの活動&チャレンジがまた楽しみです。


それから、ライブハウス オーシャンさん。
飲み代の支払いすっかり忘れていた...
3日後に思い起こす自分。
5日後の支払いになってしまってスミマセンでした(_●_)
(5日間無銭飲食者でした)


P.S.今度はイベントでの姿も観てみたいな。
  (って書くと実現するかなぁ...)

LILIESのHPはこちら(7月下旬 正式公開予定です)
HEBIICHIGOのHPはこちら
LIVEHOUSE OCEANのHPはこちら

 

HEBIICHIGO
じゅんちゃん(Vo, G)、まっちゃん(G, Cho)、
くにちゃん(Dr, Cho)、こうちゃん(B, Cho)、
さかもっちゃん(Key, Cho)















LILIES
(左から)NAOMI(Vo)、MAYUMI(Vo)



熱唱!!


お客さんに投げかける視線!!




MCで...何やったの?




LILIESは肩がフレンチキスするぐらい近いんだな


2ndステージの衣装。またボケちゃった(_●_)


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