<TSUKUBA ROOTS MUSIC JAMBOREE Vol.02>

鬼頭つぐる、ホワイト&ぶるー、ナオシ☆フーチー、赤毛のマディーズ

鬼頭つぐる、ホワイト&ぶるー、ナオシ☆フーチー、赤毛のマディーズ


2007.6.9.(土) TSUKUBA ROOTS MUSIC JAMBOREE Vol.02 Live at EASTofEDEN
鬼頭つぐる、ホワイト&ぶるー、ナオシ☆フーチー、赤毛のマディーズ

北浦和西口音楽祭「みんなでSwing Festival Vol.2」でスタッフしていて、あんまり観れなかったのね。
それを取り戻すべく向かいましたよ、つくば市「EASTofEDEN」 。
高速には乗らずに走りましたよ国道16号。
2時間半かけて着きました。

この日は赤毛のマディーズ企画、鬼頭つぐる 3rdアルバム発売記念 茨城ツアー、「TSUKUBA ROOTS MUSIC JAMBOREE Vol.2」。
お店を覗くと鬼頭さんやマディーズのちくわさんが口ぽかーん。
「びっくりしたよ」ってね。
こちらは旅行気分でハイになっちゃってるし。

お店に入ると丁度リハが終わるころでした。
オムレツを食してライブを待つ。

まずは「赤毛のマディーズ」登場!
6月9日は「ロックの日」。
ホワイト&ブルーのZeal金子さんをゲストに迎えての3人編成。
(既に正式メンバー?)
まず、「あこがれの場所」でみんなで「ウーッ」と楽しんでいると、ちくわさんは既に汗かき状態。
そしてわたしのお気に入り、「スウィングしなきゃ」が始まる。
この振れ幅は今までなかった感じのスウィング具合。これがよさげなのです。
「ヘイさニューオリンズ」よりカーギー参入!サビをみんなで合唱だ。
「きっとうまくいくさ」で場をゆっくり暖めてくれました。
ゆったりと楽しませてくれる「赤毛のマディーズ」。
ブーンとくるリトル・ドミーさんのベースにちくわさんの伸びーる歌声、軽やかなバンジョー。
重心が低めの他のバンドと一線を画すサウンド。これからも見逃せないぞ。


一呼吸おいて次にお出ましは、「ナオシ☆フーチー」さん。
いきなりドブロで「CROSSROAD BLUES」が流れる。
力の入れ具合からして気合いが入った演奏だ。
「Baby, You Gotta Change Your Mind」、そして 「貧しい男が生きるには」を披露。
ゆったりとした男の「泣き」を感じさせる演奏にグッときましたよ。
「At The Hop」でカーギー&Zeal金子登場。
最後はガッツりロックで聴かせてくれました。
ステージの後、少し話すことができた。
誰とも仲良くしてくれる、親しみやすい人柄。
この地へ越してきて、数年前よりステージに上がり始めたとのこと。
また良きミュージシャンに出会えてしまった。


そして茨城初見参!鍵屋鍵助一座、座長率いる「ホワイト&ぶるー」。
まずホワイト三浦さんのウクレレに乗せてカーギーの笑いの序章の後、茨城ご当地での「納豆 in LOVE」、そして「二番街の情事」から始まる。
ホワイト三浦さんとZeal金子さんのコーラスが甘くてまたたまらない。
みんなでコーラスしたくなるんだよ。
前2組が場を暖めてくれたことで、いきなりコール&レスポンスだ。
一気にお客さんの心を鷲掴み!
お客さんのノリの良さに鍵屋鍵助一座の座長はいつもの倍のテンションだ。(いいぞ!)
そして「どすこいブギー」。
すこぶる気持ちよく響くア・カペラからブギーが始まるとテンポぴったしの手拍子にどでかいコール&レスポンス。
そして赤毛のマディーズのリトル・ドミーさんを迎えて、ホワぶるのイカしたナンバー「恋の国道16号」を披露。
リトル・ドミーさんベースが入るとアメ車で走っているような気分だ。
そして最後に定番中の定番「バベロンの酒」をみんなで熱唱。
人生で背負ったサガを愛情がある表現で紡いでいる歌。
座長!これからもよろしくです。


