ＶＥＮＮちゃんのパフォーマンスはずっと観ているんだけれど、ヤング☆ナッツは本当に久しぶり。
（というか、もう記憶がなかった．．．）
ＨＰでも本人からもヤング☆ナッツは活動していないと聞いていたから、たまたま見つけたアルバム「しまうまのうた」を聴くことぐらいしか出来なかった。

そこに、mixiでマイミクになった時に「ヤング☆ナッツでライブがあるので是非！」とコメントが。
それがお店の関係で流れたのが今年の３月。
「巡り合わせが悪いのかなぁ」と思っていたところ、この日のライブの告知。
ということで行って参りました。

場所は高円寺 MOON STOMP。
実はMOON STOMPはお初のライブハウスです。
（いつも通り過ぎてました）
お店に入って、VENNちゃんに挨拶し、最初は控えめにとカウンターへ。

しばらくすると、来るわ来るわ女性のお客さん。
いつもと男女比率、年齢層と違うので、「カウンターでよかった」と胸をなでおろす。
VENNちゃんと少しお話し、少しした後、大入り満員でライブのスタートです。


この日は２部構成。
（ほとんど曲名を伝えなかったので、場の雰囲気を中心に書きます）
演奏が始まったが、途中で演奏を止めて、お客さんにカウントを取ってもらって始まる。
軽快なリズムにお客さんの場の雰囲気を感じつつどんどん盛り上げていく。
そして「Hit That Jive Jack」で、ヤング☆ナッツのパフォーマンス。

スタンダードでは、「世紀の楽団」、「月光値千金」、「私の青空」、「明るい表通りで」や「僕はアマチュアカメラマン」等披露。
そしてオリジナル曲は新曲も取り揃え、笑いのツボをしこたま仕掛けてあります。
楽しませ方が新鮮でパフォーマンスでどんどん攻めあがる。
とは言いつつ、演奏は小気味良い演奏で場に熱が帯びていき、お客さんは合唱、手拍子、笑いに絶えない。

それから、メンバー紹介ではヤング☆ナッツ 1/4であるくどうさんの紹介もキッチリする。
（ヤング☆ナッツは本来４人組。沖縄でのフルメンバーのライブを行なうようです）
テーマがあれば、その場の雰囲気でどんどん楽しませてくれるライブ形態。
MCをしながら、その日のテーマができていく。
お客さんがライブに参加すればするほど、上昇気流ができるし、しなければ攻め立てていく。

アンコールでは、「くつくつ」、「りんごの樹の下でまた会いましょう」を演奏。
そしてアフターライブと称して、MCの中で話題となっていた八代亜紀の歌をこしいしさんが歌って、この日のライブは終了。


ヤング☆ナッツ 3/4のステージはジャグバンドの形態を取っているとはいえ、パフォーマンスにその血を継承しつつ、ジャイブ、スウィングのオンパレード。
MCはマッタリしているけれど、聞き逃していると楽しむツボを味わえなくなっちゃう。
MC、そして曲の始まり、曲の中、曲の終わり、ライブの流れの中で、楽しませるツボを散りばめている。
これは他のバンドにはなかった楽しませ方。
カバー曲はジャグバンドではスタンダードになっている曲だけれど、楽しませ方のツボが違う。
お客さんはこの瞬間を味わいたいから、ライブに足を運ぶんだね。


一度味わったら癖になる音楽パフォーマンス集団、ヤング☆ナッツ。
みんなでライブに行ってどんどんいじっちゃおう。
そして近々アルバムも出来上がるとのこと。
これからも目が離せない。


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