<Kansas City Band Live at パラダイス・ロード>
Kansas City Band 小林創(P)、下田卓(Vo, Tp)、矢野伸行(B) |
2007.2.11.(日) Kansas City Band Live at パラダイス・ロード
北浦和Swing Festivalに来て以来、パラダイス・ロードにKansas City Bandがやってくるということで、行ってきました。
やっぱり地元で聴けるということは感慨深いものなんですよ。
実はKansas City Bandのワンマン・ライブを観るのはこれが初めて。
気がついてみればFestivalばかりでした。(スミマセン)
ここで汚名返上だ。
お店に入って、マスターにご挨拶。
そして、ガンボを食らって待つ(おいしいよ)。
そして始まりましたよ。1st.ステージ。
この日は3人編成です。
まずは、 「Sweet Georgia Brown」から。
メンバー同士のレスポンスの良い掛け合いがのっけから始まっちゃってます。
のっけから「下田卓イズム」だ。下田さんの日本語にされた歌詞は一聴して頂戴!
そして、「ほったらかしママ」、「モーニング・グローリー」などを披露。
ドラマが次々と展開され、お客さんの笑みが絶えないのである。
しばし、知り合いと歓談の後、2ndステージが始まった。
「26インチ・ブギ」が始まると、場は待ち焦がれていたようにみんなで体を揺すって力強い手拍子で応戦です。
軽やかな「立ち飲みラグ」、「モイスチャー・ガール・ブルース」。自然とお客さんからレスポンスが。
私は最近、「モイスチャー・ガール・ブルース」が心に沁みちゃってます。
その後も「雨雲の向こう側」等を披露。
唸る矢野さんのベース、そこかしこにツボの入った小林さんのピアノ、そして艶やかな下田さんのトランペットにハスキーな歌声が続く。
最後に「Knock Out Baby」を演奏。
アンコールの拍手に応えて、「なんていい話」でこの日の終了。
と、思っていたら、間際に駆けつけて最後しか聴けなかったお客さんにおまけの2曲を演奏するという、懐暖かい状況にお客さんもニンマリ。
お客さんがホクホクしながらの終了となりました。
Kansas City Bandは何とも個性的なメンバーの集まりです。
租借の仕方が違いますね。
ブギ、ジャイブ、ブルースをストンと落としてくれるタイム感、このバンドでないと味わえない。
私は下田卓さんの人のサガを捉えた歌詞に惚れこんでしまいました。
「一曲人生劇場」が詰まっている。
カバー曲の日本語歌詞だって忠実訳詩でなく、「下田卓イズム」。
これを「グッドタイム・ミュージック」にて日本語で聴けるんですから、最高でしょ!!
音で楽しませる術を熟知している歌心あるメンバー揃い踏みのバンドは なかなかないですよ。
初めて観る人は「こりゃぁ凄いぜ!」、知っている人は「これ、好きなんだよなぁ」とお客さんから言葉が出てくるんだ。
巷に噂が広がっているKansas City Band、どうぞ乗り遅れないように。
今年の夏前ぐらいにニューアルバムが完成するようです。
新生メンバーでの旬のアルバム、う〜ん、待ち遠しいぞ!!
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小林創(P)、下田卓(Vo, Tp)、矢野伸行(B)
音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
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