さぁ、この日のトリをとるのは鍵屋鍵助一座の看板役者、鬼頭つぐるさん。
ホワぶるの空気を取り込みながらじっくり聴かせる「扉の向こう」から始まった。
カッコいいよなぁ。
「スィート・スゥ」を鬼頭さんのロックテイストで甘い香りで歌い上げる。
「川を越えてゆこうよ」、「手紙でも書こう」で、ステージから爽やかな色に染める。
静かな曲が続いたので、アップテンポの「悩みがないのはおいらの悩み」では、うずうずしていたお客さんは初っ端から手拍子。
鬼頭さんのカズーにどんどん持ち上げられていく。
(なんてったて、日本一のカズー吹きだからね)
勢いを止めずに、「It Don't Mean a Thing」だ。
なにせ鬼頭さんの超高速テンポ。
大抵崩れてしまうのだが、この日のお客さんは手拍子のテンポを崩さない。(これは気持ちいい!!)
ここでニューアルバムからの曲を続けて演奏。
「気の持ちようさ」、「撫子の花」では、包み込むように歌う。
「六辻水辺公園」は鬼頭さんの新境地です(歌詞の内容は別として、一度確認のために行ってみたくなります)。
さぁ、ここから後半戦。佳境に入ります。
ホワぶるのZeal金子さん参入。
「ちゃらんぽらんでへっちゃら」ではみんなで大合唱。
(Zealさんのウォッシュボードはロックが似合う!)
続いて座長カーギーも参入して、「Singer? Driver?」、「MONKEY STOMPIN'」と立て続けにメーター振り切れっぱなし。
みんなビートにのせて足で床を鳴らし、頭揺らし、手拍子、歓声入り乱れてノリまくりだ。
カーギーのハープがひと際高揚させてくれた。
そしてニューアルバムのタイトル曲「I SING MY SOUL」、最高のロックで締める。
アンコールは出演者全員がステージに上がり「すべてはBe Alright」を演奏。
鍵屋鍵助一座メンバーがゴスペルに仕立て上げてくれました。
最後に「また会おう」でじっくり歌い倒してこの日のライブは終了。


鬼頭さんはこれから一ヶ月西日本のロードに出る。
そのスタートとして鍵屋鍵助一座が看板役者へ最高の餞を演出したライブでした。

是非ライブに足を運んでくれ。
帰り際にちょこっと話して握手。
いつもこの握力に、「あの音を出すには握力も必要だな」なんて思うんだ。
爪弾いた音が太いんだ。
そして懐の深い歌声。
等身大で、日本一男っぽいシンガーだよ。

帰りにはVIP待遇。
鍵屋鍵助一座に送られてEASTofEDENを後にしました(THANKSです)。
最高に暖かいぜ!!鍵屋鍵助一座。
帰りも国道16号でアメ車でなく、大雨に見舞われながら帰ったとさ。
めでたしめでたし。

鬼頭つぐる氏のHPはこちら ⇒ 
カーギーのブログはこちら
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赤毛のマディーズのHPはこちら
EASTofEDENのHPはこちら



赤毛のマディーズ
リトル・ドミー(ウッド・ベース) 、ちくわ(Vo,Banjo)
ゲスト:Zeal金子(ウォッシュボード)



カーギーも参入!!
ナオシ☆フーチー(Vo,G)



Zeal金子、カーギー(ホワイト&ぶるー)が参入!!
ホワイト&ぶるー
ホワイト三浦(ウクレレ)、カーギー(G、Vo)、
Zeal金子(ウォッシュボード)

顔なしがいるぞ!


リトル・ドミー(赤毛のマディーズ) 参入!!
鬼頭つぐる(G、Vo)



Zeal金子、カーギー(ホワイト&ぶるー)が参入!!
この日は八面六臂の大活躍です!


みんなで弾けちゃった!!


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