<藤縄てつや Live at パラダイス・ロード>


藤縄てつや(Vo,G)

2007.6.17.(日) 藤縄てつや Live at パラダイス・ロード

mixiでチェックしていたら、藤縄てつやさん(以下、てっちゃん)がまた北浦和に来ることが判明。
「ワンマンまだ観ていないなぁ」ということで、北浦和Swing Festival Vol.2参加ミュージシャン御礼参り第2弾!
行ってきました。

お店に入って挨拶。
Swing Festival以来に来たもので、良かったねぇとちょっとばかり談笑。
そんな中、てっちゃんはギターを爪弾いてる。
もう本当に好きなんだなぁ、ギター。
なんてったって、始まるまでお客さんと話すときも片時も離れないようにほとんどギター抱えている。

ライブが始まる。
男ばかりのお客さんに「今日はやけくそのライブです」ってなこと言って笑いをとってドブロの音が響く、 「My Blues Heaven」 。
そして軽快なラグタイムやブルース。
粒立ちの良い音。ギター弾きにはたまらないくらいテクニックの応酬。
「ドブロってこんなにきれいな音だったかなぁ」って思うぐらいすっきりした音で弾いてくれました。
「このままではいけない」と繰り出すは、「僕は特急の機関士で」をてっちゃんのアレンジで披露。
これが疾走感と途中のギターを隅々まで使った演奏とてっちゃんの歌。
みんなで「東京 京都 オーサカ」 と合唱。
「私の青空」を日本語と英語で披露。
曲調もどんどん変わる。
そしてアコースティックギターに持ち替えて、女性がいたらウットリするぐらい甘い感じで「Blue Moon」をしっとりと披露。
でも、まだ男性のみでした(笑)。
そして「くだらない夜」で女性客が来たところで一部終了(ハハッ)。

そして二部。
女性客も増え、気持ち明るい口調で始まりました。
スイッチが入ったように語りも絶好調。
昭和歌謡、ブルース、ジャズのナンバーを披露。
オリジナル曲も小気味の良いリズム&ブルース、「思い通りにならない」を披露。
曲中、洋楽・邦楽頭の中でカバー曲も散りばめるサービス。
最後は「暦の家」をしっとりと披露。
アンコールでは、何とJIMI HENDRIXの「HOXY LADY」を思わぬ曲と交えて披露。
笑いと拍手の渦の中、ライブは終了。

てっちゃんは、なにわの笑いの魂と、繊細な性格から放つギター、そして歌。
ギターは弾いたことある人ならうっとりするぐらいいろんな技を披露。
昭和歌謡、フォークからスウィング、ブルース、ロックまで、カバー曲でも何度もこねくり回した粘土のようにアレンジ。
語りでは、替え歌や最近の出来事を笑いとギターで楽しませてくれる。
私にとって満腹な夜でした。

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