<沢登秀信、西広しょうた Live at 稲生座>

沢登秀信


西広しょうた

2006.12.22.(金) 沢登秀信、西広しょうた Live at 稲生座
沢登秀信氏 ゲスト:中尾 正邦(G)、竹内 章人(Vln)、ホリイケイタ(カホーン)、エミ(P)
西広しょうた氏 ゲスト:石岡美保子(P)

この日の組み合わせは私にとってはいい感じでして...

今年に巡り合った西広しょうたさんと、古き良き付き合いの沢登氏。
二人の世界を一日で味わえるということで、稲生座へ。

まず、西広しょうたさん。
この日はゲストとしてピアノの石岡美保子さんが参加。
まず、「冬のにおい」。
この一曲で既に稲生座が「しょうたワールド」に染まる。
なかなかいないんだよね、すっと自分の世界にしてしまうミュージシャンは。
ちょっとした切なさを思い返してしまう、気持ちを共鳴させてくれる。
この曲は秀逸ですね。
次は新曲、「悪魔を追い出せ(?)」、「宝石みたい(?)」、 そして彼の代表曲である「CHAD」を披露。

そして、この日のサポートゲストの石岡さんのオリジナル、「悲しいラブソング(?)」、「IN THE SKY」を披露。
シンプルな歌詞でいて、悲しくとも清しい曲の仕上がり、彼女の新たな可能性を感じられました。
けれどこの世界、誰も背負ってないな。新風ですよ。

そして、西広しょうたさんのオリジナルに戻り、「色のない風景」。
ロックンロールナンバー「出来損ない達のバー」、最後に新曲、「イマジンが聴こえる」で終了。

西広しょうたさんのフィルターを通して見える心象風景の世界。
そして我々凡人には夢の世界のように感じる世界。
ピュアなんだよね。
「しょうたワールド」に浸るのは非常に心地が良い。

ピアノの石岡さんも「しょうたワールド」の良き理解者です。
シンプルだけれどしっかりサポートしておりました。
西広しょうたさんは来年の抱負として、「年間60曲作る」と名言。
来年も楽しみであります。


次に沢登秀信氏。
まず、ソロで「ハレー彗星」、「BELL」を披露。
この日は今年の締めくくりということもあり、リラックスの中に弾けた感じの雰囲気で始まりました。
「ハレー彗星」では、みんなで一緒に歌うことを希望。
秀さん、それは無謀です(笑)。

そして、中尾 正邦(G)、竹内 章人(Vln)、ホリイケイタ(カホーン)と日頃サポートしてくれているミュージシャンをゲストを迎える。
ライブごとにバックのゲストにさまざまなミュージシャンを迎えるのだが、この日の編成は初めてである。
「すみれの歌」、「犬」、「カラーの花」、「さよなら パート2」、「Steamboat Springs」 、そしてカバー曲「イマジン」を披露。
編成が違うと同じ曲でも曲の色合いが変わって、またそれがライブの醍醐味でもあります。

ここでおなじみのお店のエミちゃんも参加して、「春の散文」を披露。

アンコールとして、「やまなしへ帰れし」、「リラの花」を演奏してこの日のライブは終了。

選曲は古い曲を中心に披露した感じです。
その中でも、「カラーの花」、「さよなら パート2」等、最近聴いていなかったナンバーを披露してくれました。
また、一度限りのゲストとしてではなく、何度も交えたサポートミュージシャンが奏でる音であり、今年の締めくくりとしてしっかり堪能させていただきました。
来年も期待しておりますよ。


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西広しょうた(Vo,G)
ゲスト:石岡美保子(P)







沢登秀信(G, Vo)
ゲスト:中尾 正邦(G)、竹内 章人(Vln)、ホリイケイタ(カホーン)、エミ(P)










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