里見紀子、井上ゆかり、香川裕史 Live at 代々木 NARU

2007,08.03.(金) 里見紀子、井上ゆかり、香川裕史 Live at 代々木 NARU

梅雨も明けて、涼しく聴きたくなるJAZZ。
ということで涼しげな演奏を期待できる里見さん、井上さんとのライブに行ってきました。
そして、井上ゆかりさんは4月にアルバムをリリースしていて、レコード屋さんで見つけたのですが、本人から購入しようという思いもあったので、絶好の機会。
スタートが19:15なんで会社を定時きっかりに切り上げて急いで代々木へ。

お店に入って合い席に座った。
里見さんの真ん前、そして井上さんの鍵盤を弾く姿が見えるという席(ラッキー)。

入って里見さんに挨拶をして飲み物が届くとスタートです。
今回ベースの香川さんとは3人では初共演。

この日は3ステージ。
夏らしい曲を中心に構成。

1stステージでは夏らしいスタンダード曲「Triste」、「Summer Night」、「I'll Remermber April」、 2ndステージでは 「Insensatez(How insensitive)」、「Afternoon In Paris」、「Armando's Rhumba」等を披露。
3rdステージでは六角幸生を迎えて2曲(「Take My Love」、「On The Sunny Side Of The Street」)、「oblivion」、最後に「Ladies In Mercedes 」と全体的にゆったりした曲構成でした。

最近ジャズバイオリニストの演奏がメディアで聴くことがあるが、里見さんの演奏はヴァイオリンの艶っぽさを消さないで演奏してくれる。
スタンダードナンバーでも水彩画のような涼しげな演奏ではなく、もう少し陰影をつけて鮮やかに描くような感じ。
井上さんのピアノはその響きが独特。
リズムの落としどころ(?)や強弱のつけ方など、しかっりスタイルがあるんだよね。
ある意味やんちゃ(笑)。
鍵盤を弾く手はやはり小さいんだけど、こんなに軽やかに演奏してくれるんだ。
香川さんは歌いながらベースを弾く方で、歌にベースの音が呼応する。
いろいろとやんちゃな二人をしっかりサポートしてくれました。

ライブが終わって、井上さんのニューアルバム「Hands On Universe」を自身から購入。
井上さんとしばしアルバムのこと、ライブのことなど談笑。
帰り際に里見さんと立ち話。
アルバムが今年できるかなって感じだそうな。
そしてオリジナルに意欲が沸いているとのこと。
これからも目が離せない二人です。

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